「山田風太郎草稿」の検索結果

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月の輪書林、九曜書房、なないろ文庫ふしぎ堂、進歩堂、天誠書林、古書いとう、本の散歩同人、1995年1･･･

後書は、古書いとう（初参加）。表紙写真をながめての一文。題して「船上の六人」。古書いとうさんには、後に、『チリ交列伝』（伊藤昭久著／論創社／2001年）の著書がある。
●「表紙の写真は同人が六人になったら使おうと、七色さんが取って置いたものです。人品卑しからぬところは古本屋とは異いますが、六人の男が船に乗っているセピア色の写真です。（中略）本の散歩丸は小船でありますが、六つの舵を持っている船です。波を蹴立てて、六人が一方向を向いて進むということは決してありません。龍宮城、女護ヶ島、鬼ヶ島には一人で出かけることしかできません。六人が六人とも勝手に舵を操作するのですから、動きがとれずただそこに浮き留まることしかできない船です。古本などという訳の分からないものを満載した船はそれでいいではありませんか。舵の六つある怪船「本の散歩丸」皆様にお届けいたします。今回も精一杯積荷を吟味いたしました。沢山のご注文をお待ちしております」（古書いとう）。
●怪奇とユーモア　陰茎人　初カ帯元パラ　東京文芸社　昭和29年　極美　十五万円
●新作探偵小説　新かぐや姫　初カ帯元パラ　東方社　昭和30年　極美　八万円
●山田風太郎草稿　「高木（彬光）さんの麻雀」400字詰原稿用紙×3枚完結　十万円
●まったく本の姿を思い出せない30年前の目録品、当時、果たして売れたのだろうか？　そもそも何処の市場で買ったかも思い出せない有様です。（2024年2月6日午前11時半）