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大政翼賛会懸賞当選作　脚色・松井光義　作画・田代寛哉、発行・大政翼賛会宣伝部　発売元・大日本画劇株式･･･

20場面　天地25.7㎝×左右36㎝ほど　トツクリのような姿で歩くので「トツクリ婆さん」と呼ばれるお婆さん。豚を飼い、産婆がわりとなり、元気に立ち働いています。大陸に出征している息子あてに手紙を出したくて村の青年に文字を書くのを頼みました。池を掘ろうとする青年に田んぼにしたほうがいいと助言する婆さん。しっかりしているので「あの婆さんを、トツクリなどと呼ばないで、新体制婆さんーいや、国策婆さんと呼んでやらう」と青年は土を耕すのでした。「ー大学少國民文化班備品」スタンプ　3枚目の文面、一字はがれ

懸賞入選作品　製作・大日本画劇株式会社、発行・大政翼賛会宣伝部　発売元・大日本画劇株式会社、昭和17

再版（初版は昭和16）帙つき（帙裏に「新刊翼賛・文化画劇」案内あり）全20枚　「照夫君は五年生です。お父さんは召集されて、今前線で戦つてゐます。照夫君は幼い時、片足を悪くし、松葉杖をつかねば歩けないのです。然し、学校はよく出来るし、親切で、勇気のある立派な愛國少年です。今日も一郎、三郎、常夫、孝一のお友達と一緒に兵隊ごつこをやつてゐますが、照夫君は片足が悪いので、いつも負傷兵ばかりやらされてゐるのでした。」遊んでいる途中、がま口を拾った照夫。交番に届け出ると、持ち主が「助かりました」と三圓のお礼を下さいました。お母さんは、お父さんに慰問袋を送ってはどうかと言いました。ところが、お父さん戦死の報せが。「僕だつて日本の小國民だもの、泣きやしない」　なんと、慰問袋を受け取った兵隊さんが照夫君に義足を買ってくださることになって…。「説明・コロムビアレコード吹込」とありますが、レコ―ドは附属していません　表紙下はし僅かに切れ