「浅野洋 著」の検索結果

13件

初版・カバー・帯・鉛筆での線引き及び書き込みがあります

ヤケシミ汚れがあります。

～送料について～　●特に出品コメントに記載のない場合 : 何冊でも送料一律250円　　◆大型商品・高額商品についてはサイズにかかわらず850円を頂戴しております。 ※宅配便発送の場合は出品コメント覧に送料を記載しております。　◇代金引換は商品のサイズに関わらず送料850円+代引き手数料(佐川急便発送)となります。

冊子小包(ゆうメール便)・レターパック・スマートレター・ゆうパック・ヤマト宅急便・代引き等にて発送しております。 ゆうパック・ヤマト宅急便のみ日時指定が可能です。 ご入金確認後、当日または次の日の発送になります。 土曜・日曜・祝日は定休日ですので営業日発送になります。

初版　 カバー　 帯付　 カバーヤケ無し　 帯ヤケ無し　本体三方ヤケ無し　線引き無し　書き込み無し　保存状態良好の美本です。
著者浅野洋は、本書刊行に際して書き下ろした「『序』に代えて―『追儺』余談―」で、「昨今、『小説をいかに読むか』の議論が囂し」く、「小説の『読み』そのものよりは『いかに読むか』の方法論をさらに精密な形にしようと心を砕き、汗をしぼる向きは少なくな」く「『かういふ風に読むべき』という理論先行型の『読み』」が流行している、との現状認識を示している。寡聞にして、評者は、そうした議論が今どこで誰によってなされているのか知らない。その詮索は置くとして、ここでは、浅野の言う「理論先行型の『読み』」に対する氏の「読み」とはどのようなものなのか確認してみたい。
浅野は、森'外「追儺」「断案」の「小説といふものは何をどんな風に書いても好いものだ」との主張を援用し、「その（小説の―評者註）『読み方』も自由。暇つぶしであれ、心の慰めであれ、人生の指針であれ、各人の思うところを思うように読めばよい。むろん文学研究の対象として『読む』ことも」との持論を述べる。一見すると、かつて、1990年代に日本で流行したいわゆる「テクスト論」に対して、田中実から発せられた「ああも読める、こうも読める『和風てくすと論』」との批判を想起しそうになる。しかし、'外「追儺」を下敷きにした浅野が認めている「読み方」「『読む』こと」とは、いわゆる解釈の自由＝多様性ではなく、小説を読む目的の自由である。

公費でのご購入も承ります。 商品の重量と形状に合わせて、最も安価な方法でお送り致します。 別途送料クリックポスト185円(梱包時34×25cm、厚3cm、1㎏以内)、レターパックライト430円(梱包時34×24.8cm、厚3cm、4㎏以内)、レターパックプラス600円もしくはゆうパックにて発送いたします。 ※店頭にてお取引を希望の場合は必ず事前にご連絡ください。

初版 カバー 状態良好 天口若干シミ