「浮生六記 : うき世のさが <岩波文庫> 6版」の検索結果

2件

２冊で。８刷戸１刷　２冊共帯付　オビヤケ無し　（うき世のさが）の本体三方ヤケナッシ　 （浮生イメのごとし）の本体三方少ヤケ　2冊とも線引き無し　書き込み無し　保存状態良好です。

この本は、清王朝全盛の頃、蘇州に住む一士大太（一種の官僚クラスの人）
によって書かれた、ごく普通の市民の日常生活を描いたエッセイ集です。
中国の物によくある、豪華絢爛な描写や、ハラハラするような事は一切ありませんが、堅実で美しい生活が、ここにあります。私のヘタな解説より
ここに一節を紹介した方がいいでしょう。

夕方ハスの花が閉じるときに、お茶を絹で出来た小さな袋に包んで入れて、
翌日の朝取り出して熱湯を注ぐと、えもいわれぬ良い香りが漂う。
如何です？なんとも優雅でしょう。
この本には、こんなエッセンスが、
そこここに散りばめられています。
是非とも一読を薦めます。