「白氏長慶集　上中下」の検索結果

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一条天皇・三条天皇の侍読にして、文人、儒者として活躍した大江匡衡の漢詩集の注釈書
藤原道長、道隆、実資、兼家、行成ら、同時代の公家たちとの関係や、匡衡の朝廷での動向が明らかに！

【内容説明】
『江吏部集』は、大江匡衡（952—1012 妻は赤染衛門）の漢詩集。その書名の由来は、著者が大江氏で、吏部（式部省の唐名）であったことによる。本書は全3巻（上中下）で、（上巻）天・四時・地・居処、（中巻）神道・釈教・帝徳・人倫・文・音楽・飲食・火、（下巻）木・草・鳥の15門に部類され、それぞれをさらに細分している。駢儷体の詩序38篇を含み、詩130余首を所収。七言律詩・絶句を主体とする。
曾孫の匡房は、談話記録「江談抄」を残した。

匡衡は、平安時代中期の儒者で、文章生、検非違使を歴任し、永祚元年（989）に文章博士となる。その後、東宮学士、一条天皇の侍読となり、侍従、式部大輔、尾張守、丹波守となった

【本書の特徴】
①『群書類従』巻第132の『江吏部集』を底本として、各詩ごとに考説・校異・大意を施して解説を加えた。
②本文の読点は、改めて施した。また、底本に施された傍注等は削り、校異に示した。
③巻末に、100頁にわたる項目・事項・人名・書名の詳細な索引を付し、利用の便をはかった。

唐别集考(上中下) 齐文榜 中华书局

本書は、百余家の唐人の別集伝本について、書名や巻数、成書年代、編著者、刊刻者などのほか、各版本の特徴や編纂体例、文字の正誤、版本の変遷などについて詳細に叙録する。

充分利用新见材料及海外传回资料，广泛而细致地检核比勘原书原本，对106家唐人别集的版本源流、内容特征、存世情况等进行了系统全面的调查梳理，内容翔实，论证可靠，对前人误说或不尽详细处多有纠正或补充，同时也能充分吸取该领域迄今各项专门研究的成果。

目录
序
前言
凡例
唐别集考卷第一
東皋子集
王梵志詩集
駱賓王集
盧照鄰集
杜審言詩集
李嶠集
唐别集考卷第二
王子安集
楊炯集
沈侄期集
宋之問集
陳伯玉集
永嘉集
張説集
唐别集考卷第三
蘇許公文集
李北海集
張曲江集
徐侍郎集
孟浩然集
王昌龄集
唐别集考卷第四
常建詩集
王維集
宗玄先生文集
李太白文集
唐别集考卷第五
高常侍集
储光羲詩集
顔魯公文集
萧穎士文集
李顾集
李嘉祐集
錢考功集
唐别集考卷第六
杜工部集
唐别集考卷第七
李遐叔文集
岑嘉州集
皇甫冉集
元子文編编
秦隠隱君詩集
皎然集
昆陵集
唐别集考卷第八
顧華陽集
韓君平集
劉隨州文集
韋蘇州集
盧綸集
唐别集考卷第九
寒山子詩集
李益集
李端詩集
孟東野詩集
楊少尹集
唐别集考卷第十
歐陽行周文集
王建詩集
昌黎先生集
張司業集
唐别集考卷第十一
鮑溶詩集
薛濤詩
白氏長慶集
唐别集考卷第十二
追昔遊集
劉寶客文集
吕和叔文集
唐别集考卷第十三
柳宗元集
李文公集
盧仝詩集
皇甫持正文集
唐别集考卷第十四
元氏長慶集
長江集
姚少監詩集
李長吉文集
唐别集考卷第十五
會昌進士詩集
沈下賢文集
章孝標集
章碣集
朱慶餘詩集
丁卯集
張祜集
唐别集考卷第十六
温庭筠集
樊川文集
李群玉詩集
玄英先生詩集
唐别集考卷第十七
周賀詩集
梨嶽集
李義山詩集
文標集
曹祠部詩集
薛許昌詩集
劉蜕集
孫可之文集
唐别集考卷第十八
唐别集考卷第十九
唐别集考卷第二十

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一条天皇・三条天皇の侍読にして、文人、儒者として活躍した大江匡衡の漢詩集の注釈書
藤原道長、道隆、実資、兼家、行成ら、同時代の公家たちとの関係や、匡衡の朝廷での動向が明らかに！

【内容説明】
『江吏部集』は、大江匡衡（952■1012）の漢詩集。その書名の由来は、著者が大江氏で、吏部（式部省の唐名）であったことによる。本書は全3巻（上中下）で、（上巻）天・四時・地・居処、（中巻）神道・釈教・帝徳・人倫・文・音楽・飲食・火、（下巻）木・草・鳥の15門に部類され、それぞれをさらに細分している。駢儷体の詩序38篇を含み、詩130余首を所収。七言律詩・絶句を主体とする。

匡衡は、平安時代中期の儒者で、文章生、検非違使を歴任し、永祚元年（989）に文章博士となる。その後、東宮学士、一条天皇の侍読となり、侍従、式部大輔、尾張守、丹波守となった。匡衡の死に際して、藤原実資はその日記『小右記』の中で「名儒比肩するものなし、文道滅亡」と彼の死を嘆いている。妻は赤染衛門。曾孫の匡房は、談話記録「江談抄」を残した。

【本書の特徴】
①『群書類従』巻第132の『江吏部集』を底本として、各詩ごとに考説・校異・大意を施して解説を加えた。
　〇考説　詩題と漢詩について、語句の意味するところと出典を明示した。出典は、和漢の古典籍や経典、詩文、伝記など多岐にわたる。
　〇校異　『本朝文粋』『日本詩紀』『本朝麗藻』『朝野群載』『本朝文粋註釈』に見えるものを記し、私見を加えた。
　〇大意　各漢詩ごとに、おおよその意味を示した。
②本文の読点は、改めて施した。また、底本に施された傍注等は削り、校異に示した。
③巻末に、100頁にわたる項目・事項・人名・書名の詳細な索引を付し、利用の便をはかった。

【主な出典】
文選・論語・史記・南史・老子・商子・荘子・管子・列子・荀子・淮南子・礼記・周礼・漢書・晋書・梁書・隋書・尚書・後漢書・宋書・春秋・唐書・南斉書・陳書・北史・国語・三国志・太平御覧・爾雅・説苑・全唐詩・詩経・書経・法華経・芸文類聚・蒙求・白氏長慶集・蘇軾文集・職原鈔・公卿補任・日本国見在書目録・本朝書籍目録・色葉字類抄・塵袋・作文大躰・延喜式・扶桑略記・帝王編年記・日本紀略・本朝往生伝・古今著聞集・拾芥抄・権記・御堂関白記など

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