「御獅子塚古墳 Oshishizuka tumulus : the excavations of an ancient burial mound in Toyonaka」の検索結果

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序 文
御獅子塚古墳は、 豊中市南桜塚に所在する古墳時
代中期の前方後円墳です。 豊中市岡町・ 桜塚一帯は
古くより多数の古墳の存在が知られ、 桜塚古墳群と
呼称されています。
この桜塚古墳群は、大塚古墳をはじめとする6基
の古墳と今回報告する御獅子塚古墳等の調査により、
4世紀から5世紀にかけての歴史上重要な古墳群で
あることがわかりました。 そして昭和62年には桜塚
古墳群として国の史跡指定を受けました。 豊中市は
このような町の中に残る古墳を、 正しい歴史教育を
伝える観点から永久に保存していく方針で整備を進
めてまいりました。 御獅子塚古墳の発掘調査もこう
した史跡整備計画の一環として基礎資料を得るため
に実施したものです。
最後に、数次にわたる調査にご指導いただいた諸先
生、 文化庁 大阪府教育委員会をはじめとする関係
諸機関、 並びにご協力いただいた市民の方々、調査
参加者に対し厚くお礼申し上げます。
豊中市教育委員会

目次
プロローグ・・・
墳丘の調査・
2つの木棺
第1主体部・・・・
第2主体部・・
第1主体部の出土遺物
甲冑・
鏡・玉類
馬具...
盾
刀剣·鉄鏃·農工具.......14
第2主体部の出土遺物
甲胄·
鉄鏃、刀、槍、鉾