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著：岩村 三千夫　野原 四郎、岩波新書、昭和４３年(1968年)　第7刷、227 p 絶版、サイズ･･･

「世界人口の四分の一をしめている大国であり、世界でもっとも輝かしい文明の歴史をもつ中国は、近代にはいって列強の反植民地とされ、大国どころではなく、独立を失って隷属化された国として悩みつづけた。しかし、中国革命を勝利に導いた人民の力は、この人口六億五００万の国に、大国にふさわしい実力を付与している。新しい中国の歴史は、まだはじまったばかりではあるが、なにびとも、それがすでにかちとった巨大な成果と世紀の実験に目をつぶることはできない。」 ―「社会主義への歩み」より　目次：旧中国の解体（世界の動きと中国 / 大農民戦争 / ほか） / 現代史の発端（第一次大戦の世界と中国 / 五・四運動 / 他） / 一〇年の内戦（世界をゆるがした３ヵ年 / 蒋介石の「全国統一」 / ほか） / 抗日戦争（抗日戦をめぐる国際関係 / 抗日戦の第一段階 / ほか） / 人民解放戦争（戦後の情勢と内戦 / 防禦から反政へ / ほか） / 社会主義へのあゆみ（改革と建設の二本足 / 社会主義改造の達成 / ほか）