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小林純一　装画・初山滋、教養社、昭和22、1冊

40P　B5　裏表紙はし、背イタミ

小林純一　装画・初山滋、教養社、昭和22、1冊

40P　B5　「これは、わたしの第二童謡集です。絵本形式にする関係から、重複をいとわず、前著「太鼓が鳴る鳴る」のなかより、絵にしてほしい六篇を、ふたたびえらびました。「太った博士」「のはらで」「ひろったかぎ」「リュックサックよ」「竹屋の店」「雪」が、そうです。篇数がすくないので、変化をつけるため、いろんな傾向の作品をえらび、だいたい季節の順にあみました。戦後の荒廃へ、わすれられた童心をつぎこみたい念願です。童謡は、かならずしも、幼い子どもだけを対象とした藝術ではないので、絵本の約束をやぶつて、漢字まじりにしてみました。そうした、わたしの考えは、初山滋氏の協力で、この本が、よりひろいはんいの読者の鑑賞に供せられるものになつたことを、大きなよろこびとするものです。」（あとがき　より）ヤケ　背少イタミ　裏表紙はしスレ