「1910年頃～1940年頃」の検索結果

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1910年頃～1940年頃

差出人並びに宛先人は混在。大半が現地の風景が刷られた絵葉書を使用している。旅行者、もしくは留学者が投函したと思われるものが主。消印はパリをはじめ、マルセイユ、リヨン、ニース他。宛先地の多くは日本だが、フランス国内、イギリス、ドイツ、ベルギー等も見られる。内容は長文での消息から年賀状まで。全体の二割ほどは切手欠。一部にイタミ有。

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1910年頃～1940年頃

差出人並びに宛先人は混在。大多数が現地の風景が刷られた絵葉書を使用している。旅行者が投函したと思われるものが主で、消印はウィーンが多い。宛先地の大半は日本国内。１１通は切手欠、数通にイタミ有。●“二十年前或は五十年前のこの町の美しかった事は今日歩いて居ても解ります。一昔前のウインをなつかしむ人が沢山有ります。私も昔王様の酒倉をカフェーに修繕した所でワインを飲み昔の小唄を聞いて昨夜は五時でしたホテルへ帰ったのは。ここで聞くブルー・ダニューブはすてきです。日本だと見向きもしないブルー・ダニューブ、シュトラウスのワルツ等、ここの人は矢張昔を偲び悦んで聞いて居ります…（後略）”（於ウイン　某氏）

1910年頃～1940年頃

差出人並びに宛先人は混在。旅行者が投函したと思われるものが主で、大半が現地の風景が刷られた絵葉書を使用している。消印はベルンをはじめ、チューリッヒ、ジュネーヴ、バーゼル他。宛先地の多くは日本国内。全体の二割ほどは切手欠。数枚にイタミ有。

●“二十五日の晩に巴里を出立して瑞西へ書生旅行を始めました。ゼネバ、ローザンヌ、ベルンを経て昨夜此地に泊りました。言葉が通じなくても平気なものです。一人で一向淋しくないのみか却て暢気で良いし、ホテルも一流のホテルを避けて二流の静かな所を選んだので大変好結果を得ました。然し此辺もやはり夏場所と見へて此頃はホテルも半分位閉じて居ます。ウインタースポーツをやるのでなければやはり夏にお越しになった方が良いと思ひます。山間の雪景色は何時見ても良いものです。”（インターラーケンにて　前田生）

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1910年頃～1940年頃

差出人並びに宛先人は混在。何れも旅行者、もしくは移住者が投函したと思われるもので、大半が現地の風景が刷られた絵葉書を使用している。一部は賀状。消印はペナンをはじめ、コタ・ティンギ、ジョホール他。２通切手欠、１通角に少欠損有。

●“母上様、その後御変り有りませんか。坊や入籍致したそうでこんな喜ばしい事は有りません。二三日前坊やの写真を送ってきましたが大きくなって利口そうな顔をしています。７月分給料は１６０円送るつもりでしたがボーナスが遅くなったのでまず１２０円だけ送っておきました。８月の末には着くだらうと思います。ですから８月分はボーナス共々送ります。○○氏が夜逃げしたとの事、しかしいつか悪運つきるでせう又○○先生の所へ行って頂いて有難うございました。此の写真は我々が今住んでいる家に良くにているから御送り致しました。こうゆう家に住んでいるのです。では御体大切に”（１９３６年　某氏）

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