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十五年戦争極秘資料集 補巻56 尖閣群島測候所建設調査報告 全1冊

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
編・解説―三木 健、不二出版、2024
本資料は石垣島地方気象台に残っていた尖閣諸島への測候所建設に関する「軍事機密」文書の収録したものである。

 1943年8月から44年1月までの、石垣島測候所と中央気象台長・藤原咲平との往復電信や報告書を主とする。

 いずれも「軍事極秘」もしくは「極秘」の押印があり、極秘裏に進められた計画であることが伺える。また測候所建設に止まらず、職員の常駐、防御施設・飛行場の設置も検討されており、小規模ながら軍事要塞化も企図されたことも判明する。ただ計画は調査継続の困難と戦局の悪化に伴う資材不足のために立ち消えとなった。

 1943年2月にガダルカナルが失陥して「絶対国防圏」に風穴が空けられた時期と重なることもあり、守勢に回らざるを得なかった当時の政府・軍の動向の一端がうかがえる資料である。
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編・解説―三木 健 、不二出版 、2024
本資料は石垣島地方気象台に残っていた尖閣諸島への測候所建設に関する「軍事機密」文書の収録したものである。  1943年8月から44年1月までの、石垣島測候所と中央気象台長・藤原咲平との往復電信や報告書を主とする。  いずれも「軍事極秘」もしくは「極秘」の押印があり、極秘裏に進められた計画であることが伺える。また測候所建設に止まらず、職員の常駐、防御施設・飛行場の設置も検討されており、小規模ながら軍事要塞化も企図されたことも判明する。ただ計画は調査継続の困難と戦局の悪化に伴う資材不足のために立ち消えとなった。  1943年2月にガダルカナルが失陥して「絶対国防圏」に風穴が空けられた時期と重なることもあり、守勢に回らざるを得なかった当時の政府・軍の動向の一端がうかがえる資料である。

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