「歴史のなかの石造物-人間・死者・神仏をつなぐ」の検索結果

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初版　カバー　２１２頁　－中世に造られ現在も全国各地に残る、層塔・宝(ほう)篋(きょう)印(いん)塔(とう)・石仏・五輪塔…。当時の人々が石造物を造立しようとする時、そこには人間と異界・死者・神仏が複雑に織り成す、濃厚で複雑なストーリーがあった。彼らは〝石〟にどんな思いを込めたのか。文献資料を駆使し、京都・奈良・箱根・瀬戸内などの石造物造立までの歴史的背景を分かりやすく描き出す。（紹介文）　口絵カラー写真４頁　文中モノクロ写真　４章構成　－プロローグ 石塔の功徳／１ 慶政と石塔（慶政による法隆寺修造、慶政と石塔の関係、慶政による達磨寺中興）／２ 貞慶と石造物（貞慶による達磨寺中興、一針薬師笠石仏、文治五年の動き、達磨塚石塔）／３ 京極氏信と三基の宝篋印塔（箱根山宝篋印塔、仏岩宝篋印塔）／４ 凝然と瀬戸内の石造物（瀬戸内における心阿の活動、念心と瀬戸内の石造物、八十一品供養と石塔）／エピローグ それぞれの来世 ／あとがき、掲載石造物一覧