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新井寒竹？、江戸中期から後期、1

粉本　超絶の画力「青い唐獅子」スクエアでリバーシブル　粉本　絵手本　紙本肉筆　無署名無落款一点⑩
他の作品への署名から、
新井寒竹　作の署名のある一連の一枚と思われます。
こちらは無署名です。
まくり。江戸中期から後期のものです。
素材。雁皮はりあわせ。

生きて動き出しそうな
唐獅子‼️
お顔。巻き毛。
その毛筋や耳と尾の巻き毛。
細部、いずれも息をのむわざ。
さっとかいているかにみえて
描き込んだ瞬間もう超絶。

江戸期の絵師の円熟の画境。
薄く
しなやかに強い雁皮紙に描かれています。
さらりと描かれた
その筆すべてが
今はもう不可能な　
神わざ。

こちらは粉本といって、画家の
絵手本にして習作でございます。
中国の風俗を
描いて秀逸。
多くの門人を指導しながら

老舗の旅館の食客として
あるいは保養の目的で
滞在した人物。
また、
その、弟子作品を直した
お直しのものも。
桐の箪笥に花鳥、禽類、山水と分類保管。
札と内容は不一致。
数百枚から千枚程度にのぼります。
たたまれ
和紙のこよりで約二十枚ずつほど
束られています。

こちらは
最上手の
その師匠のものと思われます。
おそらく日本の方ではなかったのでは？

ほかの作に
署名のあるものも。



サイズcm
巾　　　　
丈 巾63.5 丈62

背面にもなんと、唐獅子が。　
同じポーズをなぞって
反対側に
リバーシブルに描くというのは
衝立や
金工細工などでは
見ることも。

本作品は時代のあらわれございます。
しわ破れ
汚れ
傷みございます。
230年ほど前のものです。
歴史のあらわれございます。

画像をよくごらんたまわり
ご判断たまわればさいわいです。。

滅びの美学
たおやかなもの 愛せるお方
まことにありがとうございます。

お品に共通するのは強運。開運。元のあるじは有力者。財をなした家柄。

#歴史の表れもある#肉筆#まくり

日本画
掛け軸・掛軸
中国故事。
主な画材···その他
伝統的な金色の装飾と華やかな毛描きが特徴。

- 技法: 水墨画
- テーマ: 唐獅子

ご覧いただきありがとうございます。