「大須　御本堂大工帳」の検索結果

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明治25年、縦約37×横約15cm、1冊

表紙に「大須御本堂・・・　明治25年7月」とあり
「・・・」の部分は表面スレで見えにくいですが
「大工帳」のように見えます。
(内容的にも大工帳で違和感は有りません)

表紙の「大須御本堂」、ページに記載のある
「釈迦堂」「仁王門」の名称から
大須観音に関わる帳面と思われます。

日付記載は明治25年7月から明治33年ごろまであり
明治25年3月の火事による消失の後、
本堂や仁王門を再建していることから
その頃の大工帳と思われます。

巻頭から大半のページは日付の他
(例：四円五拾壱銭　久吉　十四人)など
金額、担当者、人数のような記載が続きます。

施工場所名と思われる名称は
「本堂」「釈迦堂」「客殿裏高瓶」「仁王門」

巻末には
「大工」「木挽」「運搬」「雑費」「彫刻」「起工式」
など項目ごとの合計金額のような記載有り。

所々に名前印有り。

※状態D(経年傷み・ヤケ・シミ・汚れ。全体にフチ破れ・朽ち、折れ、破れ、シワ、強いシミ、黒ずみ、表紙にスレ・ハガレ傷など有り。)
※劣化と乾燥でフチがポロポロと朽ちる部分有り。