「限りなく素直な心」の検索結果

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志村 武、ぱるす出版、昭和 59年(1984年) 初版第7刷、238 p 絶版、サイズ(cm): ･･･

剣の極意は人生の極意　宮本武蔵は、「畳のヘリを渡るのはやさしい。しかし高さが一間にもなれば非常にむずかしくなる。幅を三尺にすれば渡ることはできるが、高さを天守閣と増位山を結ぶところまで引き上げれば 尻ごみせぬ者はおるまい。過失を恐れて、臆病心に左右されるからだ。畳のヘリをよく踏みおぼえよ」といっている。　自分をよく見せたい、高く売りこみたいというのは人情の常である。だが、その分別・知性が心を捕え、心身の自由を奪う。人生の極意は、カッコウよがらず、突っぱらず、世間体を気にせず、"限りなく素直な心"になることだ。 目次：剣の極意は人生の極意 / 無念無想の修練 / "本来の自分"と"にせの自分" / 構えると心身の自由が失われる / 「イメージ・タンク」の力と盲点 / 「無分別の分別」「分別の無分別」 / 可能性の暗闇を探れ / 二重の思い違い / 「男のあたりまえ」と「女のあたりまえ」 / 人間をたぶらかす四つの偶像(イドラ) / プラトンの「洞窟の比喩」 / 生きがい把握への十の道標