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日本中央競馬会総務部調査課 編、日本中央競馬会、昭和43年、739p、22cm

裸本。カドスレ傷。小口頁ヤケ茶変色あり。
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あとがき
本書(第三巻)は、前年(四二年)度に刊行いたしました第二巻
についで、年代的にみれば大正年代後期から昭和にかけて、また事
項的にみれば、競馬法の発布から競馬協会日本競馬会―国営競馬
時代にいたる変遷発展のあとをたどるのが順序ですが、各地競馬場
の沿革をみますと、古いものは明治初期、あるいはそれ以前に端を
発しているものもあり、第二巻と併行すべきものが多いので、ここ
で横糸をたどることにして、「各地競馬場の歩み」を収録いたしまし
た。しかも、昭和十二年の日本競馬会の設立以降は当然のちに、日
本競馬会時代、国営時代として独立した構成の下に総括的にとり上
げられなければならないと存じますので、本書ではごく簡単に触れ
ただけに止めました。また、各競馬場ごとに全開催記録を掲載いた
しましたが、完全な資料が得られぬため不明の個所が多く、止むな
く空欄が多くなった点諒承願います。これらは後日、増補訂正
されなければなりませんが、各地関係者のご援助ご協力を仰ぎたい
と存じます。
なお、本第三巻も一部分大友源九郎氏の遺稿によりました。故人
のご努力に対し敬意を表するものです。しかし、編者が蛇足を加え
た部分が多く、従って文責はすべて編者にあります。
(日本中央競馬会・総務部調査課)