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三木章宛　ペン書　12行　昭38・5・17（消印）　結果的に遺稿となった「松沢百恵先生の犯罪」について、小説現代に相談していたか。「『松沢――』はどんな角度からでも書けるものでしょうけど結局あの材料はもっと長く、男出入りの數々とか、同棲していた二十二才の学生の立場からでも書いた方が面白いという点では中間小説としてのおもしろさは出て来るのでしょうと存じます。短篇の持込みというのは仲々気のさすもので機会がありましたらよろしくお願いいたします」。（発信地）中野区鷺宮（受信地）「小説現代」編集部　#八木書店近代自筆物/３.葉書類　#94号近代文学特輯　code09094　※自筆物につきましては、毎月25日前後に新蒐品を追加しております。PDF形式で御覧になりたい方は https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/10928 を参照ください。