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「米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 Ⅱ」の検索結果
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米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 総集編 - 「米騒動」は労働者主導で一九一七年春から 井上らの『研究』が一八年夏の街頭騒擾に限ったのは誤り

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
井本三夫編、集広舎、2025、312p、A5判
1918(大正7)年の米騒動といえば富山の漁師の妻たちが,米の移出阻止に結束して起こした騒擾だと長く考えられてきた。しかしそれは「古い見かけ」であり,労働者の争議・消費者運動主導という「新しさ」を見誤らせてきた。この誤解の起点は,資料蒐集を1918年8月からの動静に置いた細川嘉六や,その細川資料を使った井上清らの『米騒動の研究』(全五巻)が権威的研究とみなされてきたことにある。
井本三夫氏は1980(昭和55)年に茨城大学教授を50歳で辞したのち,在野で地道な調査研究を長年積み重ね,今回,井上らの『研究』の記述を各道府県レベルまで修正・補充することに成功した。2022年8月には、NHK総合テレビの人気番組「歴史探偵」に出演。その調査研究の一端を披歴された。この「総集編」は,井本三夫氏の遺稿集であるとともに到達点である。
目次
井本三夫先生遺稿集『米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 総集編』刊行委員会 趣意書
 はじめに
総論 「米騒動」とは何だったのか 片山潜の指摘と井上清らの定義の誤り
第一章 「米騒動」の三時期と各期の特徴
第二章 各道府県の「米騒動」期
第三章 日本の米穀侵略と東アジア諸民族の自立運動
第四章 大戦後デモクラシーとその限界 植民地米依存で大陸侵略・敗戦へ
終章 『論集Ⅲ』「世界の食糧騒擾」の要点
編者・執筆者紹介 
 井本三夫先生遺稿集『米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 総集編』刊行委員会名簿
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3,850
井本三夫編 、集広舎 、2025 、312p 、A5判
1918(大正7)年の米騒動といえば富山の漁師の妻たちが,米の移出阻止に結束して起こした騒擾だと長く考えられてきた。しかしそれは「古い見かけ」であり,労働者の争議・消費者運動主導という「新しさ」を見誤らせてきた。この誤解の起点は,資料蒐集を1918年8月からの動静に置いた細川嘉六や,その細川資料を使った井上清らの『米騒動の研究』(全五巻)が権威的研究とみなされてきたことにある。 井本三夫氏は1980(昭和55)年に茨城大学教授を50歳で辞したのち,在野で地道な調査研究を長年積み重ね,今回,井上らの『研究』の記述を各道府県レベルまで修正・補充することに成功した。2022年8月には、NHK総合テレビの人気番組「歴史探偵」に出演。その調査研究の一端を披歴された。この「総集編」は,井本三夫氏の遺稿集であるとともに到達点である。 目次 井本三夫先生遺稿集『米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 総集編』刊行委員会 趣意書  はじめに 総論 「米騒動」とは何だったのか 片山潜の指摘と井上清らの定義の誤り 第一章 「米騒動」の三時期と各期の特徴 第二章 各道府県の「米騒動」期 第三章 日本の米穀侵略と東アジア諸民族の自立運動 第四章 大戦後デモクラシーとその限界 植民地米依存で大陸侵略・敗戦へ 終章 『論集Ⅲ』「世界の食糧騒擾」の要点 編者・執筆者紹介   井本三夫先生遺稿集『米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 総集編』刊行委員会名簿

米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 Ⅱ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
井本三夫 編、集広舎、2019、318p
米騒動の始まりは、炭鉱・造船・製鉄所が集中し、朝鮮・中国・東南アジアの米・資源を奪って来てシベリア出兵への乗船地でもあった北九州~広島湾沿岸であり、富山県ではなかったことが明らかになっている。最激化地で寺内内閣倒壊のとどめをさし、最初の政党内閣への道を開いた地でもある。それ故、百周年全国研究会は北九州から始めた。第Ⅰ巻(2019年3月刊)に続く、第Ⅱ巻刊行!
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2,640
井本三夫 編 、集広舎 、2019 、318p
米騒動の始まりは、炭鉱・造船・製鉄所が集中し、朝鮮・中国・東南アジアの米・資源を奪って来てシベリア出兵への乗船地でもあった北九州~広島湾沿岸であり、富山県ではなかったことが明らかになっている。最激化地で寺内内閣倒壊のとどめをさし、最初の政党内閣への道を開いた地でもある。それ故、百周年全国研究会は北九州から始めた。第Ⅰ巻(2019年3月刊)に続く、第Ⅱ巻刊行!

米騒動大戦後デモクラシー百周年論集 1

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,530
井本三夫 編、集広舎、2019、308p
米騒動の始まりは、炭鉱・造船・製鉄所が集中し、朝鮮・中国・東南アジアの米・資源を奪って来てシベリア出兵への乗船地でもあった北九州~広島湾沿岸であり、富山県ではなかったことが明らかになっている。最激化地で寺内内閣倒壊のとどめをさし、最初の政党内閣への道を開いた地でもある。それ故、百周年全国研究会は北九州から始めたが、本書第Ⅰ・Ⅱ巻もそれらの地域を中心とする。
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2,530
井本三夫 編 、集広舎 、2019 、308p
米騒動の始まりは、炭鉱・造船・製鉄所が集中し、朝鮮・中国・東南アジアの米・資源を奪って来てシベリア出兵への乗船地でもあった北九州~広島湾沿岸であり、富山県ではなかったことが明らかになっている。最激化地で寺内内閣倒壊のとどめをさし、最初の政党内閣への道を開いた地でもある。それ故、百周年全国研究会は北九州から始めたが、本書第Ⅰ・Ⅱ巻もそれらの地域を中心とする。

米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集Ⅳ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,750
井本三夫、集広舎、2022年6月、248p、四六判並製
米騒動と関連諸事件の、間違われ見落とされ隠されて来た問題・悲劇・陰謀が指摘され論じられる。米騒動はなぜ富山から始まったと間違われたか、映画「大コメ騒動」の誤り、米騒動資料蒐集者細川嘉六の横浜事件、震災時の朝鮮人大虐殺や日本の膨張史に見る「朝鮮観」批判の一方、イギリスの食糧騒擾論争も紹介される。

目次
■はじめに
■映画『大コメ騒動』の間違い[井本三夫]
■「米騒動」はなぜ、富山から始まったと間違われたか[井本三夫]
■イギリスの一八世紀食糧騒擾研究と“モーラル・エコノミー”論争[コリン・スロス]
■横浜事件とNPO「細川嘉六ふるさと研究会」の“新解釈”[村上邦夫]
■明治政府の対外膨張戦略の批判的検討:司馬遼太郎氏らの「朝鮮観」を手がかりに[村上邦夫]
■姜徳相論文の紹介:震災時の朝鮮人大虐殺は権力が意図して政策的に仕組んだもの[井本三夫]
■四方町(富山県)の大海食・神通川東遷による悲劇[井本三夫]
■「米騒動」を“土下座・哀願”にかえる『富山県女性史』の警察史観[井本三夫]
■論集第Ⅰ・Ⅱ巻の諸論稿についての所感[井本三夫]
■執筆者略歴
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2,750
井本三夫 、集広舎 、2022年6月 、248p 、四六判並製
米騒動と関連諸事件の、間違われ見落とされ隠されて来た問題・悲劇・陰謀が指摘され論じられる。米騒動はなぜ富山から始まったと間違われたか、映画「大コメ騒動」の誤り、米騒動資料蒐集者細川嘉六の横浜事件、震災時の朝鮮人大虐殺や日本の膨張史に見る「朝鮮観」批判の一方、イギリスの食糧騒擾論争も紹介される。 目次 ■はじめに ■映画『大コメ騒動』の間違い[井本三夫] ■「米騒動」はなぜ、富山から始まったと間違われたか[井本三夫] ■イギリスの一八世紀食糧騒擾研究と“モーラル・エコノミー”論争[コリン・スロス] ■横浜事件とNPO「細川嘉六ふるさと研究会」の“新解釈”[村上邦夫] ■明治政府の対外膨張戦略の批判的検討:司馬遼太郎氏らの「朝鮮観」を手がかりに[村上邦夫] ■姜徳相論文の紹介:震災時の朝鮮人大虐殺は権力が意図して政策的に仕組んだもの[井本三夫] ■四方町(富山県)の大海食・神通川東遷による悲劇[井本三夫] ■「米騒動」を“土下座・哀願”にかえる『富山県女性史』の警察史観[井本三夫] ■論集第Ⅰ・Ⅱ巻の諸論稿についての所感[井本三夫] ■執筆者略歴

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