文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

「幕末期の〈陽明学〉と明末儒学 修己と天人関係を中心に」の検索結果
1件

幕末期の〈陽明学〉と明末儒学 修己と天人関係を中心に

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
古文英、春風社、2024年03月、336p、四六判
幕末期の陽明学者らに注目し、「誠中心の儒学」に代表される陽明学の既存の認識を再検討し、幕末期の儒学思想史像の刷新を企図する。

草庵からみれば、真実の学問は静中の功によらないと実現できないという。草庵からみれば、読書の功は心気の紛擾を引き起こし、静坐のほうが「澄心」に到達できる。したがって、念庵・双江の帰寂の説が最も『中庸』の慎独の核心をついていることになる。すなわち、草庵は心気の紛擾を排除し、心が澄んでいる境地に到達したいために、念庵・双江の帰寂の説をよしとする。(本文より)

目次:
まえがき
序章
第一部 池田草庵の折衷的な学問と批判的経世論
 第一章 池田草庵における道徳と見聞知識の分離と再結合―経世致用論の形成
 第二章 意と「天人一理」からみる批判精神
 第三章 池田草庵の批判的経世論と門人への影響
第二部 山田方谷における「知覚感応の自然」と「万物一体の仁」
 第四章 山田方谷の儒学思想の形成
 第五章 山田方谷における実践論理の形成―「知覚感応の自然」と「万物一体の仁」を通して
 第六章 山田方谷の「文武両道」論
 第七章 山田方谷における撫育政策と君主の仁政
 第八章 三島中洲の日清戦争前の儒学思想と義利合一論
補論 東洋哲学の構築からみる「自己表象」の形成―井上哲次郎の「三部作」を中心に
終章
あとがき
参考文献
索引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,180
古文英 、春風社 、2024年03月 、336p 、四六判
幕末期の陽明学者らに注目し、「誠中心の儒学」に代表される陽明学の既存の認識を再検討し、幕末期の儒学思想史像の刷新を企図する。 草庵からみれば、真実の学問は静中の功によらないと実現できないという。草庵からみれば、読書の功は心気の紛擾を引き起こし、静坐のほうが「澄心」に到達できる。したがって、念庵・双江の帰寂の説が最も『中庸』の慎独の核心をついていることになる。すなわち、草庵は心気の紛擾を排除し、心が澄んでいる境地に到達したいために、念庵・双江の帰寂の説をよしとする。(本文より) 目次: まえがき 序章 第一部 池田草庵の折衷的な学問と批判的経世論  第一章 池田草庵における道徳と見聞知識の分離と再結合―経世致用論の形成  第二章 意と「天人一理」からみる批判精神  第三章 池田草庵の批判的経世論と門人への影響 第二部 山田方谷における「知覚感応の自然」と「万物一体の仁」  第四章 山田方谷の儒学思想の形成  第五章 山田方谷における実践論理の形成―「知覚感応の自然」と「万物一体の仁」を通して  第六章 山田方谷の「文武両道」論  第七章 山田方谷における撫育政策と君主の仁政  第八章 三島中洲の日清戦争前の儒学思想と義利合一論 補論 東洋哲学の構築からみる「自己表象」の形成―井上哲次郎の「三部作」を中心に 終章 あとがき 参考文献 索引 納入までに3週間ほどかかります。

お探しの古書は見つかりましたか?

在庫検索から見つからなかった場合は、書誌(カタログ)からも検索できます。
お探しの古書が登録されていれば、在庫が無い本や条件に合わない本についても、こちらからリクエストを行うことができます。
書誌(カタログ)から探す

広辞苑70年 - 辞典辞書、百科事典

西鶴事典
西鶴事典
¥9,000
舟を編む
舟を編む
¥3,000

Gメン'75放送50年 - 刑事ドラマを中心に

大都会 3
大都会 3
¥2,200
『ボス
『ボス
¥2,000
東京β
東京β
¥700