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江戸川区／吉田醇一郎

■商品詳細

【書名】　吉田醇一郎書簡　廣瀬榮一宛
【巻冊】　一通
【著者】　江戸川区／吉田醇一郎
【成立】　

★　ペン書二枚
★　醇一郎箋
★　日展評議員で漆工芸家の吉田醇一郎は12月23日、心臓麻痺のため都内練馬区の自宅で没した。享年71才。明治31年1月15日新潟県西蒲原郡に生れ、同郡白根尋常高等科卒業後、明治45年4月に上京して浅草馬道に従弟奉公し、かたわら日本画を山田敬中に学び、少しおくれて漆工を植松包美について学んだ。大正13聖徳太子奉賛展に出品入選。14年第12回農商務省展に「暁秋盆」「晩秋盆」を出品し、前者は三等賞を受賞した。昭和3年御大典に際して岐阜県より献品作成の注文を受けて制作。以後引続き文展、日展に出品し、特選を二回受賞。昭和27年日展参事となり、翌年日展改組のため辞任し、昭和35年日展会員、37年評議員となる。この年5回日展には屏風「朝暾」を出品。6回には「五つのボクサー」の出品。39年7回日展には漆文箱「池畔」を出品し、審査員をつとめた。