「月の光 　　保存状態良好です。」の検索結果

5件

７刷　 函　 帯　ビニールカバー付　函ヤケ無し　帯ヤケ無し　本体三方ヤケ無　し線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

初版　帯付　 帯ヤケ無し　両表紙と背ヤケ無し　本定点の２ヶ所点シミ　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

禁欲と官能と聖性、そして生と死の哀しみが墜落感にも似た眩暈を誘う。玲瓏たる月の光の下、繰り広げられるイスラムの愛の物語。表題作「シャリマール」を含む短編集。

初版　 カバー付　 カバーヤケ無し　本体天少点シミ　小口と地ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

全部で9章からなるオムニバス。乱歩の挿絵を描いた竹中の「陰獣」や、ビアズリーのサロメ、武者絵の伊藤彦造等の、太陽より月の光の下で見るような「怖い絵」とともに語られる、どこか倒錯的な性の記憶。勿論綺麗な口絵入り。軽いよみ口です。

初版　 カバー　 帯付　 カバーヤケ無し　 帯ヤケ無し　本体天極少点シミ　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

小川国夫の文学には、三つの流れがあります。聖書を基にした物語。郷里大井川流域を舞台にしたフィクション。自伝的私小説。短編の名手として、彼の名は近代文学に残るだろでしょう。そんな作家が最後の十年を費やして、その流れの全てを一つの濁流としてぶち込み、一つの物語を書き上げようとしました。それが「弱い神」です。一切の描写を省き、複数の私が語り手となる会話文だけで、この小説は書かれています。いや、語られています。小川国夫は最後に、自分なりの「旧約聖書」を残したかったのではないでしょうか……。「カラマゾフの兄弟」や「八月の光」に匹敵するどでかい隕石が二十一世紀の日本に落とされた、と思えます。

初版　 函　 帯付　函少ヤケ　帯背少ヤケ　上部少キレ　美両面ヤケ無し　帯の表面少シワ　本体にカバー付　カバー裏面少補修テｗ－プシミあり　カバー背少ヤケ　カバー両面ヤケ無し　本体三方少シミ　線引き無し　書き込み無し保存状態良好です。