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狯园（稀见笔记丛刊）
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(明)钱希言 著 栾保群 点校 文物出版社
明代後期に成立した奇怪小説集『獪園』を収録する。全16巻に698篇の物語を収録しており、明・銭希言の撰、万暦年間に刻印された。口承で伝わったり、個人の筆記などに散見されていた妖怪や幽霊などの奇怪な物語で、多くは出典が明記されている。袁宏道、江盈科、李維楨、馮時可、王稚登、陳継儒、宋懋澄、銭允治、董其昌など、おもに銭希言と交流のあった人物、およそ130人が提供者として確認できる。『捜神記』に倣い、内容により仙幻・釈異・影響・報縁・冥迹・霊衹・淫祀・奇鬼・妖孽・瓖聞の十門に分けて収録されている。明朝末期の江南地方に伝わっていた物語が多いが、清代初期の志怪小説、とくに蒲松齢『聊斎志異』への影響は極めて大きい。繁体字竪排。

有明一代，志怪小说并不发达，一些怪异神鬼的故事传说只是散见於各种笔记中，不成系统。只是到了後期，才出现了专门的志怪小说，而以成书於万历年间的本书为其中巨帙，并可做为明代志怪小说的代表作。
本书》共十六卷二十余万字，取例於干宝《搜神记》，分仙幻、释异、影响、报缘、冥迹、灵只、淫祀、奇鬼、妖孽、镶闻十门。所记虽多为晚明江南的故事传闻，但对清代初年志怪小说，特别是蒲松龄的《聊斋志异》影响颇大。