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城市郎 著、山王書房、1968、278p、19cm

城市郎 著、浪速書林、1982年初版 限定263部 (番外本)、205p, 図版18枚、22cm

1982年初版 限定263部 (番外本)。
函入り、本体にクリアカバー・著者識語署名入りの手すき和紙葉書(1枚) 付属。

函の角の一部に小シミ・軽いスレがありますが、本体・本文は良好な状態です。
本体表紙の画像はクリアカバーが光に反射するため、シミ汚れのように見える部分も上部にありますが、撮影によるものです。

●付属の葉書の情報
・表面：印字「郵便はがき」 (郵便番号枠印字の他は、白紙状態)
・裏面：著者直筆「禁書三昧　城市郎」 (落款)
・サイズ (約)：縦14.5×横10cm
・状態：特に問題はありません。

●限定版の情報 (各冊の奥書より)
・禁書三昧：本書は二百六十三部を印行。内六十三部は記号のうえ梶山俊夫製作の書評を添付。他の二百部は表紙に松原邦秀のオリジナル型染紙を用い、金守世士夫刻印の検印をもって限定刊行の証とする。
・三代発禁ものがたり：本書は二百部を印行。うち百五十部は記号のうえ一般に頒布、残る五十部は無記号のうえ城市郎著書「禁書三昧」出版記念会の配り本とする。

●著者：城 市郎 (じょう いちろう、1922-2016)
　発禁本の蒐集、研究家。
　1937年、読売新聞社に入社し、読売新聞社社主・正力松太郎の秘書を務めます。会社勤めの傍ら、古書の蒐集を行っていましたが、1956年、書痴・斎藤昌三を訪ね、発禁本の蒐集、保存を勧められました。以後は好色本から左翼思想書に至る発禁本のコレクションに専念。コレクションは1万点を優に超えるとされ、2011年、蔵書を明治大学に寄贈、「城市郎文庫」として整理されました。
　主著はこちらの『発禁本』で、他、『発売禁止の本』『悪書のすすめ』『三島由紀夫の本 『花ざかりの森』から『天人五衰』まで』『活字のエロ事師たち』など多数。
『別冊太陽』においても、「特集：発禁本 城市郎コレクション 明治・大正・昭和・平成」などとして取り上げられています。

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