「臨床検査の手引き : 各種検査関係出版物より　追補版」の検索結果

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序
今さら言うまでもないことだが医学, 医療の進歩は実にすばらしい。 疾
病の診断,治療を行うに際し,患者の身体的所見を診ることは非常に大切
なことであるが,また 「臨床検査」 の重要さも日常診療に不可欠のもので
ある。
ことに臨床検査の進歩は目ざましく,まさに日進月歩と言える。臨床検
査センター等の発展, 充実により医師みずからが実施することは少なくなっ
た。 一方これらを利用することにより精度の高い高度な検査を行うことが
できるようになった。
臨床医にとって臨床検査に対する知識と,実施に際しての心掛けが一層
重要視されるようになった。 検査のやり過ぎ、やらなさ過ぎ何れも反省し
なくてはならない。
前回の「臨床検査の手引き」も時の経過と共に改訂,追加すべきものが
多く出来た。 そこで今回その続編を発行することになった。 今回もまた社
団法人 京都微生物研究所の絶大なるご協力と,京都内科医会の学術担当
理事の皆さんの努力のたまものである。 改めて感謝いたします。
本書が会員の諸先生の臨床検査の知識を一層深めると共に,その実施に
役立つことを祈ってやみません。
平成4年10月
京都内科医会会長 新井
新井 多聞
非売品　グラシン紙包装にてお届け致します。