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【ドイツ語 ひげ文字洋書】 パウロとルターにおける人間理解の比較研究 『Paulus und Luther über den menschen : ein Vergleich』

アブストラクト古書店
 京都府八幡市男山指月
3,800
von Paul Althaus (ルター派神学者 ポール・アルトハウス)、C. Bertelsma・・・
【ハードカバー】フラクトゥール (ひげ文字)。
全体的に若干ヤケ・軽い反りがあります。表紙にややスレ・一部にヤケによる変色、天に薄いくすみ・薄いシミ、巻末見返しに紙を剥がした跡、本文全体の約1/3の所々に赤鉛筆による線引き (一部書き込み) があります。それ以外は特に問題はありません。

●シリーズ名:Studien der Luther-Akademie (ルター研究 アカデミー叢書), 14. heft

●内容
パウロとルターの人間理解を正面から比較した神学研究書。
ローマ書7章「私」 (Röm. 7,14ff.) の解釈を軸に、パウロとルターが「人間」「罪」「義認」「キリスト者の生活」をどう理解したのかを、体系的に読み解いています。
冒頭で著者は、40年以上議論されてきた「パウロ的福音理解とルター的福音理解の距離」を改めて検討すべきだと語り、古代からの解釈史やルター自身の読解、宗教改革期の神学的位置取りを丁寧に追います。
続く章では、キリストなき人間像、キリスト者としての生、義認の経験、罪理解の相違などを、対置ではなく相互に照らし合う形で考察しており、ルター神学を学ぶ上でもパウロ研究を学ぶ上でも要点がつかめる構成になっています。
また序文から本文にかけて、当時のルター研究・宗教史研究の最先端の議論 (Wrede, Ritschl, Heimüller らの見解) にも触れており、1930年代の学界の空気がそのまま伝わる一冊です。

●主な目次訳
・パウロとルター
・キリストなき人間について
・パウロによるキリスト者生活論
・ルターによるキリスト者生活論
・相違点
・違いの根拠・原因
・パウロか、ルターか
・付録:「わたしを裁くのは主である」

●著者:ポール・アルトハウス (Paul Althaus、1888-1966)
 ドイツのルター派神学者。
様々な牧師職を務めた後、ゲッティンゲン大学やエアランゲン大学の教授に就任。
1933年のナチス政権の台頭を歓迎したにもかかわらず、第二次世界大戦終結後も大学内部の非ナチ化委員会の初代委員長を務めましたが、戦後、ナチズムへの関与が公になった後、アメリカ軍政府による非ナチ化手続きの一環として、解雇。翌年には職に復帰しています。


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3,800
von Paul Althaus (ルター派神学者 ポール・アルトハウス) 、C. Bertelsmann 、1938年発行 (序文より) 、viii, 107 p 、24 cm
【ハードカバー】フラクトゥール (ひげ文字)。 全体的に若干ヤケ・軽い反りがあります。表紙にややスレ・一部にヤケによる変色、天に薄いくすみ・薄いシミ、巻末見返しに紙を剥がした跡、本文全体の約1/3の所々に赤鉛筆による線引き (一部書き込み) があります。それ以外は特に問題はありません。 ●シリーズ名:Studien der Luther-Akademie (ルター研究 アカデミー叢書), 14. heft ●内容 パウロとルターの人間理解を正面から比較した神学研究書。 ローマ書7章「私」 (Röm. 7,14ff.) の解釈を軸に、パウロとルターが「人間」「罪」「義認」「キリスト者の生活」をどう理解したのかを、体系的に読み解いています。 冒頭で著者は、40年以上議論されてきた「パウロ的福音理解とルター的福音理解の距離」を改めて検討すべきだと語り、古代からの解釈史やルター自身の読解、宗教改革期の神学的位置取りを丁寧に追います。 続く章では、キリストなき人間像、キリスト者としての生、義認の経験、罪理解の相違などを、対置ではなく相互に照らし合う形で考察しており、ルター神学を学ぶ上でもパウロ研究を学ぶ上でも要点がつかめる構成になっています。 また序文から本文にかけて、当時のルター研究・宗教史研究の最先端の議論 (Wrede, Ritschl, Heimüller らの見解) にも触れており、1930年代の学界の空気がそのまま伝わる一冊です。 ●主な目次訳 ・パウロとルター ・キリストなき人間について ・パウロによるキリスト者生活論 ・ルターによるキリスト者生活論 ・相違点 ・違いの根拠・原因 ・パウロか、ルターか ・付録:「わたしを裁くのは主である」 ●著者:ポール・アルトハウス (Paul Althaus、1888-1966)  ドイツのルター派神学者。 様々な牧師職を務めた後、ゲッティンゲン大学やエアランゲン大学の教授に就任。 1933年のナチス政権の台頭を歓迎したにもかかわらず、第二次世界大戦終結後も大学内部の非ナチ化委員会の初代委員長を務めましたが、戦後、ナチズムへの関与が公になった後、アメリカ軍政府による非ナチ化手続きの一環として、解雇。翌年には職に復帰しています。 ■送料:全国一律350円

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