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藤本勇宛　毛筆　大2・9・18（消印）～5・8・1（消印）　友人とのやりとりか。「早く手紙を上げる筈の處多忙のため失礼。勉強はいつでも出来るから遊ぶべし。山の神より万々宜敷。代々木へ越して以来一ヶ月半、ノミがゐて一夜も安眠せず。天下ろくな事なし。『桑の実』は面白くない」（大2・9・18）「近来懐疑的の處いづれ御上京の節いろ／＼聞いて上げませう。からだを大事にし給へ」（大5・8・１）（発信地）代々木山谷（受信地）荏原郡大井町　#八木書店近代自筆物/２.書簡類　#94号近代文学特輯　code07533　※自筆物につきましては、毎月25日前後に新蒐品を追加しております。PDF形式で御覧になりたい方は https://company.books-yagi.co.jp/archives/news/10928 を参照ください。