「望月金鳳」の検索結果

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水墨、文展審査員、森二鳳・西山完瑛門、右上角少損、少薄汚れ

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＜収録絵師＞
玉章 Kawabata Gyokusho(川端玉章)
玉蟾 Mochizuki Gyokusen (望月玉蟾天
玉仙 Mochizuki Gyokusen (望月玉仙)
玉川 Mochizuki Gyokusen (望月玉川)
玉泉 Mochizuki Gyokusen(望月玉泉)
玉田 Murase Gyokuden(村瀬玉田)
玉峰 Hasegawa Gyokuhó(長谷川玉峰)
旭江 Fuchigami Kyokkò(淵上旭江)
規礼 Kameoka Kirei (亀岡規礼)
金峨 Furuichi Kinga(古市金鋨)
金鳳 Mochizuki Kinpò(望月金鳳)
景文 Matsumura Keibun (松村景文)
月樵 Chò Gesshō(張月樵)
月僊 Gessen
源琦 Genki(源琦)
孔寅 Nagayama Koin(長山孔寅)
光影 Tomita Koei(富田光影)
公均 Yoshida Kōkin (吉田公均)
孝敬 Yoshimura Kōkei(吉村孝敬)
耕冲 Ueda Kochû(上田耕冲)
公長 Ueda Kochō(上田公長)
耕夫 Ueda Köfu (上田耕夫)
孝文 Yoshimura Kobun(吉村孝文)
孝礼 Komai Körei(駒井孝礼)
吳山 Wada Gozan(和田吳山)
古秀 Hatta Koshū(八田古秀)

【復刻版】東亜芸術
今回の復刻資料は、一風珍しい大正初期の文化資料になります。
国会図書館に所蔵はなく、これまでの研究でも光があたってきたとは言えない雑誌と言えると思えます。
（大宅壮一文庫の雑誌創刊号紹介で、わずかに紹介されたことが唯一の事例かもしれないです。）
しかし、各界の一級の人物の名前が並び、第一次世界大戦前後という時代背景の面白さもあり、初めて見かけたときからぜひ研究者の皆様に紐解いていただきたいと感じておりました。

書道史関係の方々に問い合わせてもやはり知られていない模様、ただ、目次や内容から、多くの方に関心をお持ちいただけました。
そして、ちょうど京都に赴任された戦暁梅先生は丁度、『東亜藝術』でも交流が記される、廉泉（れんせん）という中国人の書画コレクターの研究に取り組んでおられました。
お忙しい中解説に取り組んでいただき、「時代を映し、時流に抗う異色の雑誌」としてその価値をご紹介いただきました。

他に、やはり面白いのは巻末の「個人消息」ですね。
どのように近況を仕入れているのかわからないですが、漱石や鴎外はじめ、横山大観や内藤湖南など、毎号数十名の著名人の様子を短く報告しています。

大正期の文化が花開くその頃の、もう一つの試みをぜひお手元でご覧ください。

【主要執筆者】
荒木十畝・伊東忠太・巖谷小波・尾上柴舟・大村西崖・茅原華山・加藤咄堂・河野桐谷・日下部鳴鶴・黒板勝美・黒田鵬心・幸田露伴・後藤朝太郎・笹川臨風・杉原夷山・関野貞・高安月郊・瀧村斐男・竹内久一・富本憲吉・中條精一郎・内藤鳴雪・中川忠順・中村不折・鰭崎英朋・前田黙鳳・望月金鳳・山路愛山