「東京外圓鉄道工業株式会社　創立広告印刷物2点　」の検索結果

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山手線の外周に環状路線建設を目論む「東京外圓鉄道工業株式会社」創立広告印刷物２枚。

その予定ルート（荏原郡森ヶ崎を起点に東京外周を廻り深川区洲崎に至る）から、翌大正１５年に免許申請した「東京山手急行電鉄」（後に東京郊外鉄道～帝都電鉄と改称）の前身企業では無いかと推測される。
「第二山手線」と呼ばれた一連の環状路線計画は、昭和恐慌や戦時体制を経て未成に終わる。

●『東京外圓鉄道株式会社設立趣意書・企業目論見書・建設概算書・収支概算書・定款』（５０×６７ｃｍ両面・折畳）／大正１４年１月の創立趣意書リーフレット。裏面は色刷の「東京外圓鉄道豫定線路図」。／図中１ヶ所に加筆書込有り。経年少ヤケ有り。

●『大東京を環る第二の省線電車たらんとする・東京外圓鉄道工業株の提供！』（３２×４７ｃｍ両面）／証券会社・土屋鋭太郎商店による株式広告大型チラシ。表面は二色刷の広告説明書。文中には「専務島岡康氏其他堅実なる実業家によりて設立さられ」「布設認可を昨大正拾四年拾貳月貳拾六日附を以て申請し」とある。裏面は色刷の「東京外圓鉄道豫定線路図」。／折畳保存。折目や縁部に経年ツカレ疵有り。経年少ヤケ有り。