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「東部ユーラシアのソグド人(汲古叢書140)」の検索結果
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東部ユーラシアのソグド人(汲古叢書140)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
福島 恵、汲古書院、2017/02、392p、A5判
ユーラシアの東西を結ぶ古代の交易路である「シルクロード」。四~八世紀、中国の歴代王朝で言えば魏晋~唐にかけて、このシルクロード交易で最も活躍したのは「ソグド人」である。一般に唐という時代は、中国の歴代王朝の中でも国際性に富み、華やかで煌びやかだというイメージを持たれるが、それは、唐それも特に王都の長安や副都の洛陽にモノ・知識・技術・情報などが集積し、それを目的に周辺諸国から多くの使節や留学生・商人が唐を往来したことに由来すると言える。とすると、それらの多種多様なモノや情報をシルクロードを通じて唐に齎した「ソグド人」が果たした役割は大きい。

……本研究では、ソグド人が活動し、中国で盛んに墓誌が作成された魏晋~北宋(二二〇~一一二七年)の墓誌を数量的に多く取り扱って、ソグド人の墓誌とはどのようなものなのかを探り、さらに、ソグド人がシルクロード交易に現れ、ほぼ独占状態から、一〇世紀以降民族と民族との間に消えていったという活動の盛衰の様子を明らかにすることを目的とする。

目次

序 文

第一部 墓誌から見たソグド人

 第一章 ソグド姓墓誌の基礎的考察
 第二章 ソグド人墓誌の時代層

第二部 植民聚落のソグド人

 第一章 長安・洛陽のソグド人
 第二章 武威安氏「安元寿墓誌」(唐・光宅元年(六八四))
 第三章 唐の中央アジア進出とソグド系武人―「史多墓誌」を中心に―
 第四章 青海シルクロードのソグド人―「康令惲墓誌」に見る鄯州西平の康氏一族―

第三部 東西交流中のソグド人

 第一章 罽賓李氏一族攷―シルクロードのバクトリア商人―
 第二章 唐代における景教徒墓誌―新出「花献墓誌」を中心に―
 第三章 東アジアの海を渡る唐代のソグド人 

 結 語

初出一覧
史料版本目録
石刻資料目録
参考文献目録
あとがき
英文目次
中文目次
索引

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10,450
福島 恵 、汲古書院 、2017/02 、392p 、A5判
ユーラシアの東西を結ぶ古代の交易路である「シルクロード」。四~八世紀、中国の歴代王朝で言えば魏晋~唐にかけて、このシルクロード交易で最も活躍したのは「ソグド人」である。一般に唐という時代は、中国の歴代王朝の中でも国際性に富み、華やかで煌びやかだというイメージを持たれるが、それは、唐それも特に王都の長安や副都の洛陽にモノ・知識・技術・情報などが集積し、それを目的に周辺諸国から多くの使節や留学生・商人が唐を往来したことに由来すると言える。とすると、それらの多種多様なモノや情報をシルクロードを通じて唐に齎した「ソグド人」が果たした役割は大きい。 ……本研究では、ソグド人が活動し、中国で盛んに墓誌が作成された魏晋~北宋(二二〇~一一二七年)の墓誌を数量的に多く取り扱って、ソグド人の墓誌とはどのようなものなのかを探り、さらに、ソグド人がシルクロード交易に現れ、ほぼ独占状態から、一〇世紀以降民族と民族との間に消えていったという活動の盛衰の様子を明らかにすることを目的とする。 目次 序 文 第一部 墓誌から見たソグド人  第一章 ソグド姓墓誌の基礎的考察  第二章 ソグド人墓誌の時代層 第二部 植民聚落のソグド人  第一章 長安・洛陽のソグド人  第二章 武威安氏「安元寿墓誌」(唐・光宅元年(六八四))  第三章 唐の中央アジア進出とソグド系武人―「史多墓誌」を中心に―  第四章 青海シルクロードのソグド人―「康令惲墓誌」に見る鄯州西平の康氏一族― 第三部 東西交流中のソグド人  第一章 罽賓李氏一族攷―シルクロードのバクトリア商人―  第二章 唐代における景教徒墓誌―新出「花献墓誌」を中心に―  第三章 東アジアの海を渡る唐代のソグド人   結 語 初出一覧 史料版本目録 石刻資料目録 参考文献目録 あとがき 英文目次 中文目次 索引 納入までに10日ほどかかります。

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