文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

「智顗・灌頂」の検索結果
3件

観世音玄義

小林書房
 東京都千代田区神田神保町
27,500
智顗 灌頂、慶安元刊
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
27,500
智顗 灌頂 、慶安元刊

観世音経義疏

小林書房
 東京都千代田区神田神保町
27,500
智顗・灌頂、元禄九刊、2冊揃
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求

観世音経義疏

27,500
智顗・灌頂 、元禄九刊 、2冊揃

中国天台宗の戒律観の研究 明曠「天台菩薩戒疏」を中心に

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
14,850
大津健一、東洋哲学研究所、2024年2月、1072p、A5判
本書は、智顗・灌頂・湛然ら中国天台宗諸師の戒律観を明らかにした上で、湛然の弟子である明曠が『梵網経』を注釈した『天台菩薩戒疏』(明曠疏)を検討し、その特徴および後世への影響を考察するものである。
 大乗戒単受による出家を主張した最澄への影響を考察する先行研究において、明曠および明曠疏はたびたび取り上げられてきた。しかし、その研究状況については、いくつかの問題――第一に明曠疏を正面から検討した専門的な研究がほとんどない、第二に明曠疏の最澄に対する影響を論じようとするあまり日本天台宗の戒律観に沿う形で考察されているきらいがある、第三に中国仏教および中国天台宗の戒律観の中で明曠疏を考察している研究が少ない――を指摘できる。また、南山宗の道宣や華厳宗の法蔵など、中国天台宗以外から受けた影響を検討することも必要であろう。
 こうした課題を踏まえて、中国天台宗諸師の著作、智顗や法蔵らによる『梵網経』注釈書、そして菩薩戒の授戒儀など、先行する諸文献との関係に配慮しながら、明曠疏を総合的に考察するのが本書である。またそのためには、前提として中国における大乗戒と小乗戒の関係を踏まえておく必要があるため、はじめに、経典目録などを通して戒律に対する大乗・小乗認識の変遷を概観した上で、『梵網経』『菩薩瓔珞本業経』における初期仏教以来の戒・律への理解を検討する。
 本書によって、①明曠および明曠疏の総合的な解釈、②『梵網経』諸注釈書の横断的な比較、③菩薩戒の授戒儀としての特徴の考察、④智顗・灌頂から湛然・明曠に至る戒律観の変遷の解明、⑤日本天台宗に及ぼした影響の検討、という諸点において、従来の研究に対して新たな見解を提示したい。

目次

序論
第一部 中国における戒律の受容と解釈
 第一章 史伝および経典目録に見る戒律の理解
 第二章 『梵網経』における初期仏教以来の戒・律
 第三章 『菩薩瓔珞本業経』の三聚浄戒と声聞戒
第二部 智顗・灌頂・湛然の戒律観
 第一章 智顗
 第二章 灌頂
 第三章 湛然
第三部 明曠『天台菩薩戒疏』の研究
 第一章 概説
 第二章 七門分別
 第三章 十重四十八軽戒
 第四章 後代の戒律観に対する影響
結論
参考文献
あとがき
索引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
14,850
大津健一 、東洋哲学研究所 、2024年2月 、1072p 、A5判
本書は、智顗・灌頂・湛然ら中国天台宗諸師の戒律観を明らかにした上で、湛然の弟子である明曠が『梵網経』を注釈した『天台菩薩戒疏』(明曠疏)を検討し、その特徴および後世への影響を考察するものである。  大乗戒単受による出家を主張した最澄への影響を考察する先行研究において、明曠および明曠疏はたびたび取り上げられてきた。しかし、その研究状況については、いくつかの問題――第一に明曠疏を正面から検討した専門的な研究がほとんどない、第二に明曠疏の最澄に対する影響を論じようとするあまり日本天台宗の戒律観に沿う形で考察されているきらいがある、第三に中国仏教および中国天台宗の戒律観の中で明曠疏を考察している研究が少ない――を指摘できる。また、南山宗の道宣や華厳宗の法蔵など、中国天台宗以外から受けた影響を検討することも必要であろう。  こうした課題を踏まえて、中国天台宗諸師の著作、智顗や法蔵らによる『梵網経』注釈書、そして菩薩戒の授戒儀など、先行する諸文献との関係に配慮しながら、明曠疏を総合的に考察するのが本書である。またそのためには、前提として中国における大乗戒と小乗戒の関係を踏まえておく必要があるため、はじめに、経典目録などを通して戒律に対する大乗・小乗認識の変遷を概観した上で、『梵網経』『菩薩瓔珞本業経』における初期仏教以来の戒・律への理解を検討する。  本書によって、①明曠および明曠疏の総合的な解釈、②『梵網経』諸注釈書の横断的な比較、③菩薩戒の授戒儀としての特徴の考察、④智顗・灌頂から湛然・明曠に至る戒律観の変遷の解明、⑤日本天台宗に及ぼした影響の検討、という諸点において、従来の研究に対して新たな見解を提示したい。 目次 序論 第一部 中国における戒律の受容と解釈  第一章 史伝および経典目録に見る戒律の理解  第二章 『梵網経』における初期仏教以来の戒・律  第三章 『菩薩瓔珞本業経』の三聚浄戒と声聞戒 第二部 智顗・灌頂・湛然の戒律観  第一章 智顗  第二章 灌頂  第三章 湛然 第三部 明曠『天台菩薩戒疏』の研究  第一章 概説  第二章 七門分別  第三章 十重四十八軽戒  第四章 後代の戒律観に対する影響 結論 参考文献 あとがき 索引 納入までに3週間ほどかかります。

お探しの古書は見つかりましたか?

在庫検索から見つからなかった場合は、書誌(カタログ)からも検索できます。
お探しの古書が登録されていれば、在庫が無い本や条件に合わない本についても、こちらからリクエストを行うことができます。
書誌(カタログ)から探す

広辞苑70年 - 辞典辞書、百科事典

Gメン'75放送50年 - 刑事ドラマを中心に