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「大阪大林区署 建築図面 一括」の検索結果
2件

大阪大林区署 建築図面 一括

モズブックス
 大阪府和泉市室堂町
33,000
明治後期頃、12枚一括
明治22年に開庁した大阪大林区署は、国有林や保安林の管理を担う地方行政機関であった。明治30年には、内久宝寺町(現・銅座公園)に庁舎が新築された。

明治36年時点で、大阪大林区署の管轄は京都・和歌山・三重・石川・岐阜に及んでいたが、大正2年には山口・広島・岡山・兵庫を管轄する広島大林区署を統合し、四国・九州を除く西日本全域を所管することとなった。大正15年には大阪営林局へと改組されている。

本品は、内久宝寺町に所在した大阪大林区署庁舎に関する建築図面である。内容は大きく3種に分けられる。

・「大阪大林区署配置図」2枚
・「大阪大林区署庁舎林業課増築図」6枚(平面図・南妻側面図など)
・ 「大阪大林区署附属納屋新築設計図」4枚

以上、計12枚からなるが、いずれも完全な形で揃っているわけではないと見られる。経年に伴うシミやイタミ等あり。

なお、大阪大林区署に林業課が設置されたのは明治33年(林区署事務章程に基づく)であり、また大正4年には庁舎が木造洋館2階建として新築されたため、本図面群は明治33年から大正4年の間に作成されたものと推定される。
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33,000
、明治後期頃 、12枚一括
明治22年に開庁した大阪大林区署は、国有林や保安林の管理を担う地方行政機関であった。明治30年には、内久宝寺町(現・銅座公園)に庁舎が新築された。 明治36年時点で、大阪大林区署の管轄は京都・和歌山・三重・石川・岐阜に及んでいたが、大正2年には山口・広島・岡山・兵庫を管轄する広島大林区署を統合し、四国・九州を除く西日本全域を所管することとなった。大正15年には大阪営林局へと改組されている。 本品は、内久宝寺町に所在した大阪大林区署庁舎に関する建築図面である。内容は大きく3種に分けられる。 ・「大阪大林区署配置図」2枚 ・「大阪大林区署庁舎林業課増築図」6枚(平面図・南妻側面図など) ・ 「大阪大林区署附属納屋新築設計図」4枚 以上、計12枚からなるが、いずれも完全な形で揃っているわけではないと見られる。経年に伴うシミやイタミ等あり。 なお、大阪大林区署に林業課が設置されたのは明治33年(林区署事務章程に基づく)であり、また大正4年には庁舎が木造洋館2階建として新築されたため、本図面群は明治33年から大正4年の間に作成されたものと推定される。

日原小林区署庁舎 建築図面一括 (12枚)

モズブックス
 大阪府和泉市室堂町
88,000
明治43年、一式
島根県鹿足郡日原町(現在の津和野町)にかつて存在した、日原小林区署庁舎に関する建築図面である。

この庁舎は、明治43年2月に日原町枕瀬に新築されたもので、『目で見る石見の100年』(郷土出版社、1999年)には竣工式の写真が掲載されており、本資料と一致する建物であることが確認できる。庁舎は昭和39年まで使用されたという。

この地域の国有林は、明治19年より島根県によって林区制度のもとで管理されていたが、明治22年に広島大林区の管轄へ移り、のちに津和野小林区署と改称。明治42年4月に日原へ移転し、翌年に新庁舎が竣工した。明治43年当時の日原小林区署は、大阪大林区署の管轄下にあった。

なお、庁舎に先立ち、日原小林区署直営の製材所が設けられ、明治42年に操業を開始した。当時の記録によれば、秋田・九州に次ぐ規模で、中国地方では唯一の大規模製材所であったという。管内の国有林から伐採された杉、欅、朴、桜などの木材は、吉賀川の水流を活用してこの地に搬出され、板材や建具材として加工された。

本資料に含まれる図面は以下の通り(各図面の大きさは59×78cm程度、12のみ39×55cm程度)。

1. 日原小林区署庁舎其他及製材所職員官舎境界板塀位置図(縮尺1:120)
2. 庁舎正面姿図(縮尺1:50)
3. 新築庁舎玄関姿図(縮尺1:10)
4. 庁舎断面図・引違唐戸詳細図・引違硝子障子詳細図(各縮尺1:30〜1:10)
5. 庁舎断面図・小屋伏図(各縮尺1:50)
6. 引違窓縦断面図(縮尺1:10)
7. 新築矩設計図(縮尺1:10)
8. 長官舎矩計図(縮尺1:50)
9. 長官舎図
10. 保護区官舎図(切断図、小屋伏図、平面図、矩計図)
11. 庁舎附物置図
12. 掲示場図(縮尺1:20)

なお12「掲示場図」は、1「位置図」での場所が不明であり、庁舎との直接的関連性について確証が持てない。また、本資料が当初作成された全図面の完存を示すかどうかも不明であり、他に遺失・所在不明の図面がある可能性もある。

各図面には一部、余白の破損や欠損が見られるが、図面自体の判読性に大きな支障はなく、全体として良好に保存されてきた資料群といえるだろう。
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88,000
、明治43年 、一式
島根県鹿足郡日原町(現在の津和野町)にかつて存在した、日原小林区署庁舎に関する建築図面である。 この庁舎は、明治43年2月に日原町枕瀬に新築されたもので、『目で見る石見の100年』(郷土出版社、1999年)には竣工式の写真が掲載されており、本資料と一致する建物であることが確認できる。庁舎は昭和39年まで使用されたという。 この地域の国有林は、明治19年より島根県によって林区制度のもとで管理されていたが、明治22年に広島大林区の管轄へ移り、のちに津和野小林区署と改称。明治42年4月に日原へ移転し、翌年に新庁舎が竣工した。明治43年当時の日原小林区署は、大阪大林区署の管轄下にあった。 なお、庁舎に先立ち、日原小林区署直営の製材所が設けられ、明治42年に操業を開始した。当時の記録によれば、秋田・九州に次ぐ規模で、中国地方では唯一の大規模製材所であったという。管内の国有林から伐採された杉、欅、朴、桜などの木材は、吉賀川の水流を活用してこの地に搬出され、板材や建具材として加工された。 本資料に含まれる図面は以下の通り(各図面の大きさは59×78cm程度、12のみ39×55cm程度)。 1. 日原小林区署庁舎其他及製材所職員官舎境界板塀位置図(縮尺1:120) 2. 庁舎正面姿図(縮尺1:50) 3. 新築庁舎玄関姿図(縮尺1:10) 4. 庁舎断面図・引違唐戸詳細図・引違硝子障子詳細図(各縮尺1:30〜1:10) 5. 庁舎断面図・小屋伏図(各縮尺1:50) 6. 引違窓縦断面図(縮尺1:10) 7. 新築矩設計図(縮尺1:10) 8. 長官舎矩計図(縮尺1:50) 9. 長官舎図 10. 保護区官舎図(切断図、小屋伏図、平面図、矩計図) 11. 庁舎附物置図 12. 掲示場図(縮尺1:20) なお12「掲示場図」は、1「位置図」での場所が不明であり、庁舎との直接的関連性について確証が持てない。また、本資料が当初作成された全図面の完存を示すかどうかも不明であり、他に遺失・所在不明の図面がある可能性もある。 各図面には一部、余白の破損や欠損が見られるが、図面自体の判読性に大きな支障はなく、全体として良好に保存されてきた資料群といえるだろう。

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