高木喜代治（高木斐瑳雄の弟）　室生犀星：序詩・題名　山根義雄：跋〜の在庫検索結果 / 日本の古本屋

りんてん舎
東京都武蔵野市西久保

￥16,500

高木喜代治（高木斐瑳雄の弟）　室生犀星：序詩・題名　山根義雄：跋、私家版、昭11、1

【非売品　署名「著者」入】
函（天4cm程欠損、角少ヌレ）
巻末数字書入
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〈アメリカに於ける高木君は、エトランジエとして幾多の機械都市を遍歴しながら、到る処にやりきれぬものを感じ、虚無的な旅愁の棄て場所にこまつたらしい。しかし旅愁はつひに凝つて鋭いスナツプ・シヨツトの中に多彩な詩花を咲かせたのであつた。高木君の詩篇を読むと、生けるアメリカの肉体が圧力的に迫つてくる。のみならず高木君はみごとにその体臭さへも嗅ぎわけてゐる。わづか一年半ほどの間にアメリカの肉体の各所を剥ぎとつてこれだけの収穫をもたらした高木君の詩力は強靭だつた。そしてその詩風はそのままアメリカの骨格に一致してゐると言へよう。〉
山根義雄跋文より

嗩吶（ちゃるめら）　詩集　【非売品　署名「著者」入】　＜モダニズム詩＞

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高木喜代治（高木斐瑳雄の弟）　室生犀星：序詩・題名　山根義雄：跋、私家版、昭11 、1

【非売品　署名「著者」入】函（天4cm程欠損、角少ヌレ）巻末数字書入 - 〈アメリカに於ける高木君は、エトランジエとして幾多の機械都市を遍歴しながら、到る処にやりきれぬものを感じ、虚無的な旅愁の棄て場所にこまつたらしい。しかし旅愁はつひに凝つて鋭いスナツプ・シヨツトの中に多彩な詩花を咲かせたのであつた。高木君の詩篇を読むと、生けるアメリカの肉体が圧力的に迫つてくる。のみならず高木君はみごとにその体臭さへも嗅ぎわけてゐる。わづか一年半ほどの間にアメリカの肉体の各所を剥ぎとつてこれだけの収穫をもたらした高木君の詩力は強靭だつた。そしてその詩風はそのままアメリカの骨格に一致してゐると言へよう。〉山根義雄跋文より