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4,881件

渡海僧がみた宋代中国■参天台五臺山記を読む■

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
4,950
森 公章著、八木書店、令7、1冊
平安時代の僧が書いた旅日記を読み解き、約1000年前の中国や旅の様子を知る!
中国に渡航し、聖地である天台山・五臺山を巡礼した平安時代の天台僧・成尋の旅日記『参天台五臺山記』。470日間書き続けられた日記を読解・解説し、当時の風俗・習慣・食生活・動植物・交通事情・旅の様子を知る。

【内容説明】
①470日連続して記された旅日記『参天台五臺山記』の世界
 延久4・5年(1072・1073)、中国に渡航し、天台宗の本山である天台山や文殊信仰の聖地、五臺山を巡礼した平安時代の天台僧・成尋60歳の旅日記『参天台五臺山記』。470日間欠かさず書き続けられた日記をわかりやすい文体で読み解き、当時の旅を体感する。
②克明に記された北宋中国の風俗・文化を知る
 『参天台五臺山記』には仏教関係のみならず、宋代中国で最も充実した神宗期(在位1067~1085)の政治・経済・社会・文化などの見聞が記録される。さらに風俗・習慣・食生活・動植物までもが詳細に書かれており、約1,000年前の宋代中国の様子を知ることができる。
③平安時代の天台僧が過ごした旅の日常を知る
 『参天台五臺山記』には、中国の水陸交通や、毎日の金銭の収支・物価までもが克明に記されており、平安時代の旅がどのように行われたのかを知ることができる。
④図版を交え、原点史料を読む醍醐味を知る
 著者は史料纂集古記録編『参天台五臺山記』第一・第二(八木書店、2023年)の校訂を担当。その最新の研究成果を踏まえ、図版を交えて、生き生きと描かれた旅日記を読み解く。

#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
4,950
森 公章著 、八木書店 、令7 、1冊
平安時代の僧が書いた旅日記を読み解き、約1000年前の中国や旅の様子を知る! 中国に渡航し、聖地である天台山・五臺山を巡礼した平安時代の天台僧・成尋の旅日記『参天台五臺山記』。470日間書き続けられた日記を読解・解説し、当時の風俗・習慣・食生活・動植物・交通事情・旅の様子を知る。 【内容説明】 ①470日連続して記された旅日記『参天台五臺山記』の世界  延久4・5年(1072・1073)、中国に渡航し、天台宗の本山である天台山や文殊信仰の聖地、五臺山を巡礼した平安時代の天台僧・成尋60歳の旅日記『参天台五臺山記』。470日間欠かさず書き続けられた日記をわかりやすい文体で読み解き、当時の旅を体感する。 ②克明に記された北宋中国の風俗・文化を知る  『参天台五臺山記』には仏教関係のみならず、宋代中国で最も充実した神宗期(在位1067~1085)の政治・経済・社会・文化などの見聞が記録される。さらに風俗・習慣・食生活・動植物までもが詳細に書かれており、約1,000年前の宋代中国の様子を知ることができる。 ③平安時代の天台僧が過ごした旅の日常を知る  『参天台五臺山記』には、中国の水陸交通や、毎日の金銭の収支・物価までもが克明に記されており、平安時代の旅がどのように行われたのかを知ることができる。 ④図版を交え、原点史料を読む醍醐味を知る  著者は史料纂集古記録編『参天台五臺山記』第一・第二(八木書店、2023年)の校訂を担当。その最新の研究成果を踏まえ、図版を交えて、生き生きと描かれた旅日記を読み解く。 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古記録編 第222回配本 勘仲記8

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
14,300
高橋秀樹・櫻井彦・遠藤珠紀校訂、八木書店、令7、1冊
蒙古襲来前後の朝廷の様子や、持明院・大覚寺両統迭立など、重要な事件を目撃した実務官人の克明な記録を自筆本により翻刻

【内容説明】
■史料纂集本勘仲記の特長
●自筆本を底本とする最善の本文を提供。
●断簡や逸文、日記本文が現存しない部分の日記目録も収録。
●墨継ぎや文字間隔、追筆・挿入・抹消に見られる兼仲の筆録意識を読み取るなど、最新の研究成果に基づく、最善の本文を提供。


■勘仲記とは
藤原(広橋)兼仲(一二四四■一三〇八)の日記。日記名は勘解由小路中納言兼仲の称に由来する。別名『兼仲卿記』。国立歴史民俗博物館に自筆本九十巻が所蔵されているほか、若干の断簡や逸文が伝わっている。日野流の広橋家は文筆の家として朝廷に仕え、兼仲の父経光の 『民経記』など、代々日記を残した。
 本記は将軍惟康親王の京都送還と久明親王の将軍宣下・関東下向など鎌倉幕府と朝廷との関係、持明院・大覚寺両統迭立、鎌倉後期の公家訴訟制度の実態と整備、摂関家の家政、畿内寺社や在地の動向、詩文・神楽、仏教説話的な言説等々、政治・経済・宗教・文化・芸能、さらに宮廷儀式と多方面にわたる十三世紀後半の一級史料である。
 とりわけ二度の蒙古襲来とその前後の京都の状況を知る重要な記事を多く含み、朝廷・寺社がこの事態にいかに対処したかを看取できる。

■藤原兼仲
父は経光、母は藤原親実の女。正嘉二年(一二五七)十四歳で叙爵し、治部少輔や摂関家の政所別当などを勤めた。兄兼頼が弘安三年(一二八〇)死去した後、家を継いで四十一歳で蔵人となり、弁官や亀山上皇の院司にもなった。正応五年(一二九二)に蔵人頭から参議となって公卿に列し、永仁元年(一二九三)には権中納言となったが、翌年、これを辞し、延慶元年(一三〇八)六十五歳で死去した。

【目次】
【所収】正応5年(1292)11月~正安3年(1301)11月・補遺/解題(高橋秀樹)

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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14,300
高橋秀樹・櫻井彦・遠藤珠紀校訂 、八木書店 、令7 、1冊
蒙古襲来前後の朝廷の様子や、持明院・大覚寺両統迭立など、重要な事件を目撃した実務官人の克明な記録を自筆本により翻刻 【内容説明】 ■史料纂集本勘仲記の特長 ●自筆本を底本とする最善の本文を提供。 ●断簡や逸文、日記本文が現存しない部分の日記目録も収録。 ●墨継ぎや文字間隔、追筆・挿入・抹消に見られる兼仲の筆録意識を読み取るなど、最新の研究成果に基づく、最善の本文を提供。 ■勘仲記とは 藤原(広橋)兼仲(一二四四■一三〇八)の日記。日記名は勘解由小路中納言兼仲の称に由来する。別名『兼仲卿記』。国立歴史民俗博物館に自筆本九十巻が所蔵されているほか、若干の断簡や逸文が伝わっている。日野流の広橋家は文筆の家として朝廷に仕え、兼仲の父経光の 『民経記』など、代々日記を残した。  本記は将軍惟康親王の京都送還と久明親王の将軍宣下・関東下向など鎌倉幕府と朝廷との関係、持明院・大覚寺両統迭立、鎌倉後期の公家訴訟制度の実態と整備、摂関家の家政、畿内寺社や在地の動向、詩文・神楽、仏教説話的な言説等々、政治・経済・宗教・文化・芸能、さらに宮廷儀式と多方面にわたる十三世紀後半の一級史料である。  とりわけ二度の蒙古襲来とその前後の京都の状況を知る重要な記事を多く含み、朝廷・寺社がこの事態にいかに対処したかを看取できる。 ■藤原兼仲 父は経光、母は藤原親実の女。正嘉二年(一二五七)十四歳で叙爵し、治部少輔や摂関家の政所別当などを勤めた。兄兼頼が弘安三年(一二八〇)死去した後、家を継いで四十一歳で蔵人となり、弁官や亀山上皇の院司にもなった。正応五年(一二九二)に蔵人頭から参議となって公卿に列し、永仁元年(一二九三)には権中納言となったが、翌年、これを辞し、延慶元年(一三〇八)六十五歳で死去した。 【目次】 【所収】正応5年(1292)11月~正安3年(1301)11月・補遺/解題(高橋秀樹) #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

萬葉集正義 第1(収録:巻1・2)

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
8,800
萬葉集正義編集委員会編、八木書店、令6、1冊
漢籍を中心に比較文学の知見を盛り込んだ『万葉集』注釈の決定版!

【内容説明】
★インターネット書評サイト「ALL REVIEWS」で解説コラム掲載中!
『万葉集』15年ぶりの本格的注釈書の刊行
https://allreviews.jp/review/6897

①『万葉集』全20巻を全注釈!各歌に詳細な語釈/成立論/内容紹介を付した注釈の決定版
&本シリーズでは『万葉集』全20巻を2巻ずつ、全10冊で徹底精読する。最善本である西本願寺本に則った最良の校訂本文・読み下し文を提供し、各歌に詳細な語釈を付す。各歌には「作品の成立」「作品の特質」などとして、上代文学研究の立場から精緻な作品解説を掲載している。

②漢籍の出典などを重視した比較文学研究!
語釈では漢籍・仏典の文言との関係を丁寧に考究している。これは『万葉集』を比較文学研究の立場から研究したという点で画期的。民俗学の立場からの解釈を試みている点も注目される。

#八木書店出版物/-/-
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8,800
萬葉集正義編集委員会編 、八木書店 、令6 、1冊
漢籍を中心に比較文学の知見を盛り込んだ『万葉集』注釈の決定版! 【内容説明】 ★インターネット書評サイト「ALL REVIEWS」で解説コラム掲載中! 『万葉集』15年ぶりの本格的注釈書の刊行 https://allreviews.jp/review/6897 ①『万葉集』全20巻を全注釈!各歌に詳細な語釈/成立論/内容紹介を付した注釈の決定版 &本シリーズでは『万葉集』全20巻を2巻ずつ、全10冊で徹底精読する。最善本である西本願寺本に則った最良の校訂本文・読み下し文を提供し、各歌に詳細な語釈を付す。各歌には「作品の成立」「作品の特質」などとして、上代文学研究の立場から精緻な作品解説を掲載している。 ②漢籍の出典などを重視した比較文学研究! 語釈では漢籍・仏典の文言との関係を丁寧に考究している。これは『万葉集』を比較文学研究の立場から研究したという点で画期的。民俗学の立場からの解釈を試みている点も注目される。 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古記録編 第220回配本 花月日記5

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
18,700
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂、八木書店、令6、1冊
「寛政の改革」を断行した老中松平定信の晩年の日記初の全文翻刻!

【内容説明】
江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記。定信の見識を通じての、当代の世情、事件、及び政治・文化面の具体的な記述、様々な人物への評言には、実に興味深いものがある。
 若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記がこの『花月日記』である。
 退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、約2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。文中には、その時々に数多の和歌が詠み込まれ、さながら歌日記の態をなしている。定信生前に歌集として版行されたのは『三草集』930余首のみであるが、この『花月日記』に詠み込まれた歌は各年300~400首を超える。
 日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。記述中には幕政に対する批判は厳に慎んでいる。繰り返されているのは当代の御代の豊かさに対する賛辞と感謝である。しかし、やはりその中には、定信自身の思い、考え、また志といったものも、折々に現れてくる。定信の心情が思われる。
 なお、「浴恩園」は閉鎖された旧築地市場(東京都中央区)の広大な跡地に眠っている。数十年にわたり地下に埋もれてきたが、都などは東京五輪・パラリンピック後の再開発に伴い、初の発掘調査を検討。庭園の再発見と実態解明に期待が高まっている。

【目次】
【所収】文政5年(1822)正月~文政8年(1825)12月

#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
18,700
岡嶌偉久子・山根陸宏校訂 、八木書店 、令6 、1冊
「寛政の改革」を断行した老中松平定信の晩年の日記初の全文翻刻! 【内容説明】 江戸幕府老中、松平定信(1758~1829)の晩年の日記。白河藩主致仕の日をもって起筆、以後逝去の前年までの日記。定信の見識を通じての、当代の世情、事件、及び政治・文化面の具体的な記述、様々な人物への評言には、実に興味深いものがある。  若くして徳川幕府老中首座・将軍補佐となり、「寛政の改革」を断行した松平定信が白河藩主致仕の日(文化9年4月6日 55歳)を以て起筆、以後、逝去前年の文政11年末まで書き続けた17年間の日次記がこの『花月日記』である。  退隠後は、住居を江戸築地の藩邸下屋敷「浴恩園」に移し、自ら「楽翁」また「花月翁」と称した。優雅な擬古文でつづられた当『花月日記』の記述の多くは、約2万坪の大庭園「浴恩園」での、四季の花々を愛で、月を賞し、心知れる友と語らう、風流清雅な日々の記といってよい。文中には、その時々に数多の和歌が詠み込まれ、さながら歌日記の態をなしている。定信生前に歌集として版行されたのは『三草集』930余首のみであるが、この『花月日記』に詠み込まれた歌は各年300~400首を超える。  日記中によく登場する人々は子息や娘たち、近親、またごく親しい友人たちである。記述中には幕政に対する批判は厳に慎んでいる。繰り返されているのは当代の御代の豊かさに対する賛辞と感謝である。しかし、やはりその中には、定信自身の思い、考え、また志といったものも、折々に現れてくる。定信の心情が思われる。  なお、「浴恩園」は閉鎖された旧築地市場(東京都中央区)の広大な跡地に眠っている。数十年にわたり地下に埋もれてきたが、都などは東京五輪・パラリンピック後の再開発に伴い、初の発掘調査を検討。庭園の再発見と実態解明に期待が高まっている。 【目次】 【所収】文政5年(1822)正月~文政8年(1825)12月 #八木書店出版物/-/-

室町幕府将軍直臣と格式

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
11,000
西島太郎著、八木書店、令6、1冊
将軍直臣から読み解く室町幕府の家格秩序
将軍直臣は守護・大名といかなる関係を構築したか
将軍権力の再生産構造を武家儀礼と直臣の家格秩序の観点で徹底解明
将軍直臣層を番衆(奉公衆)だけではなく、外様衆にまで広げて検討!

【内容説明】
①在地有力者が中央権力といかに結びついていくのかを信仰面から解き明かす
 郡鎮守の地方神社が、全国から崇敬を受けるようになる理由は何か。本書では、新興勢力が寺社へ奉加(寄付)を行うことの意味を考察する。室町将軍による近江浅井氏に対する栄典授与や、地方の在地領主による愛宕信仰の受容を示す社記を分析し、実態を解明する。

②番衆(奉公衆)に限定せず外様衆を含めた将軍直臣総体を意識し将軍権力を読み解く
 将軍直臣が分布する尾張・三河の外様衆や番衆(奉公衆)を一覧にまとめ、根拠となる所領所見とともに提示する。また、大嘗会における天羽衣役の調進過程を詳細に分析することで、朝廷・幕府・在地領主の三者が支えた室町期大嘗会の実像に迫る。

③将軍直臣と守護・大名権力との関係を紐解く
 出雲尼子氏はいかにして主家京極氏から守護職を簒奪したのか。尼子氏の出雲・隠岐守護への補任過程を幕府格式のあり方から検討する。尼子氏が守護被官から将軍直臣へと立場を変えることで、守護そして大名へと至ることを解明し、定説より37年早い守護補任を説く。石見益田氏にとっての家格「大外様」の意味や、戦国期畿内の争乱を近江六角氏の姻戚関係などから俯瞰する。また鎌倉~江戸時代の大名京極氏墓所の変遷とその意義を探る。

④在地領主・大名研究の展望を示す研究史整理と書評を収載
 戦国期畿内とその周辺の武家領主研究をまとめ、研究書の書評を通じ、新たな武家領主研究の方向性を提示する。

#八木書店出版物/-/-
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11,000
西島太郎著 、八木書店 、令6 、1冊
将軍直臣から読み解く室町幕府の家格秩序 将軍直臣は守護・大名といかなる関係を構築したか 将軍権力の再生産構造を武家儀礼と直臣の家格秩序の観点で徹底解明 将軍直臣層を番衆(奉公衆)だけではなく、外様衆にまで広げて検討! 【内容説明】 ①在地有力者が中央権力といかに結びついていくのかを信仰面から解き明かす  郡鎮守の地方神社が、全国から崇敬を受けるようになる理由は何か。本書では、新興勢力が寺社へ奉加(寄付)を行うことの意味を考察する。室町将軍による近江浅井氏に対する栄典授与や、地方の在地領主による愛宕信仰の受容を示す社記を分析し、実態を解明する。 ②番衆(奉公衆)に限定せず外様衆を含めた将軍直臣総体を意識し将軍権力を読み解く  将軍直臣が分布する尾張・三河の外様衆や番衆(奉公衆)を一覧にまとめ、根拠となる所領所見とともに提示する。また、大嘗会における天羽衣役の調進過程を詳細に分析することで、朝廷・幕府・在地領主の三者が支えた室町期大嘗会の実像に迫る。 ③将軍直臣と守護・大名権力との関係を紐解く  出雲尼子氏はいかにして主家京極氏から守護職を簒奪したのか。尼子氏の出雲・隠岐守護への補任過程を幕府格式のあり方から検討する。尼子氏が守護被官から将軍直臣へと立場を変えることで、守護そして大名へと至ることを解明し、定説より37年早い守護補任を説く。石見益田氏にとっての家格「大外様」の意味や、戦国期畿内の争乱を近江六角氏の姻戚関係などから俯瞰する。また鎌倉~江戸時代の大名京極氏墓所の変遷とその意義を探る。 ④在地領主・大名研究の展望を示す研究史整理と書評を収載  戦国期畿内とその周辺の武家領主研究をまとめ、研究書の書評を通じ、新たな武家領主研究の方向性を提示する。 #八木書店出版物/-/-

古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
9,900
中野高行著、八木書店、令5、1冊
東部ユーラシアにおける〈交通〉のなかで日本の古代国家はいかに形成されたのか
継体天皇の即位、白村江の戦い、高麗郡建郡、遣唐使の派遣、渤海との外交など重要な事例を〈交通〉の視点から再検証し、日本古代国家の形成史を描く
諸国とのネットワーク形成と国家成立の関係を解明!

【内容説明】
〈交通〉の機能を、①政治・軍事的機能(戦争や外交をふくむ対外諸関係/交通網)、②経済的機能(生産/土地利用の機能分化/流通・交換・商業/分業)、③思想・社会的機能(自然界に対する人間界優位の確立/社会の緊密化)、④精神的機能(慣習/文字/仏教/法/儒学/礼)に整理し、諸国とのネットワークの形成と国家成立の関係を描く。
 ①政治・軍事的機能(戦争や外交をふくむ対外諸関係/交通網)
  第一章で五・六世紀における東アジア世界の戦争と外交の実像を、第五章で七世紀後半の「唐・新羅戦争」前後における新羅と倭国の国制改革について考察。
 ②経済的機能(生産/土地利用の機能分化/流通・交換・商業/分業)
 第二章・第三章で西日本に構築された交易ネットワークについて、継体天皇の史的意義とあわせて詳述。
 ③思想・社会的機能(自然界に対する人間界優位の確立/社会の緊密化)
 第六章で八世紀前半の律令制国家が設置した高麗郡の様態について検討。
 ④精神的機能(慣習/文字/仏教/法/儒学/礼)
 付論1で律令制国家の胎動期における渡来系移住民(渡来人・帰化人)の諸相を整理・分析。第四章では天智朝における天皇発願寺院の創建と正史の関係を探る。付論2では『令集解』に見える明法家諸説に関する研究史を整理し、律令制国家の始動期から活躍した法律の専門家たちの史的意義と、律令受容の実相を概観。第八章では渤海国王宛慰労詔書に記された〈斗牛〉という語句の思想的背景を追求した。付論3では高校における朝鮮史教育の展望を検討する中で、ユーラシア大陸東部の交易ネットワークという視座がどのように取り扱われているのかを確認。

#八木書店出版物/-/-
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9,900
中野高行著 、八木書店 、令5 、1冊
東部ユーラシアにおける〈交通〉のなかで日本の古代国家はいかに形成されたのか 継体天皇の即位、白村江の戦い、高麗郡建郡、遣唐使の派遣、渤海との外交など重要な事例を〈交通〉の視点から再検証し、日本古代国家の形成史を描く 諸国とのネットワーク形成と国家成立の関係を解明! 【内容説明】 〈交通〉の機能を、①政治・軍事的機能(戦争や外交をふくむ対外諸関係/交通網)、②経済的機能(生産/土地利用の機能分化/流通・交換・商業/分業)、③思想・社会的機能(自然界に対する人間界優位の確立/社会の緊密化)、④精神的機能(慣習/文字/仏教/法/儒学/礼)に整理し、諸国とのネットワークの形成と国家成立の関係を描く。  ①政治・軍事的機能(戦争や外交をふくむ対外諸関係/交通網)   第一章で五・六世紀における東アジア世界の戦争と外交の実像を、第五章で七世紀後半の「唐・新羅戦争」前後における新羅と倭国の国制改革について考察。  ②経済的機能(生産/土地利用の機能分化/流通・交換・商業/分業)  第二章・第三章で西日本に構築された交易ネットワークについて、継体天皇の史的意義とあわせて詳述。  ③思想・社会的機能(自然界に対する人間界優位の確立/社会の緊密化)  第六章で八世紀前半の律令制国家が設置した高麗郡の様態について検討。  ④精神的機能(慣習/文字/仏教/法/儒学/礼)  付論1で律令制国家の胎動期における渡来系移住民(渡来人・帰化人)の諸相を整理・分析。第四章では天智朝における天皇発願寺院の創建と正史の関係を探る。付論2では『令集解』に見える明法家諸説に関する研究史を整理し、律令制国家の始動期から活躍した法律の専門家たちの史的意義と、律令受容の実相を概観。第八章では渤海国王宛慰労詔書に記された〈斗牛〉という語句の思想的背景を追求した。付論3では高校における朝鮮史教育の展望を検討する中で、ユーラシア大陸東部の交易ネットワークという視座がどのように取り扱われているのかを確認。 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古文書編 第53回配本 出雲国造 北嶋家文書

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
22,000
井上寛司・岡宏三・岡野友彦・小倉慈司・藤森馨 校訂、八木書店、令5、1冊
出雲地域の中世を知る最重要史料
出雲国造北嶋家の古文書の集大成!

【内容説明】
出雲国造北嶋家は、出雲大社の御鎮座と共に今日まで連綿と続く家柄である。その始祖は天穂日命とつたえる。
 今回刊行する「出雲国造北嶋家文書」は、島根県出雲市の出雲大社国造家である北嶋家の中世文書の集大成である。
 平成30年~令和2年度の調査により、新たに発見された「新出」の北嶋家文書を翻刻・校訂し、併せて昭和47年に重要文化財の指定を受けた文書群(「出雲国造家文書」村田正志校訂、昭和43年、清文堂出版)所収の中世文書(慶長5年以前)について、改めて原本調査を行い、翻刻・校訂し収録した。
 今回、重要文化財の文書を調査中に、これらの文書の他にも、大量の未発見の文書があることがわかった。それらを調査した結果、これまで未知の文書群が発見され、解読したところ、いずれも優れた中世文書及びその写であり、中世出雲地方の実態解明に役立つ重要な史料であることが明らかになり、今回初翻刻・出版となった。
 また、単に出雲大社の研究だけでなく、尼子氏・毛利氏の活動や、領国経営・統治の実例を具体的に知ることができる。

【目次】
【収録年月】長寛2年(1164)~慶長5年(1600)
口絵(6通掲載)
新出北嶋家文書149通/出雲国造家文書167通・花押一覧・解題

#八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料
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22,000
井上寛司・岡宏三・岡野友彦・小倉慈司・藤森馨 校訂 、八木書店 、令5 、1冊
出雲地域の中世を知る最重要史料 出雲国造北嶋家の古文書の集大成! 【内容説明】 出雲国造北嶋家は、出雲大社の御鎮座と共に今日まで連綿と続く家柄である。その始祖は天穂日命とつたえる。  今回刊行する「出雲国造北嶋家文書」は、島根県出雲市の出雲大社国造家である北嶋家の中世文書の集大成である。  平成30年~令和2年度の調査により、新たに発見された「新出」の北嶋家文書を翻刻・校訂し、併せて昭和47年に重要文化財の指定を受けた文書群(「出雲国造家文書」村田正志校訂、昭和43年、清文堂出版)所収の中世文書(慶長5年以前)について、改めて原本調査を行い、翻刻・校訂し収録した。  今回、重要文化財の文書を調査中に、これらの文書の他にも、大量の未発見の文書があることがわかった。それらを調査した結果、これまで未知の文書群が発見され、解読したところ、いずれも優れた中世文書及びその写であり、中世出雲地方の実態解明に役立つ重要な史料であることが明らかになり、今回初翻刻・出版となった。  また、単に出雲大社の研究だけでなく、尼子氏・毛利氏の活動や、領国経営・統治の実例を具体的に知ることができる。 【目次】 【収録年月】長寛2年(1164)~慶長5年(1600) 口絵(6通掲載) 新出北嶋家文書149通/出雲国造家文書167通・花押一覧・解題 #八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料

史料纂集古記録編 第215回配本 参天台五臺山記1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
17,600
森 公章校訂、八木書店、令5、1冊
天台僧成尋の渡宋日記、史料纂集にて登場!
平安時代の僧侶が綴る古代中国・日本の社会の実情とは――

【内容説明】
『参天台五臺山記』とは天台僧である成尋(1013~81)が11世紀後半に宋代中国を訪問した時の日記である。天台山・五臺山への巡礼を中心に各地を訪れており、宋代の駅・建物・運河、日々の読経の内容や様々な僧侶との交流、皇帝との面会の様子など、当時の中国社会を語る第一級史料。

〔本書の特徴〕
①最古の写本である東福寺本を底本とした初めての全文翻刻/読み下し
東福寺所蔵の最古の写本(重要文化財、全8巻)は円爾弁円旧蔵の鎌倉時代前期に書写された最善本である。本書ではこの東福寺本を底本とした。豊富な標出と詳細な校訂註/人名・地名註を付した全文翻刻〔第一〕と、それに対応する読み下し文、解説/地図/年表(参記要略)〔第二〕をセットで読むことで、本文の内容により深く迫ることができる。

②宋代中国の社会・交通・仏教の実態を示す稀有な史料
『参天台五臺山記』は1年以上にわたって宋に滞在した高僧の旅行記である。運河や駅、天台山・五臺山の寺院など、他史料にはみえない貴重な記録が豊富に含まれるため、中国史・仏教史・対外関係史の研究素材として最適である。皇帝の面会記事では日本の歴史を語る場面があり、日本の有力政治家に関する言及がみられるなど、日本史研究にも裨益。

【目次】
【所収】翻刻:延久4年(煕寧5年、1072)3月~同5年6月

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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17,600
森 公章校訂 、八木書店 、令5 、1冊
天台僧成尋の渡宋日記、史料纂集にて登場! 平安時代の僧侶が綴る古代中国・日本の社会の実情とは―― 【内容説明】 『参天台五臺山記』とは天台僧である成尋(1013~81)が11世紀後半に宋代中国を訪問した時の日記である。天台山・五臺山への巡礼を中心に各地を訪れており、宋代の駅・建物・運河、日々の読経の内容や様々な僧侶との交流、皇帝との面会の様子など、当時の中国社会を語る第一級史料。 〔本書の特徴〕 ①最古の写本である東福寺本を底本とした初めての全文翻刻/読み下し 東福寺所蔵の最古の写本(重要文化財、全8巻)は円爾弁円旧蔵の鎌倉時代前期に書写された最善本である。本書ではこの東福寺本を底本とした。豊富な標出と詳細な校訂註/人名・地名註を付した全文翻刻〔第一〕と、それに対応する読み下し文、解説/地図/年表(参記要略)〔第二〕をセットで読むことで、本文の内容により深く迫ることができる。 ②宋代中国の社会・交通・仏教の実態を示す稀有な史料 『参天台五臺山記』は1年以上にわたって宋に滞在した高僧の旅行記である。運河や駅、天台山・五臺山の寺院など、他史料にはみえない貴重な記録が豊富に含まれるため、中国史・仏教史・対外関係史の研究素材として最適である。皇帝の面会記事では日本の歴史を語る場面があり、日本の有力政治家に関する言及がみられるなど、日本史研究にも裨益。 【目次】 【所収】翻刻:延久4年(煕寧5年、1072)3月~同5年6月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

日本古代王権と貴族社会

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
9,900
上村正裕著、八木書店、令5、1冊
古代国家を運営したのはだれか
奈良・平安時代の王権を構成した太上天皇・皇后・皇太后に注目し、権力構造の変質過程を活写。さらに王権を補完した貴族層にも注目した、新たな王権・政治史研究!
 11本の新稿(論文6本、コラム5本)収録。

【内容説明】
①王権論から古代国家の実像を読み解く 天皇や天皇制に限定せず、王を王たらしめている権力を分析する概念で、構造や制度からその実像に迫る王権論。奈良・平安時代の王権論という視座から、古代国家がどのような権力構造で運営されたのか、という最重要事項に迫る。
 ②太上天皇・皇后・皇太后を検討 王権を構成するなかでも太上天皇・皇后・皇太后に特に注目し、王権構造がどのような原理で動いているかを解明する。さらに中国制度との比較という多角的な視点から、皇后・皇太后の淵源・本質に迫る。
 ③貴族層にも注目 王権構造を支え補完する貴族層にも目を向け、対峙するのではなく、王権を補完する役割だったとする。公卿が成立した時期として、称徳天皇の時期が画期だったとも指摘。
 ④政治史研究の手法を提示 恣意的な政争研究になりがちな政治史研究に対して、制度や多様な要素を取り入れることで多角的な視点から政治史を描く方法を提示。古代史のみならず歴史学での方法論をも提示する。
 ⑤王権を読み解く重要テーマの書下ろしコラム4編 王権を古代だけでなく歴史全体の流れから理解するために、飛鳥時代の王権、東アジアの王権比較、日本中世~近世史における王権概念、近現代史における皇室、以上4本の書下ろしコラムを収録。

#八木書店出版物/-/-
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9,900
上村正裕著 、八木書店 、令5 、1冊
古代国家を運営したのはだれか 奈良・平安時代の王権を構成した太上天皇・皇后・皇太后に注目し、権力構造の変質過程を活写。さらに王権を補完した貴族層にも注目した、新たな王権・政治史研究!  11本の新稿(論文6本、コラム5本)収録。 【内容説明】 ①王権論から古代国家の実像を読み解く 天皇や天皇制に限定せず、王を王たらしめている権力を分析する概念で、構造や制度からその実像に迫る王権論。奈良・平安時代の王権論という視座から、古代国家がどのような権力構造で運営されたのか、という最重要事項に迫る。  ②太上天皇・皇后・皇太后を検討 王権を構成するなかでも太上天皇・皇后・皇太后に特に注目し、王権構造がどのような原理で動いているかを解明する。さらに中国制度との比較という多角的な視点から、皇后・皇太后の淵源・本質に迫る。  ③貴族層にも注目 王権構造を支え補完する貴族層にも目を向け、対峙するのではなく、王権を補完する役割だったとする。公卿が成立した時期として、称徳天皇の時期が画期だったとも指摘。  ④政治史研究の手法を提示 恣意的な政争研究になりがちな政治史研究に対して、制度や多様な要素を取り入れることで多角的な視点から政治史を描く方法を提示。古代史のみならず歴史学での方法論をも提示する。  ⑤王権を読み解く重要テーマの書下ろしコラム4編 王権を古代だけでなく歴史全体の流れから理解するために、飛鳥時代の王権、東アジアの王権比較、日本中世~近世史における王権概念、近現代史における皇室、以上4本の書下ろしコラムを収録。 #八木書店出版物/-/-

啄木 我を愛する歌―発想と表現―

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
4,950
太田登著、八木書店、令4、1冊
『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で再検討!
歌集の主題を形成する「我を愛する歌」151首を評釈し、
1首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明

【内容説明】
啄木研究50年の集大成となる新たな評釈!
序論として「短歌史を創る『一握の砂』の意義」を掲げ、巻末に索引3種(啄木短歌索引/詩歌作家別索引/人名・事項等索引)を収録。

啄木という抒情主体の表現世界を明らかに  太田登

 短歌という作品をどのように解釈すべきか、ながくこの課題と向きあってきた結果が本書となった。こと啄木短歌の注釈や鑑賞に関しては、岩城之徳や今井泰子らの先学の恩恵によるところが大きい。とりわけ『一握の砂』は、啄木自身の伝記的事実を反映させた解釈にかたよりがちであった。そうした『一握の砂』という文学テクストのなかの「われ」と作者である啄木とを一元化する単一的な視点ではなく、うたわずにはいられない言葉と心をいかに発想し、いかに表現しえたかという多層的な視点によって、啄木という抒情主体の表現世界を明らかにすることをめざした。
 本書は、従来からの『一握の砂』の鑑賞や評釈を再検討し、『一握の砂』という歌集の主題を形成する第1章「我を愛する歌」の151首を評釈するものである。それは漂泊と挫折の人生が主人公である都市生活者の視点から物語化された『一握の砂』という文学テクストとしての構造を解明するものであり、近代短歌ひいては現代短歌における発想と表現の意味を再検証することでもある。

#八木書店出版物/近代文学/単行本◆文学
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4,950
太田登著 、八木書店 、令4 、1冊
『一握の砂』の鑑賞・評釈を新たな視座で再検討! 歌集の主題を形成する「我を愛する歌」151首を評釈し、 1首ごとの発想と表現から、文学テクストとしての構造を解明 【内容説明】 啄木研究50年の集大成となる新たな評釈! 序論として「短歌史を創る『一握の砂』の意義」を掲げ、巻末に索引3種(啄木短歌索引/詩歌作家別索引/人名・事項等索引)を収録。 啄木という抒情主体の表現世界を明らかに  太田登  短歌という作品をどのように解釈すべきか、ながくこの課題と向きあってきた結果が本書となった。こと啄木短歌の注釈や鑑賞に関しては、岩城之徳や今井泰子らの先学の恩恵によるところが大きい。とりわけ『一握の砂』は、啄木自身の伝記的事実を反映させた解釈にかたよりがちであった。そうした『一握の砂』という文学テクストのなかの「われ」と作者である啄木とを一元化する単一的な視点ではなく、うたわずにはいられない言葉と心をいかに発想し、いかに表現しえたかという多層的な視点によって、啄木という抒情主体の表現世界を明らかにすることをめざした。  本書は、従来からの『一握の砂』の鑑賞や評釈を再検討し、『一握の砂』という歌集の主題を形成する第1章「我を愛する歌」の151首を評釈するものである。それは漂泊と挫折の人生が主人公である都市生活者の視点から物語化された『一握の砂』という文学テクストとしての構造を解明するものであり、近代短歌ひいては現代短歌における発想と表現の意味を再検証することでもある。 #八木書店出版物/近代文学/単行本◆文学

葛城の考古学―先史・古代研究の最前線―

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
3,520
松田真一編、八木書店、令4、1冊
最新の発掘調査が解明するヤマト最重要の地、葛城の通史
古代の大豪族・葛城氏の拠点であり、巨大古墳や豪族居館跡など、考古学の発掘調査により重要な発見が相次ぐ葛城の歴史を、旧石器から奈良・平安時代にかけて、最新の発掘調査から解明!

【内容説明】
①先史・古代の重要遺跡が残る地
 奈良盆地の南西部にあたる葛城の地(令制大和国の葛上郡・忍海郡・葛下郡、および広瀬郡を加えた地域)には、先史・古代を中心に、歴史上重要な古墳や寺院など、多様な種類の遺跡を含む文化財が数多く残る。
②古代大和の豪族葛城氏の枢要の地
 葛城は、古墳時代の5世紀代に最大の勢力を誇った古代大和の豪族葛城氏の枢要の地である。正史にも記録されていることから、葛城の歴史は一地方史にとどまらず、日本古代政治史や文化史にも深く関わる。
③最新の発掘調査をふまえた叙述
 近年この葛城からは、旧石器時代から奈良・平安時代に至る重要な遺跡や出土品など、考古学的に大きな意義のある発見が相次いでいる。本書では、考古学的調査によって得られた資料を分析し、新たな葛城の歴史を叙述した。
④特色ある地域文化の論述
 葛城という地域の環境や歴史的背景に注目するほか、隣接する地域との関係のなかで、どのような特色を有する地域文化が醸成されたのか、という視点で論述。重要なテーマを深く掘り下げると同時に、葛城の歴史について時代を追って学ぶことができる、通史も意識した構成とした。
⑤葛城を訪ねる参考として
 本書を読むことで、先史・古代の歴史全般に対する興味をより広げることにつながる。また、本書に記述された葛城の地を実際に訪ねる際のより具体的な参考資料となる。現地の散策に有用な葛城の遺跡地図も併載。カラー口絵など図版も多数収録した。

#八木書店出版物/-/-
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3,520
松田真一編 、八木書店 、令4 、1冊
最新の発掘調査が解明するヤマト最重要の地、葛城の通史 古代の大豪族・葛城氏の拠点であり、巨大古墳や豪族居館跡など、考古学の発掘調査により重要な発見が相次ぐ葛城の歴史を、旧石器から奈良・平安時代にかけて、最新の発掘調査から解明! 【内容説明】 ①先史・古代の重要遺跡が残る地  奈良盆地の南西部にあたる葛城の地(令制大和国の葛上郡・忍海郡・葛下郡、および広瀬郡を加えた地域)には、先史・古代を中心に、歴史上重要な古墳や寺院など、多様な種類の遺跡を含む文化財が数多く残る。 ②古代大和の豪族葛城氏の枢要の地  葛城は、古墳時代の5世紀代に最大の勢力を誇った古代大和の豪族葛城氏の枢要の地である。正史にも記録されていることから、葛城の歴史は一地方史にとどまらず、日本古代政治史や文化史にも深く関わる。 ③最新の発掘調査をふまえた叙述  近年この葛城からは、旧石器時代から奈良・平安時代に至る重要な遺跡や出土品など、考古学的に大きな意義のある発見が相次いでいる。本書では、考古学的調査によって得られた資料を分析し、新たな葛城の歴史を叙述した。 ④特色ある地域文化の論述  葛城という地域の環境や歴史的背景に注目するほか、隣接する地域との関係のなかで、どのような特色を有する地域文化が醸成されたのか、という視点で論述。重要なテーマを深く掘り下げると同時に、葛城の歴史について時代を追って学ぶことができる、通史も意識した構成とした。 ⑤葛城を訪ねる参考として  本書を読むことで、先史・古代の歴史全般に対する興味をより広げることにつながる。また、本書に記述された葛城の地を実際に訪ねる際のより具体的な参考資料となる。現地の散策に有用な葛城の遺跡地図も併載。カラー口絵など図版も多数収録した。 #八木書店出版物/-/-

史料纂集古文書編 第52回配本 安保文書

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
18,700
新井浩文・伊藤一美・井上 聡校訂、八木書店、令4、1冊
関東の中世史を明らかにする重要史料
武蔵国安保郷を本拠とした安保氏に関する文書翻刻の決定版!

【内容説明】
埼玉県児玉郡安保郷(現神川町)に本拠を置いた武蔵武士:安保氏に関する文書群を最新の研究に基づき、埼玉県立文書館、横浜市立大学学術情報センター所蔵のものを中心に個人蔵のもの等を加えて翻刻・校訂する。武蔵七党のうち丹治党出身の安保氏は、武蔵の他に下総・常陸・信濃・陸奥・出羽・但馬・播磨・備中に所領を持っていたが、主として武蔵国内で活動した。
 その内容は、文保2年の関東下知状を最古とし、安堵状・感状・処分状・軍勢催促状などが主体で、所領及び軍事関係のものが多い。下限は、永禄頃にまで及び、中世の武士団が戦国期にまで存続した稀有な例であり、関東中世史の争乱に関する重要史料の一つである。
 解題では、書誌や先行研究に加えて伝来、写本系統の考察、個人蔵「安保文書」の解説、編年一覧、八坂神社文書所収「安保文書」、「安保文書」から見る戦国時代の安保氏など、多角的に論考を加えた。

【目次】
【収録年月】文保2年(1318)~永禄1 年(1569) 口絵(14通掲載)
全94通+ 参考史料36通・花押一覧・関係系図・解題

#八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料
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18,700
新井浩文・伊藤一美・井上 聡校訂 、八木書店 、令4 、1冊
関東の中世史を明らかにする重要史料 武蔵国安保郷を本拠とした安保氏に関する文書翻刻の決定版! 【内容説明】 埼玉県児玉郡安保郷(現神川町)に本拠を置いた武蔵武士:安保氏に関する文書群を最新の研究に基づき、埼玉県立文書館、横浜市立大学学術情報センター所蔵のものを中心に個人蔵のもの等を加えて翻刻・校訂する。武蔵七党のうち丹治党出身の安保氏は、武蔵の他に下総・常陸・信濃・陸奥・出羽・但馬・播磨・備中に所領を持っていたが、主として武蔵国内で活動した。  その内容は、文保2年の関東下知状を最古とし、安堵状・感状・処分状・軍勢催促状などが主体で、所領及び軍事関係のものが多い。下限は、永禄頃にまで及び、中世の武士団が戦国期にまで存続した稀有な例であり、関東中世史の争乱に関する重要史料の一つである。  解題では、書誌や先行研究に加えて伝来、写本系統の考察、個人蔵「安保文書」の解説、編年一覧、八坂神社文書所収「安保文書」、「安保文書」から見る戦国時代の安保氏など、多角的に論考を加えた。 【目次】 【収録年月】文保2年(1318)~永禄1 年(1569) 口絵(14通掲載) 全94通+ 参考史料36通・花押一覧・関係系図・解題 #八木書店出版物/史料纂集 古文書編/翻刻資料

日本古代史書研究

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
10,450
関根 淳著、八木書店、令4、1冊
史書の分析を通して古代国家の歴史認識を読み解いた新たな史料学
天皇記・国記など、現存しない六国史以前の史書の実像を探り、古事記・六国史を再検証する。

【内容説明】
 ①史書を知る
 古事記や六国史などの史書を読解することから始まる古代史研究。史書を読解するためには、史書の性格、史書の成り立ちを把握することこそが重要となる。
 本書では最新研究を網羅し、史書そのものについて知らなくてはならない重要ポイントを解説。歴史学はもちろん、文学や図書館学など、史書を扱うすべての分野に必読の書。

 ②なぞの多い六国史以前の史書を解明
 帝紀・旧辞、天皇記・国記、上宮記など、日本書紀以前にかつて存在した史料を体系的に検証。大倭本紀や仮名日本紀など、奈良時代にかつて存在した書物にも光を当て、知られざる古代史書の実像を解明する。

 ③価値化された古事記の再検証
 古典として大きな位置を占める古事記を批判的に検討し、歴史書としての価値を再検討。現代では日本書紀とともに「記紀」と並び称されるが、古代では異なった価値観でとらえられていたことに注目する。

 ④国史編纂の内実と歴史認識
 古代国家はどのように国史を編纂したのか。「実録」に注目し、史料の保存方法、編纂体制などを考究。さらに古代社会での「読書」の歴史、記述の立場により内容が書き換えられる歴史書の政治性・特殊性など、多彩な視点から史書の特質を読み解く。

#八木書店出版物/-/-
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10,450
関根 淳著 、八木書店 、令4 、1冊
史書の分析を通して古代国家の歴史認識を読み解いた新たな史料学 天皇記・国記など、現存しない六国史以前の史書の実像を探り、古事記・六国史を再検証する。 【内容説明】  ①史書を知る  古事記や六国史などの史書を読解することから始まる古代史研究。史書を読解するためには、史書の性格、史書の成り立ちを把握することこそが重要となる。  本書では最新研究を網羅し、史書そのものについて知らなくてはならない重要ポイントを解説。歴史学はもちろん、文学や図書館学など、史書を扱うすべての分野に必読の書。  ②なぞの多い六国史以前の史書を解明  帝紀・旧辞、天皇記・国記、上宮記など、日本書紀以前にかつて存在した史料を体系的に検証。大倭本紀や仮名日本紀など、奈良時代にかつて存在した書物にも光を当て、知られざる古代史書の実像を解明する。  ③価値化された古事記の再検証  古典として大きな位置を占める古事記を批判的に検討し、歴史書としての価値を再検討。現代では日本書紀とともに「記紀」と並び称されるが、古代では異なった価値観でとらえられていたことに注目する。  ④国史編纂の内実と歴史認識  古代国家はどのように国史を編纂したのか。「実録」に注目し、史料の保存方法、編纂体制などを考究。さらに古代社会での「読書」の歴史、記述の立場により内容が書き換えられる歴史書の政治性・特殊性など、多彩な視点から史書の特質を読み解く。 #八木書店出版物/-/-

尊経閣善本影印集成78 尊経閣古文書纂 諸家文書 1〔第十輯 古文書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
31,900
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介、八木書店、令4、1冊
「尊経閣古文書纂」のうち、武家文書を中心とした古文書群で、総点数は四四七点である。内訳は、一条文書=一七点、飯尾文書=五七点、蜷川文書=一二点、堀文書=一〇点、日置文書=五点、加藤文書=五一点、野上文書=一八点、駒井文書=二一点(以上、八群を「諸家文書」一として集成)、籠手田文書=八二点、天野文書=四五点、得田文書=二二点、得江文書=二九点、吉見文書=一二点、毛利文書=一〇点、当家文書(前田文書)=一七点、中原文書=三九点(以上、八群を「諸家文書」二として集成)。その内容は、武家政権が発給した御教書や奉行人奉書、戦国大名や織田・豊臣政権が発給した書状、さらには着到状や軍忠状などを多く含み、武家的色彩の強い古文書群となっている。諸家文書のうち飯尾文書は、室町幕府奉行人であった飯尾氏にまつわる古文書群で、飯尾氏の所領があった遠江国羽鳥荘・能登国土田荘・美濃国古呂々比村に関する永正期(一五一〇年頃)の古文書が含まれている。蜷川文書は、幕府政所執事を世襲した伊勢氏の家臣である蜷川氏が戦国時代初期に受給した古文書が大半を占める。また加藤文書は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に関する朱印状が大部分を占め、朝鮮現地での上納物資を列挙した目録もあって貴重である。野上文書は、豊後国玖珠郡飯田郷野上村を名字の地とする野上氏、天野文書は、伊豆国田方郡天野を名字の地とする天野氏にそれぞれ伝わった古文書群の一部であるが、両家ともに名字の地を離れて能登国に移住し、加賀藩五代前田綱紀の時代に古文書を献上して原本を現在に伝えた。また籠手田文書は、肥前国松浦氏の家臣であった籠手田氏に伝来した古文書で、ほとんどが大永期~天文初期(一五二〇~三〇年代)の籠手田定経宛の武家儀礼に関する書状であり、『史料纂集古文書編 籠手田文書』(八木書店)に翻刻されている。


#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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31,900
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介 、八木書店 、令4 、1冊
「尊経閣古文書纂」のうち、武家文書を中心とした古文書群で、総点数は四四七点である。内訳は、一条文書=一七点、飯尾文書=五七点、蜷川文書=一二点、堀文書=一〇点、日置文書=五点、加藤文書=五一点、野上文書=一八点、駒井文書=二一点(以上、八群を「諸家文書」一として集成)、籠手田文書=八二点、天野文書=四五点、得田文書=二二点、得江文書=二九点、吉見文書=一二点、毛利文書=一〇点、当家文書(前田文書)=一七点、中原文書=三九点(以上、八群を「諸家文書」二として集成)。その内容は、武家政権が発給した御教書や奉行人奉書、戦国大名や織田・豊臣政権が発給した書状、さらには着到状や軍忠状などを多く含み、武家的色彩の強い古文書群となっている。諸家文書のうち飯尾文書は、室町幕府奉行人であった飯尾氏にまつわる古文書群で、飯尾氏の所領があった遠江国羽鳥荘・能登国土田荘・美濃国古呂々比村に関する永正期(一五一〇年頃)の古文書が含まれている。蜷川文書は、幕府政所執事を世襲した伊勢氏の家臣である蜷川氏が戦国時代初期に受給した古文書が大半を占める。また加藤文書は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に関する朱印状が大部分を占め、朝鮮現地での上納物資を列挙した目録もあって貴重である。野上文書は、豊後国玖珠郡飯田郷野上村を名字の地とする野上氏、天野文書は、伊豆国田方郡天野を名字の地とする天野氏にそれぞれ伝わった古文書群の一部であるが、両家ともに名字の地を離れて能登国に移住し、加賀藩五代前田綱紀の時代に古文書を献上して原本を現在に伝えた。また籠手田文書は、肥前国松浦氏の家臣であった籠手田氏に伝来した古文書で、ほとんどが大永期~天文初期(一五二〇~三〇年代)の籠手田定経宛の武家儀礼に関する書状であり、『史料纂集古文書編 籠手田文書』(八木書店)に翻刻されている。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

須恵器研究の新視角

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
12,100
渡辺 一 著、八木書店、令4、1冊
須恵器はなぜ受容され消滅したのか――東アジアの焼き物史からみた須恵器の特質に迫る
古代社会を支えた須恵器の受容・生産・流通・消滅を通史的・文化史的な観点から検討。新視角で論じる須恵器研究の決定版。

古墳時代に朝鮮半島から渡来した須恵器は、在来の土師器よりも器質的にはるかに上位に位置づけられる焼き物であった。しかし土師器とは違い、須恵器は一部を除き古代の内に消滅する。その理由は何故か。この素朴な疑問を出発点とし、「列島須恵器」の文化的特徴を示すのが本書の趣旨である。

【内容説明】
①世界的視野に立って列島須恵器を評価【第1編】
 須恵器はなぜ日本で受容され消滅したのか。東アジアを中心とする世界の焼き物文化を見通しつつ、日本列島における須恵器の特質を模索する。須恵器の渡来から消滅までを総合的に論じる。
②須恵器の生産・流通に関する新視点の提示【第2編】
 「武蔵国入間郡」をフィールドにして、須恵器生産・流通の実態を探る。考古学のみならず文献史学の成果を踏まえた須恵器論は必読。
③須恵器諸論の包括的な検討【第3編】
 ヘラ記号、工房論、須恵器窯の形態・系譜論ほか平安時代の東日本で須恵器生産が拡大する事情など、研究史上で重要な問題に対し、東日本に視点を置き多角的に論じる。
④編年論の再構築を行う【第4編】
 前著(『古代東国の窯業生産の研究』)で保留した須恵器編年の問題に対し、東国屈指の南比企窯跡群(武蔵国)の編年作業の再検討を通じ、編年論(型式論・年代論)それ自体を課題として探る。

#八木書店出版物/-/-
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12,100
渡辺 一 著 、八木書店 、令4 、1冊
須恵器はなぜ受容され消滅したのか――東アジアの焼き物史からみた須恵器の特質に迫る 古代社会を支えた須恵器の受容・生産・流通・消滅を通史的・文化史的な観点から検討。新視角で論じる須恵器研究の決定版。 古墳時代に朝鮮半島から渡来した須恵器は、在来の土師器よりも器質的にはるかに上位に位置づけられる焼き物であった。しかし土師器とは違い、須恵器は一部を除き古代の内に消滅する。その理由は何故か。この素朴な疑問を出発点とし、「列島須恵器」の文化的特徴を示すのが本書の趣旨である。 【内容説明】 ①世界的視野に立って列島須恵器を評価【第1編】  須恵器はなぜ日本で受容され消滅したのか。東アジアを中心とする世界の焼き物文化を見通しつつ、日本列島における須恵器の特質を模索する。須恵器の渡来から消滅までを総合的に論じる。 ②須恵器の生産・流通に関する新視点の提示【第2編】  「武蔵国入間郡」をフィールドにして、須恵器生産・流通の実態を探る。考古学のみならず文献史学の成果を踏まえた須恵器論は必読。 ③須恵器諸論の包括的な検討【第3編】  ヘラ記号、工房論、須恵器窯の形態・系譜論ほか平安時代の東日本で須恵器生産が拡大する事情など、研究史上で重要な問題に対し、東日本に視点を置き多角的に論じる。 ④編年論の再構築を行う【第4編】  前著(『古代東国の窯業生産の研究』)で保留した須恵器編年の問題に対し、東国屈指の南比企窯跡群(武蔵国)の編年作業の再検討を通じ、編年論(型式論・年代論)それ自体を課題として探る。 #八木書店出版物/-/-

尊経閣善本影印集成77 武家手鑑 付旧武家手鑑〔第十輯 古文書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
31,900
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介、八木書店、令3、1冊
平安末から江戸初期まで、著名な武将が発給した古文書を精選した手鑑

【内容説明】
「武家手鑑」(重要文化財)は、平安末(平忠盛)から江戸初期(前田利常)までの著名な武将が発給した古文書一五〇点を、折帖の台紙に貼り付けて手鑑としたもの。上・中・下の三帖(各帖五〇点ずつ)からなり、各武将一点ずつをほぼ編年順に収録している。また、かつて出版された前田育徳会尊経閣文庫編『武家手鑑』(臨川書店)で省略された「旧武家手鑑」も収録し、「武家手鑑 付旧武家手鑑」として集成する。「武家手鑑」上帖には、平安末から南北朝時代までの武将の古文書が収録されている。平忠盛や清盛・宗盛・頼盛、源義朝などの書状類は、聖教類の紙背文書として伝わったもので、自筆とされている。また、鎌倉幕府執権北条氏一族の古文書(関東下知状・関東御教書・六波羅御教書・鎮西下知状)もほぼ網羅されている。中帖は、南北朝末から永禄期(一五六五年前後)頃までの武将の古文書が中心である。室町幕府将軍家足利氏の御判御教書・御内書は、三代義満から一三代義輝まで一四点あり、このうち義澄・義晴・義輝の三点が御内書である。また、斯波・細川・畠山氏など歴代管領の奉書(室町幕府御教書)も充実している。さらに、細川勝元・山名持豊(宗全)・武田晴信(信玄)・上杉輝虎(謙信)など、戦国時代初期の武将らの書状類も収めている。下帖は、天正期(一五八〇年前後)から慶長期(一六〇五年前後)頃までの戦国時代後期の武将の古文書を収録する。室町幕府最後の将軍足利義昭の御内書をはじめ、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった天下人や家臣の書状、その一方で彼らと対峙した浅井長政・明智光秀・北条氏政などの書状も含まれている。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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31,900
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕藤井讓治・尾上陽介 、八木書店 、令3 、1冊
平安末から江戸初期まで、著名な武将が発給した古文書を精選した手鑑 【内容説明】 「武家手鑑」(重要文化財)は、平安末(平忠盛)から江戸初期(前田利常)までの著名な武将が発給した古文書一五〇点を、折帖の台紙に貼り付けて手鑑としたもの。上・中・下の三帖(各帖五〇点ずつ)からなり、各武将一点ずつをほぼ編年順に収録している。また、かつて出版された前田育徳会尊経閣文庫編『武家手鑑』(臨川書店)で省略された「旧武家手鑑」も収録し、「武家手鑑 付旧武家手鑑」として集成する。「武家手鑑」上帖には、平安末から南北朝時代までの武将の古文書が収録されている。平忠盛や清盛・宗盛・頼盛、源義朝などの書状類は、聖教類の紙背文書として伝わったもので、自筆とされている。また、鎌倉幕府執権北条氏一族の古文書(関東下知状・関東御教書・六波羅御教書・鎮西下知状)もほぼ網羅されている。中帖は、南北朝末から永禄期(一五六五年前後)頃までの武将の古文書が中心である。室町幕府将軍家足利氏の御判御教書・御内書は、三代義満から一三代義輝まで一四点あり、このうち義澄・義晴・義輝の三点が御内書である。また、斯波・細川・畠山氏など歴代管領の奉書(室町幕府御教書)も充実している。さらに、細川勝元・山名持豊(宗全)・武田晴信(信玄)・上杉輝虎(謙信)など、戦国時代初期の武将らの書状類も収めている。下帖は、天正期(一五八〇年前後)から慶長期(一六〇五年前後)頃までの戦国時代後期の武将の古文書を収録する。室町幕府最後の将軍足利義昭の御内書をはじめ、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった天下人や家臣の書状、その一方で彼らと対峙した浅井長政・明智光秀・北条氏政などの書状も含まれている。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

尊経閣善本影印集成70 実躬卿記4・宣陽門院御落飾記・後愚昧記(山門嗷訴記・実豊卿記)〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕菊地大樹・尾上陽介、八木書店、令3、・・・
●実躬卿記
鎌倉時代後期の公家、権大納言藤原(正親町三条)実躬(一二六四~?)の日記。弘安六年正月~延慶元年(一二八三~一三〇八)正月までの自筆日記が現存する。亀山・後深草・後宇多院等による院政の時期に、廷臣として活躍する実躬の行動が記述されている重要史料である。紙背にも文書・具注暦・仮名暦・歌合など多彩な記述を含む。
 尊経閣本は弘安十年~徳治二年(一二八七~一三〇七)までの自筆原本で、重要文化財に指定される。大日本古記録『実躬卿記』にて翻刻され、尊経閣本はその底本である。

●宣陽門院御落飾記
記主は日野資実(一一六二~一二二三)と思われる。尊経閣本は現在知られる限り唯一の古写本であり、元久二年(一二〇五)三月・四月が現存する。内容は三月の宣陽門院(後白河天皇皇女、覲子内親王)の出家と、関連する仏事の記事である。宣陽門院母は丹後局こと高階栄子、後白河院寵妃でその没後も権勢をふるった人物で、この日記にも「二品比丘尼」として登場する。近年当該期の政治史研究において注目される女院の史料として貴重である。

●後愚昧記(山門嗷訴記・実豊卿記)
『山門嗷訴記』『実豊卿記』は、ともに北朝の延臣、前右大臣三条公忠(一三二四~八三)の日記『後愚昧記』の一部である。『後愚昧記』は康安元年~永徳三年(一三六一~八三)までが現存し、室町時代前期の政治動向を知る上で必須の史料である。
 尊経閣文庫本の『山門嗷訴記』は応安元年(一三六八)七月~十二月を所収し、『実豊卿記』は応安六年(一三七三)八月記の全部と九月二日条のみの残欠を収録。ともに自筆原本であり、大日本古記録『後愚昧記』に翻刻される。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕菊地大樹・尾上陽介 、八木書店 、令3 、1冊
●実躬卿記 鎌倉時代後期の公家、権大納言藤原(正親町三条)実躬(一二六四~?)の日記。弘安六年正月~延慶元年(一二八三~一三〇八)正月までの自筆日記が現存する。亀山・後深草・後宇多院等による院政の時期に、廷臣として活躍する実躬の行動が記述されている重要史料である。紙背にも文書・具注暦・仮名暦・歌合など多彩な記述を含む。  尊経閣本は弘安十年~徳治二年(一二八七~一三〇七)までの自筆原本で、重要文化財に指定される。大日本古記録『実躬卿記』にて翻刻され、尊経閣本はその底本である。 ●宣陽門院御落飾記 記主は日野資実(一一六二~一二二三)と思われる。尊経閣本は現在知られる限り唯一の古写本であり、元久二年(一二〇五)三月・四月が現存する。内容は三月の宣陽門院(後白河天皇皇女、覲子内親王)の出家と、関連する仏事の記事である。宣陽門院母は丹後局こと高階栄子、後白河院寵妃でその没後も権勢をふるった人物で、この日記にも「二品比丘尼」として登場する。近年当該期の政治史研究において注目される女院の史料として貴重である。 ●後愚昧記(山門嗷訴記・実豊卿記) 『山門嗷訴記』『実豊卿記』は、ともに北朝の延臣、前右大臣三条公忠(一三二四~八三)の日記『後愚昧記』の一部である。『後愚昧記』は康安元年~永徳三年(一三六一~八三)までが現存し、室町時代前期の政治動向を知る上で必須の史料である。  尊経閣文庫本の『山門嗷訴記』は応安元年(一三六八)七月~十二月を所収し、『実豊卿記』は応安六年(一三七三)八月記の全部と九月二日条のみの残欠を収録。ともに自筆原本であり、大日本古記録『後愚昧記』に翻刻される。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

史料纂集古記録編 第204回配本 妙法院日次記25

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
18,700
妙法院史研究会(杣田善雄・藤平寛田・弓場苗生子・三崎義泉)校訂、八木書店、令元、1冊
京都東山の妙法院坊官の日記、初の活字化!

【内容説明】
京都東山七条にある天台の名刹妙法院の坊官が書継いできた同寺の記録。本書は、寺の歴史だけに止まらず、朝廷・公家・京都所司代・町奉行などの動勢や、幕府の公家政策、京都の庶民生活、学問・芸術にわたる文化人の活動、天変天災の実情等、広汎な内容を含み、学界未知の史料が少なくない。

校訂にあたった妙法院史研究会は、昭和49年(1974)に故村山修一先生を代表として発足し、妙法院ご所蔵の宝物と史料の調査にあたってきた。
史料纂集古記録編としては、昭和59年に、元禄七年(1694)より刊行を開始し、当初は全5冊刊行の予定であった。以来、継続刊行されてきた。出来るだけ翻刻を収載するために、2段組にして刊行した近世史料としては初のものだった。いわば、膨大な近世史料刊行の魁ともいえる史料集であった。
刊行開始より36年にして、今回25冊目を刊行することが出来た。史料纂集本としては、本冊をもって完結とさせていただきます。

〔本巻の主な記事〕寛政7年(1795)~寛政8年(1796)
●円山応挙死去
●呉春の席画
●祇園社塔焼失
●徳川家慶の宮参

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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18,700
妙法院史研究会(杣田善雄・藤平寛田・弓場苗生子・三崎義泉)校訂 、八木書店 、令元 、1冊
京都東山の妙法院坊官の日記、初の活字化! 【内容説明】 京都東山七条にある天台の名刹妙法院の坊官が書継いできた同寺の記録。本書は、寺の歴史だけに止まらず、朝廷・公家・京都所司代・町奉行などの動勢や、幕府の公家政策、京都の庶民生活、学問・芸術にわたる文化人の活動、天変天災の実情等、広汎な内容を含み、学界未知の史料が少なくない。 校訂にあたった妙法院史研究会は、昭和49年(1974)に故村山修一先生を代表として発足し、妙法院ご所蔵の宝物と史料の調査にあたってきた。 史料纂集古記録編としては、昭和59年に、元禄七年(1694)より刊行を開始し、当初は全5冊刊行の予定であった。以来、継続刊行されてきた。出来るだけ翻刻を収載するために、2段組にして刊行した近世史料としては初のものだった。いわば、膨大な近世史料刊行の魁ともいえる史料集であった。 刊行開始より36年にして、今回25冊目を刊行することが出来た。史料纂集本としては、本冊をもって完結とさせていただきます。 〔本巻の主な記事〕寛政7年(1795)~寛政8年(1796) ●円山応挙死去 ●呉春の席画 ●祇園社塔焼失 ●徳川家慶の宮参 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

尊経閣善本影印集成63 小右記8

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介、八木書店、平30、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料
【高精細カラー版】

【内容説明】
【所収】寛仁四年(1020)・治安元年(1021)・万寿元年(1024)・万寿四年(1027)

【解説】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)

 平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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36,300
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介 、八木書店 、平30 、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料 【高精細カラー版】 【内容説明】 【所収】寛仁四年(1020)・治安元年(1021)・万寿元年(1024)・万寿四年(1027) 【解説】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)  平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

尊経閣善本影印集成76 蔗軒日録・盲聾記〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕川本慎自・末柄 豊、八木書店、令3、・・・
連歌師宗祇との交遊等、政治・社会・文化を知る「蔗軒日録」や、当時としては珍しい医者の自筆日記「盲聾記」を収録

【内容説明】
●蔗軒日録
 室町時代中期の禅僧、季弘大叔(一四二一~八七)の日記。文明十六年~同十八年(一四八四~八六)が現存する。応仁・文明の乱当時の堺や遣明船に関する記述、連歌師宗祇との交遊など、政治・社会・文化を知る貴重な史料である。
 尊経閣本は東福寺の剛外令柔(?~一六二七)が書写した唯一の古写本で、大日本古記録『蔗軒日録』の底本である。

●盲聾記
 室町時代後期の医師、丹波保長(生没年未詳)の日記。永正十七年(一五二〇)正月~六月が現存する。細川高国と同澄元との抗争にかかわる記事が詳しい。また医者の日記は珍しく、調剤・診療など他の記録からうかがえない独特の内容も多く、極めて貴重である。

【目次】
【所収書目】
「蔗軒日録」〔所収〕文明十六年~十八年(1484~86)・解説(川本慎自)
「盲聾記」〔所収〕永正十七年(1520)・解説(末柄豊)

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕川本慎自・末柄 豊 、八木書店 、令3 、1冊
連歌師宗祇との交遊等、政治・社会・文化を知る「蔗軒日録」や、当時としては珍しい医者の自筆日記「盲聾記」を収録 【内容説明】 ●蔗軒日録  室町時代中期の禅僧、季弘大叔(一四二一~八七)の日記。文明十六年~同十八年(一四八四~八六)が現存する。応仁・文明の乱当時の堺や遣明船に関する記述、連歌師宗祇との交遊など、政治・社会・文化を知る貴重な史料である。  尊経閣本は東福寺の剛外令柔(?~一六二七)が書写した唯一の古写本で、大日本古記録『蔗軒日録』の底本である。 ●盲聾記  室町時代後期の医師、丹波保長(生没年未詳)の日記。永正十七年(一五二〇)正月~六月が現存する。細川高国と同澄元との抗争にかかわる記事が詳しい。また医者の日記は珍しく、調剤・診療など他の記録からうかがえない独特の内容も多く、極めて貴重である。 【目次】 【所収書目】 「蔗軒日録」〔所収〕文明十六年~十八年(1484~86)・解説(川本慎自) 「盲聾記」〔所収〕永正十七年(1520)・解説(末柄豊) #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

馬と古代社会

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
8,800
佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦編、八木書店、令3、1冊
馬はどのように渡来し、社会に浸透したのか
馬文化の渡来、生産・飼育、交通、祭祀、儀式など、古墳時代から摂関期まで、日本考古学・文献史学を中心に、動物考古学、日本文学など、隣接する諸分野と多角的に検証

【内容説明】
①馬文化の渡来に迫る
 古墳時代、東アジアを経由して日本(倭)に渡来した馬文化。馬は古代社会にどのように受容され広がったのか。中国・朝鮮半島・中央アジアなどの馬文化と比較し、日本国内の古墳などに埋葬される馬具・埴輪、地中から出土する馬の骨など、多彩な資料を分析した最新の研究を紹介。

②日本全国を網羅
 中国の制度や朝鮮半島のあり方を強く意識しつつ、生駒山麓西側周辺から伊奈谷(長野県)を経て、上野地域を見通す馬の伝播の道、畿内周辺の牧、そして御牧が設置された信濃・上野・甲斐・武蔵地域、さらには北陸・東北、九州南部まで、日本列島の馬に関するほぼ主要な地域をカバー。その地域の専門家が最新の研究成果を伝える。

③古墳時代中期から摂関期までの約700年間
 初期馬飼集団が出現した古墳時代中期からはじまって、馬が武力として積極的に利用された古墳時代全般、大化前代から律令制成立期の諸制度の成立、そして律令制下の牧の実態、貴族と馬の儀礼的な関係が強まった摂関期まで約700年間を対象とする。

④古代社会を支えた馬の諸相
 白馬の節会(毎年正月7日に実施)など儀式に登場する馬。雨乞の祭祀に用いられる馬。神社に奉納される絵馬。和歌によまれた馬、騎馬と馬車の関係など、様々なシーンに登場する馬が古代社会にもたらした意味を多角的に考える。

⑤馬の一生
 馬はどこからやってきて、何を食べ、何歳まで生きたのか。地中から出土する馬の骨などを分析する動物考古学の最新成果により、都城やその周辺の馬の一生(ライフヒストリー)や馬の出生地、そして労働環境までを明らかに。カラー口絵8ページで、馬の文物を紹介。

#八木書店出版物/-/-
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8,800
佐々木虔一・川尻秋生・黒済和彦編 、八木書店 、令3 、1冊
馬はどのように渡来し、社会に浸透したのか 馬文化の渡来、生産・飼育、交通、祭祀、儀式など、古墳時代から摂関期まで、日本考古学・文献史学を中心に、動物考古学、日本文学など、隣接する諸分野と多角的に検証 【内容説明】 ①馬文化の渡来に迫る  古墳時代、東アジアを経由して日本(倭)に渡来した馬文化。馬は古代社会にどのように受容され広がったのか。中国・朝鮮半島・中央アジアなどの馬文化と比較し、日本国内の古墳などに埋葬される馬具・埴輪、地中から出土する馬の骨など、多彩な資料を分析した最新の研究を紹介。 ②日本全国を網羅  中国の制度や朝鮮半島のあり方を強く意識しつつ、生駒山麓西側周辺から伊奈谷(長野県)を経て、上野地域を見通す馬の伝播の道、畿内周辺の牧、そして御牧が設置された信濃・上野・甲斐・武蔵地域、さらには北陸・東北、九州南部まで、日本列島の馬に関するほぼ主要な地域をカバー。その地域の専門家が最新の研究成果を伝える。 ③古墳時代中期から摂関期までの約700年間  初期馬飼集団が出現した古墳時代中期からはじまって、馬が武力として積極的に利用された古墳時代全般、大化前代から律令制成立期の諸制度の成立、そして律令制下の牧の実態、貴族と馬の儀礼的な関係が強まった摂関期まで約700年間を対象とする。 ④古代社会を支えた馬の諸相  白馬の節会(毎年正月7日に実施)など儀式に登場する馬。雨乞の祭祀に用いられる馬。神社に奉納される絵馬。和歌によまれた馬、騎馬と馬車の関係など、様々なシーンに登場する馬が古代社会にもたらした意味を多角的に考える。 ⑤馬の一生  馬はどこからやってきて、何を食べ、何歳まで生きたのか。地中から出土する馬の骨などを分析する動物考古学の最新成果により、都城やその周辺の馬の一生(ライフヒストリー)や馬の出生地、そして労働環境までを明らかに。カラー口絵8ページで、馬の文物を紹介。 #八木書店出版物/-/-

新天理図書館善本叢書32 連歌巻子本集 2

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
39,600
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令3、1冊
【高精細カラー版】
室町から江戸時代にかけて成熟した
「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製!

【内容説明】
連歌は、複数の作者が和歌の上の句五七五と下の句七七を交互に詠んでいく文芸で、室町時代に全盛期を迎えました。百句続ける百韻という形式が基本となります。連歌の形式から、庶民が気軽に楽しめる俳諧が生まれて江戸時代に隆盛を極め、やがて近代の俳句へとつながります。
 本巻には、百韻11点と紹巴筆の連歌学書『初学用捨抄』を収録します。

【目次】
1経文之連歌百韻 天正7年(1579) 昌叱自筆
2賦何人連歌百韻 天正9年(1581) 藤孝筆
3賦何垣連歌百韻 天正10年(1582)6月 紹巴筆
4夢想之連歌百韻 天正10年(1582)8月 紹巴筆
5賦何人連歌百韻 天正15年(1587)3月 紹巴筆
6賦何木連歌百韻 天正15年(1587)6月 紹巴筆
7賦初何連歌百韻 天正16年(1588) 紹巴筆
8賦初何連歌百韻 天正19年(1591) 紹巴筆
9賦何船連歌百韻 天正20年(1592) 紹巴筆
10初学用捨抄 紹巴筆
11賦山何連歌百韻 慶長20年(1615) 玄仲筆
12賦何牆連歌百韻 明暦2年(1656) 宗因自筆
〔解題〕尾崎千佳(山口大学准教授)

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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39,600
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令3 、1冊
【高精細カラー版】 室町から江戸時代にかけて成熟した 「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製! 【内容説明】 連歌は、複数の作者が和歌の上の句五七五と下の句七七を交互に詠んでいく文芸で、室町時代に全盛期を迎えました。百句続ける百韻という形式が基本となります。連歌の形式から、庶民が気軽に楽しめる俳諧が生まれて江戸時代に隆盛を極め、やがて近代の俳句へとつながります。  本巻には、百韻11点と紹巴筆の連歌学書『初学用捨抄』を収録します。 【目次】 1経文之連歌百韻 天正7年(1579) 昌叱自筆 2賦何人連歌百韻 天正9年(1581) 藤孝筆 3賦何垣連歌百韻 天正10年(1582)6月 紹巴筆 4夢想之連歌百韻 天正10年(1582)8月 紹巴筆 5賦何人連歌百韻 天正15年(1587)3月 紹巴筆 6賦何木連歌百韻 天正15年(1587)6月 紹巴筆 7賦初何連歌百韻 天正16年(1588) 紹巴筆 8賦初何連歌百韻 天正19年(1591) 紹巴筆 9賦何船連歌百韻 天正20年(1592) 紹巴筆 10初学用捨抄 紹巴筆 11賦山何連歌百韻 慶長20年(1615) 玄仲筆 12賦何牆連歌百韻 明暦2年(1656) 宗因自筆 〔解題〕尾崎千佳(山口大学准教授) #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書33 西鶴自筆本集

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令2、1冊
【高精細カラー版】
室町から江戸時代にかけて成熟した
「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製!

【内容説明】
『好色一代男』をはじめ浮世草子の作者と知られる西鶴は、当初、俳諧師として名を成し活躍していました。晩年の名品『西鶴独吟百韻自註絵巻』をはじめ、句集、自画賛、短冊、書簡等の自筆資料を収録します。

【目次】
1俳諧之口伝 延宝5年(1677)
2胴骨三百韻 延宝6年(1678)
3西鶴評点政昌等三吟百韻巻 〔天和頃か〕
4夢想之俳諧 天和3年(1683)
5西鶴独吟百韻自註絵巻 元禄5年(1692)
《画賛》
6世継翁画賛/7「神の梅」発句画賛/8「大ふりや」発句画賛/9「塩浜や」発句画賛/10「梅に鶯」画賛/11磯崎松画賛/12西鶴・才麿画賛
《短冊》
13「父ハ花」発句短冊/14「穴師吹」発句短冊/15「餅花や」発句短冊/16「夜のにしき」発句短冊/17「御詠歌や」発句短冊/18「軒下の」発句短冊/19「花を雪に」発句短冊/20「長持に」発句短冊/21「角樽を」発句短冊/22「鯛ハ花ハ」発句短冊
《書簡》
23西鶴書簡 下里勘兵衛宛 延宝7年(1679)3月22日
24西鶴書簡包紙 下里勘兵衛宛
25大矢数成就文 下里勘州宛 延宝8年(1680)6月20日付
26西鶴書簡 下里寂照宛 貞享元年(1684)8月28日付
〔解題〕大橋正叔(天理大学名誉教授)

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令2 、1冊
【高精細カラー版】 室町から江戸時代にかけて成熟した 「座の文芸」の精髄を高精細カラーで複製! 【内容説明】 『好色一代男』をはじめ浮世草子の作者と知られる西鶴は、当初、俳諧師として名を成し活躍していました。晩年の名品『西鶴独吟百韻自註絵巻』をはじめ、句集、自画賛、短冊、書簡等の自筆資料を収録します。 【目次】 1俳諧之口伝 延宝5年(1677) 2胴骨三百韻 延宝6年(1678) 3西鶴評点政昌等三吟百韻巻 〔天和頃か〕 4夢想之俳諧 天和3年(1683) 5西鶴独吟百韻自註絵巻 元禄5年(1692) 《画賛》 6世継翁画賛/7「神の梅」発句画賛/8「大ふりや」発句画賛/9「塩浜や」発句画賛/10「梅に鶯」画賛/11磯崎松画賛/12西鶴・才麿画賛 《短冊》 13「父ハ花」発句短冊/14「穴師吹」発句短冊/15「餅花や」発句短冊/16「夜のにしき」発句短冊/17「御詠歌や」発句短冊/18「軒下の」発句短冊/19「花を雪に」発句短冊/20「長持に」発句短冊/21「角樽を」発句短冊/22「鯛ハ花ハ」発句短冊 《書簡》 23西鶴書簡 下里勘兵衛宛 延宝7年(1679)3月22日 24西鶴書簡包紙 下里勘兵衛宛 25大矢数成就文 下里勘州宛 延宝8年(1680)6月20日付 26西鶴書簡 下里寂照宛 貞享元年(1684)8月28日付 〔解題〕大橋正叔(天理大学名誉教授) #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

尊経閣善本影印集成73 外記日記(新抄)2・享禄二年外記日記〔第九輯 鎌倉室町古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕遠藤珠紀、八木書店、令2、1冊
記録類が少ない鎌倉時代後期の政治史を知る「外記日記(新抄)」や、文書行政の実務に携わる外記が筆録した「享禄二年外記日記」を収録

【内容説明】
●外記日記(新抄)
 中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。
 尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。

●享禄二年外記日記
 室町時代後期に朝廷の事務官として活躍した外記、清原業賢(一四九九~一五六六)の日記。享禄二年(一五二九)分が現存する。文書行政の実務に携わる立場の人物が筆録した記録として価値が高い。
 尊経閣本は自筆原本。これまで未翻刻であり、今回の影印により初めて公開される。

【目次】
■高精細カラー版 外記日記新抄
巻四 文永四年(1267年、正月~十二月)
巻四 紙背
巻五 弘安十年(1287年、正月~十二月)
巻五 紙背
参考図版(紙背文書の透過光撮影)

■高精細カラー版 享禄二年外記日記
巻上(1529年、二月~八月)
巻上 紙背
巻下(九月~十二月)
巻下 紙背
参考図版

遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『外記日記新抄』解説」
遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『享禄二年外記日記』解説」

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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40,700
前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕尾上陽介・加藤友康/〔解説〕遠藤珠紀 、八木書店 、令2 、1冊
記録類が少ない鎌倉時代後期の政治史を知る「外記日記(新抄)」や、文書行政の実務に携わる外記が筆録した「享禄二年外記日記」を収録 【内容説明】 ●外記日記(新抄)  中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。  尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。 ●享禄二年外記日記  室町時代後期に朝廷の事務官として活躍した外記、清原業賢(一四九九~一五六六)の日記。享禄二年(一五二九)分が現存する。文書行政の実務に携わる立場の人物が筆録した記録として価値が高い。  尊経閣本は自筆原本。これまで未翻刻であり、今回の影印により初めて公開される。 【目次】 ■高精細カラー版 外記日記新抄 巻四 文永四年(1267年、正月~十二月) 巻四 紙背 巻五 弘安十年(1287年、正月~十二月) 巻五 紙背 参考図版(紙背文書の透過光撮影) ■高精細カラー版 享禄二年外記日記 巻上(1529年、二月~八月) 巻上 紙背 巻下(九月~十二月) 巻下 紙背 参考図版 遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『外記日記新抄』解説」 遠藤珠紀「尊経閣文庫所蔵『享禄二年外記日記』解説」 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

新訂増補 弁官補任1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
飯倉晴武・田島 公編、八木書店、令2、1冊
全面的な改訂を行い、待望の新訂増補版刊行!

【内容説明】
長らく品切れで、重版の俟たれていた第1巻を、このたび新たな底本を使用し、38年の歳月をかけ、最近利用できるようになった諸史料によって出来る限り補足し、版面もすべて新しく組み直した。
 弁官は、朝廷の最高機関、太政官の職である左大弁・右大弁・左中弁・右中弁・左少弁・右少弁の総称である。左右の弁官局があり、少納言局と合せ、太政官三局という。太政官内の庶務を取扱い、宣旨、官符などの発布や諸国,諸官庁と太政官との連絡などをすべて司った。本書は、左右弁官の官位・位階・氏名を年ごとに列挙し、各人の下に任日・兼官・叙任の記事を注した補任次第書である。
 今回の新訂増補版では、現存最古の写本であり、最善本である広橋家旧蔵本「弁官補任」(国立歴史民俗博物館所蔵)を底本とし、出来るだけ広橋本を忠実に再現した(旧版の底本は、山科家旧蔵本、宮内庁書陵部所蔵)。さらに陽明文庫所蔵の「勘例」、宮内庁書陵部所蔵伏見宮家本「弁官叙任勘例」、等によって補った。また、古代の部分については、広橋家本にない部分、山科家本にない部分においては、写本が無いため、「正倉院文書」等他の史料によって増補改訂を施した。なお、利用者の便宜をはかるために、あらたに人名索引を付した。

【目次】
【所収】大宝元年~文永十一年

#八木書店出版物/補任関連/単行本◆歴史
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16,500
飯倉晴武・田島 公編 、八木書店 、令2 、1冊
全面的な改訂を行い、待望の新訂増補版刊行! 【内容説明】 長らく品切れで、重版の俟たれていた第1巻を、このたび新たな底本を使用し、38年の歳月をかけ、最近利用できるようになった諸史料によって出来る限り補足し、版面もすべて新しく組み直した。  弁官は、朝廷の最高機関、太政官の職である左大弁・右大弁・左中弁・右中弁・左少弁・右少弁の総称である。左右の弁官局があり、少納言局と合せ、太政官三局という。太政官内の庶務を取扱い、宣旨、官符などの発布や諸国,諸官庁と太政官との連絡などをすべて司った。本書は、左右弁官の官位・位階・氏名を年ごとに列挙し、各人の下に任日・兼官・叙任の記事を注した補任次第書である。  今回の新訂増補版では、現存最古の写本であり、最善本である広橋家旧蔵本「弁官補任」(国立歴史民俗博物館所蔵)を底本とし、出来るだけ広橋本を忠実に再現した(旧版の底本は、山科家旧蔵本、宮内庁書陵部所蔵)。さらに陽明文庫所蔵の「勘例」、宮内庁書陵部所蔵伏見宮家本「弁官叙任勘例」、等によって補った。また、古代の部分については、広橋家本にない部分、山科家本にない部分においては、写本が無いため、「正倉院文書」等他の史料によって増補改訂を施した。なお、利用者の便宜をはかるために、あらたに人名索引を付した。 【目次】 【所収】大宝元年~文永十一年 #八木書店出版物/補任関連/単行本◆歴史

リオ・デ・ジャネイロ国立図書館蔵 日葡辞書

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
66,000
エリザ・タシロ/白井純編、八木書店、令2、1冊
2018年、中南米大陸ブラジルで初めて発見された日本のキリシタン版辞書を、高精細・原寸カラー版で初公開!
400 年前の日本・ポルトガルの言語を知る最重要資料

○2018 年ブラジルでの大発見
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ国立図書館に所蔵されていたものが2018年に発見された。これまでに4冊(オクスフォード大学ボドレアン図書館蔵本、パリ国立図書館蔵本、エヴォラ公共図書館蔵本、マニラ本)が知られており、今回が5冊目(補遺篇欠)。ほかの4冊では知ることのできない未知の情報満載。
○未知のキリシタン版発見のカギ
ブラジル皇帝ペドロ2世(1825-1891)により、皇后テレザ・クリスチーナ(1822-1889)の名を冠する収集品の一つとして図書館に寄贈された『日葡辞書』。その伝来を探ることは、関連する文献の移動と残存の状況を明らかにすることでもある。
○高精細デジタル撮影を実施
 リオ・デ・ジャネイロ国立図書館による全頁の撮り下ろし高精細撮影画像に基づき、原紙の風合い、インキのかすれ・滲みに至るまで、さながら原本を手に取って見るが如き製版・印刷を実現。
○最新の研究成果に基づく、詳細な解説
リオ本と現存諸本の詳細な原本調査に基づき、日葡辞書、及びキリシタン語学の最新の研究成果を踏まえ、これまでの日葡辞書の常識を大幅に書き換える、多角的、且つ徹底的な解説を付す(日本語・英語・ポルトガル語を併記)。参考図版多数。
*本書は 、Fundacao Biblioteca Nacional, Faculdade de Filosofia Letras e Ciencias Humanas da Universidade de Sao Paulo および八木書店の共同出版です。

#八木書店出版物/その他/単行本◆書誌
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66,000
エリザ・タシロ/白井純編 、八木書店 、令2 、1冊
2018年、中南米大陸ブラジルで初めて発見された日本のキリシタン版辞書を、高精細・原寸カラー版で初公開! 400 年前の日本・ポルトガルの言語を知る最重要資料 ○2018 年ブラジルでの大発見 ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ国立図書館に所蔵されていたものが2018年に発見された。これまでに4冊(オクスフォード大学ボドレアン図書館蔵本、パリ国立図書館蔵本、エヴォラ公共図書館蔵本、マニラ本)が知られており、今回が5冊目(補遺篇欠)。ほかの4冊では知ることのできない未知の情報満載。 ○未知のキリシタン版発見のカギ ブラジル皇帝ペドロ2世(1825-1891)により、皇后テレザ・クリスチーナ(1822-1889)の名を冠する収集品の一つとして図書館に寄贈された『日葡辞書』。その伝来を探ることは、関連する文献の移動と残存の状況を明らかにすることでもある。 ○高精細デジタル撮影を実施  リオ・デ・ジャネイロ国立図書館による全頁の撮り下ろし高精細撮影画像に基づき、原紙の風合い、インキのかすれ・滲みに至るまで、さながら原本を手に取って見るが如き製版・印刷を実現。 ○最新の研究成果に基づく、詳細な解説 リオ本と現存諸本の詳細な原本調査に基づき、日葡辞書、及びキリシタン語学の最新の研究成果を踏まえ、これまでの日葡辞書の常識を大幅に書き換える、多角的、且つ徹底的な解説を付す(日本語・英語・ポルトガル語を併記)。参考図版多数。 *本書は 、Fundacao Biblioteca Nacional, Faculdade de Filosofia Letras e Ciencias Humanas da Universidade de Sao Paulo および八木書店の共同出版です。 #八木書店出版物/その他/単行本◆書誌

新天理図書館善本叢書30 奈良絵本集 8

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
40,700
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令2、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]虫妹背物語(享保二年写、一軸)
〔解題〕齋藤真麻理
 昆虫同士の恋愛物語。玉虫姫に思いをよせる虫たちの中、蝉の衛門督がこおろぎの局の取りなしで思いをとげる。盛大な祝言が行われる一方、恋に破れたキリギリスとヒグラシは出家し、玉虫姫は男の子を授かり幸せに暮らす。画中に書き込まれた会話と相俟って、文のやり取りや嫁入りの様子、出産の場面等が生き生きと描かれる。箱書には享保二年(一七一七)狩野幽知画、筆者を山田藤四郎とする。本作品で絵と本文を共に備えるのは本書と慶應義塾本のみ。

[2]山海異形(江戸前期写、四冊)
〔解題〕石川透
 中国の各地に生息するとされる動物や、その地に奉られている神々について、神類・獣類・魚類・虫類の四類四冊に百十三図の絵を収め、各々に説明文を添えたもの。異形怪異な絵が散見され、中国古代の地理書である『山海経図』の類を参考にして、取捨選択したものと思われる。江戸期における『山海経』受容の一端が伺える資料である。各冊の巻頭には、徳川御三卿の一つである田安家の蔵書印「田安府芸台印」が捺される。

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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40,700
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令2 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]虫妹背物語(享保二年写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理  昆虫同士の恋愛物語。玉虫姫に思いをよせる虫たちの中、蝉の衛門督がこおろぎの局の取りなしで思いをとげる。盛大な祝言が行われる一方、恋に破れたキリギリスとヒグラシは出家し、玉虫姫は男の子を授かり幸せに暮らす。画中に書き込まれた会話と相俟って、文のやり取りや嫁入りの様子、出産の場面等が生き生きと描かれる。箱書には享保二年(一七一七)狩野幽知画、筆者を山田藤四郎とする。本作品で絵と本文を共に備えるのは本書と慶應義塾本のみ。 [2]山海異形(江戸前期写、四冊) 〔解題〕石川透  中国の各地に生息するとされる動物や、その地に奉られている神々について、神類・獣類・魚類・虫類の四類四冊に百十三図の絵を収め、各々に説明文を添えたもの。異形怪異な絵が散見され、中国古代の地理書である『山海経図』の類を参考にして、取捨選択したものと思われる。江戸期における『山海経』受容の一端が伺える資料である。各冊の巻頭には、徳川御三卿の一つである田安家の蔵書印「田安府芸台印」が捺される。 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

日本高麗関係史

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
10,780
近藤剛著、八木書店、令元、1冊
日本と高麗の関係を解明した初めての総合研究
正式な通交関係になかった日本と高麗を中心に、契丹(遼)・金との国際関係をも含んだ東アジア全体から俯瞰。韓国の最新研究や韓国の金石文等の成果もふまえ検証

【内容説明】
①モンゴル襲来以前に注目し、日本と高麗の関係を解明したはじめての研究
②日本と高麗それぞれの自国史研究に貢献
③高麗の研究と史料を活用した朝鮮古文書学へのアプローチ
④高麗を取り巻く東アジア史から俯瞰
⑤前近代を総括した先駆的な研究


#八木書店出版物/-/-
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10,780
近藤剛著 、八木書店 、令元 、1冊
日本と高麗の関係を解明した初めての総合研究 正式な通交関係になかった日本と高麗を中心に、契丹(遼)・金との国際関係をも含んだ東アジア全体から俯瞰。韓国の最新研究や韓国の金石文等の成果もふまえ検証 【内容説明】 ①モンゴル襲来以前に注目し、日本と高麗の関係を解明したはじめての研究 ②日本と高麗それぞれの自国史研究に貢献 ③高麗の研究と史料を活用した朝鮮古文書学へのアプローチ ④高麗を取り巻く東アジア史から俯瞰 ⑤前近代を総括した先駆的な研究 #八木書店出版物/-/-

新天理図書館善本叢書28 奈良絵本集 6

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令元、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]しづか(室町末期写、一冊) 〔解題〕恋田知子
[2]まんぢうのさうし(江戸初期写、二冊) 〔解題〕恋田知子
[3]花鳥風月物語(室町末期写、一冊)  〔解題〕石川透

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令元 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]しづか(室町末期写、一冊) 〔解題〕恋田知子 [2]まんぢうのさうし(江戸初期写、二冊) 〔解題〕恋田知子 [3]花鳥風月物語(室町末期写、一冊)  〔解題〕石川透 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

史料纂集古記録編 第203回配本 兼見卿記7

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
14,300
橋本政宣・岸本眞実・金子拓・遠藤珠紀校訂、八木書店、令元、1冊
【内容説明】
神祇大副吉田兼見(一五三五-一六一〇)の日記。兼見は吉田神道の宗家、吉田社神主の家職を承けて神道管領長上を称し、全国の神職に対して、補任その他神道伝授等につき絶大なる権勢があった。神事に関する記載のほか、変転する中央政界の情勢、特に信長・秀吉・家康らの有力武将達の動静に詳しく、社会および学芸等に関する記載も豊富で、安土桃山時代の最も重要な史料である。

〔収録範囲〕
慶長14年・慶長15年(豊国社社務職雑記)天正5年・8年下向記
【参考史料】 兼見卿記紙背文書(東京大学史料編纂所)/豊国社社務職雑記紙背文書(豊国神社)/諸事書抜、同紙背文書(國學院大學)

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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14,300
橋本政宣・岸本眞実・金子拓・遠藤珠紀校訂 、八木書店 、令元 、1冊
【内容説明】 神祇大副吉田兼見(一五三五-一六一〇)の日記。兼見は吉田神道の宗家、吉田社神主の家職を承けて神道管領長上を称し、全国の神職に対して、補任その他神道伝授等につき絶大なる権勢があった。神事に関する記載のほか、変転する中央政界の情勢、特に信長・秀吉・家康らの有力武将達の動静に詳しく、社会および学芸等に関する記載も豊富で、安土桃山時代の最も重要な史料である。 〔収録範囲〕 慶長14年・慶長15年(豊国社社務職雑記)天正5年・8年下向記 【参考史料】 兼見卿記紙背文書(東京大学史料編纂所)/豊国社社務職雑記紙背文書(豊国神社)/諸事書抜、同紙背文書(國學院大學) #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

新天理図書館善本叢書27 奈良絵本集 5

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令元、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]いはやものがたり(室町末期写、二冊)
〔解題〕金光桂子
 鎌倉時代の物語歌集『風葉和歌集』にみえる散佚物語『いはや』の改作かとされる継子譚。継母に疎まれた対屋の姫は、太宰府に下る途次で殺されるところ、海士夫婦に助けられ岩屋で養われていた。数年後、姫は関白の息子である二位の中将に見出されて妻となり、北の政所と仰がれた。本文の一部や絵詞の書き込まれた画が半分以上を占め、奈良絵本としての古態を示す。また、文章で菱形や蝶、七宝など様々な形を表した点も特徴的である。室町末期の南都連歌師紹九筆とも伝える大型奈良絵本。

[2]じやうるり(室町末期写、二冊)
〔解題〕石川透
 源義経を主人公とする判官物の一つで、薬師の申し子である浄瑠璃御前との恋物語。金売吉次の供として矢作の宿に着いた義経は、土地の浄瑠璃姫と結ばれるが、別れを惜しみつつ、奥州へ向かった蒲原宿で病に倒れる。浄瑠璃御前の御所における泉水の描写や四季の彩り、御前の才色兼備なるところや衣装の豪華さを事細かに述べる段は、まさに節事・景事であり、浄瑠璃節への胚胎を感じさせる。本書の挿画は全て中央に雲形を描き、上半分に本文を記しているのが特徴的である。室町末期の書写と考えられる大型奈良絵本。

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令元 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]いはやものがたり(室町末期写、二冊) 〔解題〕金光桂子  鎌倉時代の物語歌集『風葉和歌集』にみえる散佚物語『いはや』の改作かとされる継子譚。継母に疎まれた対屋の姫は、太宰府に下る途次で殺されるところ、海士夫婦に助けられ岩屋で養われていた。数年後、姫は関白の息子である二位の中将に見出されて妻となり、北の政所と仰がれた。本文の一部や絵詞の書き込まれた画が半分以上を占め、奈良絵本としての古態を示す。また、文章で菱形や蝶、七宝など様々な形を表した点も特徴的である。室町末期の南都連歌師紹九筆とも伝える大型奈良絵本。 [2]じやうるり(室町末期写、二冊) 〔解題〕石川透  源義経を主人公とする判官物の一つで、薬師の申し子である浄瑠璃御前との恋物語。金売吉次の供として矢作の宿に着いた義経は、土地の浄瑠璃姫と結ばれるが、別れを惜しみつつ、奥州へ向かった蒲原宿で病に倒れる。浄瑠璃御前の御所における泉水の描写や四季の彩り、御前の才色兼備なるところや衣装の豪華さを事細かに述べる段は、まさに節事・景事であり、浄瑠璃節への胚胎を感じさせる。本書の挿画は全て中央に雲形を描き、上半分に本文を記しているのが特徴的である。室町末期の書写と考えられる大型奈良絵本。 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書26 奈良絵本集 4

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、令元、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]あま物語(江戸初期写、二冊)
〔解題〕金光桂子
 貴人と海女との恋愛譚。湯治のため浪速に赴いた左近中将兼光は、土地の海女と歌を詠みあい情けを交わすが、懐妊した海女は身分の違いを感じて入水する。海女は右大臣のもとに生まれ変わり、兼光と再会して再び結ばれ栄華を極める。平安から鎌倉時代にかけての散佚物語の改作と考えられる。物語中に五十首に及ぶ和歌を配し、この期の草子には珍しい歌物語的な作品となっている。本作の奈良絵本は本書の他には上巻を欠く一本が知られるのみ。

[2]大古久まい(江戸前期写、二冊)
〔解題〕齋藤真麻理
 唐の孝行説話を用い、その善報を語るという教訓的内容を持つ。親孝行者の大悦の助は、清水観音のお告げ通り、一本のわらを元に富を得、大黒天、夷三郎の来訪によって、さらに宝物を手にする。大江山の盗賊や悪霊からも二神の助けで救われた後、帝から厚遇され、末永く繁昌した。立身出世・栄華繁昌を願う中世庶民の夢が、清水観音の御利益と福神の助けによって叶う祝儀物である。

[3]磯崎物語(江戸前期写、二冊)
〔解題〕石川透
 日光山の麓に住む武士夫婦の物語。磯崎殿が連れ帰った女に女房が嫉妬し、杖で打ち殺してしまうが、その時被っていた鬼の面と杖が取れなくなる。日光山の稚児学匠である息子に仏への信仰を説かれ、その教えに従い座禅を組むと面も杖も離れ落ち、元の姿となった。女房は殺した女を弔うため出家し、磯崎殿も仏門に入る。本妻が後妻を打ち付ける後妻打の話を基に、女の嫉妬がもたらす悲劇から仏の道へと導く、発心遁世譚。

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、令元 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]あま物語(江戸初期写、二冊) 〔解題〕金光桂子  貴人と海女との恋愛譚。湯治のため浪速に赴いた左近中将兼光は、土地の海女と歌を詠みあい情けを交わすが、懐妊した海女は身分の違いを感じて入水する。海女は右大臣のもとに生まれ変わり、兼光と再会して再び結ばれ栄華を極める。平安から鎌倉時代にかけての散佚物語の改作と考えられる。物語中に五十首に及ぶ和歌を配し、この期の草子には珍しい歌物語的な作品となっている。本作の奈良絵本は本書の他には上巻を欠く一本が知られるのみ。 [2]大古久まい(江戸前期写、二冊) 〔解題〕齋藤真麻理  唐の孝行説話を用い、その善報を語るという教訓的内容を持つ。親孝行者の大悦の助は、清水観音のお告げ通り、一本のわらを元に富を得、大黒天、夷三郎の来訪によって、さらに宝物を手にする。大江山の盗賊や悪霊からも二神の助けで救われた後、帝から厚遇され、末永く繁昌した。立身出世・栄華繁昌を願う中世庶民の夢が、清水観音の御利益と福神の助けによって叶う祝儀物である。 [3]磯崎物語(江戸前期写、二冊) 〔解題〕石川透  日光山の麓に住む武士夫婦の物語。磯崎殿が連れ帰った女に女房が嫉妬し、杖で打ち殺してしまうが、その時被っていた鬼の面と杖が取れなくなる。日光山の稚児学匠である息子に仏への信仰を説かれ、その教えに従い座禅を組むと面も杖も離れ落ち、元の姿となった。女房は殺した女を弔うため出家し、磯崎殿も仏門に入る。本妻が後妻を打ち付ける後妻打の話を基に、女の嫉妬がもたらす悲劇から仏の道へと導く、発心遁世譚。 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

明治大学図書館所蔵 高句麗広開土王碑拓本

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
16,500
明治大学広開土王碑拓本刊行委員会編/吉村武彦・加藤友康・徐建新・吉田悦志、八木書店、平31、1冊
4世紀の高句麗・古代日本・百済・新羅など、東アジアを知る最重要資料の決定版!

【内容説明】
拓本画像による釈文の再検証ができる!
新たに見つかった明大本2種を含む重要な拓本7種を厳選し、全拓本画像と釈文を一覧に。
明治大学図書館所蔵の拓本2種の全文写真と翻刻を、さらには高句麗広開土王碑と並ぶ重要資料「集安高句麗碑」の解説・全文翻刻を併載。
論考編には、日本と中国の専門家が、最新の知見を書き下ろした論考7本を収録。

【目次】
第一部 史料編
第一章 整紙本〔写真版〕
第二章 剪装本〔写真版〕
第三章 校訂本文(吉村武彦・加藤友康・矢越葉子・石黒ひさ子)
附 関係史料「集安高句麗碑」翻刻本文・解説(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳)

第二部 論考編
第一章 明治大学本の書誌と採拓年代(矢越葉子)
第二章 解 説(吉村武彦)
第三章 広開土王碑拓本の残存数と保存方法(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳)
第四章 東アジア学界の広開土王碑研究史(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳)
第五章 三・四世紀高句麗都城と中原王朝都城(朱岩石原著/石黒ひさ子翻訳)
第六章 唐代陵戸の再検討(黄正建原著/波多野由美子翻訳)
第七章 集安の遺跡と東アジアの積石塚(河野正訓)

【執筆者】矢越葉子(明治大学研究推進員・日本古代史)/石黒ひさ子(明治大学兼任講師・中国史)/朱岩石(中国社会科学院・中国考古学)/黄正建(中国社会科学院・中国古代史)/河野正訓(東京国立博物館・日本考古学)/波多野由美子(日本中国考古学会会員・日中交流史)

#八木書店出版物/古代/単行本◆歴史
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16,500
明治大学広開土王碑拓本刊行委員会編/吉村武彦・加藤友康・徐建新・吉田悦志 、八木書店 、平31 、1冊
4世紀の高句麗・古代日本・百済・新羅など、東アジアを知る最重要資料の決定版! 【内容説明】 拓本画像による釈文の再検証ができる! 新たに見つかった明大本2種を含む重要な拓本7種を厳選し、全拓本画像と釈文を一覧に。 明治大学図書館所蔵の拓本2種の全文写真と翻刻を、さらには高句麗広開土王碑と並ぶ重要資料「集安高句麗碑」の解説・全文翻刻を併載。 論考編には、日本と中国の専門家が、最新の知見を書き下ろした論考7本を収録。 【目次】 第一部 史料編 第一章 整紙本〔写真版〕 第二章 剪装本〔写真版〕 第三章 校訂本文(吉村武彦・加藤友康・矢越葉子・石黒ひさ子) 附 関係史料「集安高句麗碑」翻刻本文・解説(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳) 第二部 論考編 第一章 明治大学本の書誌と採拓年代(矢越葉子) 第二章 解 説(吉村武彦) 第三章 広開土王碑拓本の残存数と保存方法(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳) 第四章 東アジア学界の広開土王碑研究史(徐建新原著/石黒ひさ子翻訳) 第五章 三・四世紀高句麗都城と中原王朝都城(朱岩石原著/石黒ひさ子翻訳) 第六章 唐代陵戸の再検討(黄正建原著/波多野由美子翻訳) 第七章 集安の遺跡と東アジアの積石塚(河野正訓) 【執筆者】矢越葉子(明治大学研究推進員・日本古代史)/石黒ひさ子(明治大学兼任講師・中国史)/朱岩石(中国社会科学院・中国考古学)/黄正建(中国社会科学院・中国古代史)/河野正訓(東京国立博物館・日本考古学)/波多野由美子(日本中国考古学会会員・日中交流史) #八木書店出版物/古代/単行本◆歴史

史料纂集古記録編 第199回配本 楽只堂年録7

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
15,400
宮川葉子校訂、八木書店、平31、1冊
徳川第5代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保の公用日記!

【内容説明】
大和郡山の柳澤文庫所蔵の原本を使用して、今回、初の全文翻刻。元禄15年(1702)4月、柳沢家は火災により記録類を焼失。吉保は、荻生狙徠に命じて各所に遺る記録類を蒐集させて同年末までに公用日記を復元させた。
全229巻を全9冊として刊行予定。柳沢吉保の高祖父に始まり、宝永6年(1709)6月、嫡男吉里に家督を譲るまでの記録である。
徳川綱吉の側用人として、川越藩主→甲府藩主→大和郡山藩主となり、ついには大老格となる吉保の生涯を知る根本史料である。
元禄時代を中心に、政治史・文化史・経済史・文学史の研究に必要不可欠な一級史料である。

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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15,400
宮川葉子校訂 、八木書店 、平31 、1冊
徳川第5代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保の公用日記! 【内容説明】 大和郡山の柳澤文庫所蔵の原本を使用して、今回、初の全文翻刻。元禄15年(1702)4月、柳沢家は火災により記録類を焼失。吉保は、荻生狙徠に命じて各所に遺る記録類を蒐集させて同年末までに公用日記を復元させた。 全229巻を全9冊として刊行予定。柳沢吉保の高祖父に始まり、宝永6年(1709)6月、嫡男吉里に家督を譲るまでの記録である。 徳川綱吉の側用人として、川越藩主→甲府藩主→大和郡山藩主となり、ついには大老格となる吉保の生涯を知る根本史料である。 元禄時代を中心に、政治史・文化史・経済史・文学史の研究に必要不可欠な一級史料である。 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

新天理図書館善本叢書23 奈良絵本集 1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平30、1冊
【高精細カラー版】
伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録!
高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に!

【目次】
[1]天神縁起絵巻(室町末期写、一軸)  〔解題〕恋田知子
[2]八幡大菩薩御縁起(江戸中期写、二軸) 〔解題〕恋田知子
[3]鼠の草子絵巻(室町末期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理
[4]鼠の草子絵巻別本(江戸初期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理
[5]やひやうゑねずみ(江戸初期写、一冊) 〔解題〕石川透

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
36,300
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平30 、1冊
【高精細カラー版】 伝本の稀な室町末期から江戸極初期までの逸品に加え、多彩な作品群の中から優品24点を精選し全8巻に収録! 高精細カラー版により、微細な色遣いが一目瞭然に! 【目次】 [1]天神縁起絵巻(室町末期写、一軸)  〔解題〕恋田知子 [2]八幡大菩薩御縁起(江戸中期写、二軸) 〔解題〕恋田知子 [3]鼠の草子絵巻(室町末期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理 [4]鼠の草子絵巻別本(江戸初期写、一軸) 〔解題〕齋藤真麻理 [5]やひやうゑねずみ(江戸初期写、一冊) 〔解題〕石川透 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書11 類聚名義抄 観智院本3 僧

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
49,500
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平30、1冊
【高精細カラー版】
古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行!
大型判で可読性が格段に向上!

【内容説明】
平安時代の訓読を知る最大の資料

平安時代末期に編集された、漢字・漢語を編目により類聚した音訓漢和辞典で、編者は未詳。標出漢字は約三万二千語、和訓は約三万四千語、朱筆で付された声点(アクセント記号)も約一万語におよぶ大辞典で、その膨大な量の和訓は平安時代における訓読語彙の実態を知る最大の資料である。現存諸本には原撰本・改編本の二種があり、原撰本は院政期頃、法相宗関係の僧侶が撰したとされる。 所収本は改編本に属し、鎌倉時代末期の書写と考えられ、撰者は真言宗の学僧といわれる。現存する改編本の唯一の完本である。東寺観智院旧蔵、江戸時代末期に伴信友の紹介により初めて世に知られた。 本書の篇目に「朱音者正音也。墨声者和音也。片仮名有朱點者皆有證據亦有師説。無點者雑々書中随見得注付之」とあり、朱墨訓点各々の使い分けを明示している。朱・墨の別が辞書機能の一部をになう本書において、カラー版はもっとも望まれた複製である。

〔解題〕大槻信(京都大学大学院教授)

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
49,500
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平30 、1冊
【高精細カラー版】 古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行! 大型判で可読性が格段に向上! 【内容説明】 平安時代の訓読を知る最大の資料 平安時代末期に編集された、漢字・漢語を編目により類聚した音訓漢和辞典で、編者は未詳。標出漢字は約三万二千語、和訓は約三万四千語、朱筆で付された声点(アクセント記号)も約一万語におよぶ大辞典で、その膨大な量の和訓は平安時代における訓読語彙の実態を知る最大の資料である。現存諸本には原撰本・改編本の二種があり、原撰本は院政期頃、法相宗関係の僧侶が撰したとされる。 所収本は改編本に属し、鎌倉時代末期の書写と考えられ、撰者は真言宗の学僧といわれる。現存する改編本の唯一の完本である。東寺観智院旧蔵、江戸時代末期に伴信友の紹介により初めて世に知られた。 本書の篇目に「朱音者正音也。墨声者和音也。片仮名有朱點者皆有證據亦有師説。無點者雑々書中随見得注付之」とあり、朱墨訓点各々の使い分けを明示している。朱・墨の別が辞書機能の一部をになう本書において、カラー版はもっとも望まれた複製である。 〔解題〕大槻信(京都大学大学院教授) #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

史料纂集古記録編 第196回配本 新訂増補 兼宣公記1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
20,900
榎原雅治・小瀬玄士校訂、八木書店、平30、1冊
室町中期の公卿広橋兼宣(1366-1429)の日記。室町中期の根本史料のひとつ

【内容説明】
『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。

 本書は、かつて続群書類従完成会より、村田正志氏の校訂で昭和48年に刊行され、長らく品切れとなり入手困難であった。近年、自筆原本の整理が進むとともに旧版には収録されていない部分や、旧版では写本を底本としていた部分の原本の存在することが明らかとなる事例が発見された。
 こうした状況をふまえて、学会・研究機関の要望に応え、最新の研究成果を盛り込んで新たに校訂・組版を行い、新訂増補版として刊行することとする。
 利用者の便宜を計るため、追加部分を旧版の末尾に補遺を載せることをせず、編年に収録するためにすべてを新たに組版し直した。結果、旧版の本文328頁が426頁と大幅に増えている。今回、国立歴史民俗博物館所蔵の自筆日次記・別記、広橋家、下郷共済会、佐佐木信綱氏所蔵の自筆記を底本とし、自筆記を欠く部分については、国立歴史民俗博物館、宮内庁書陵部、東京大学史料編纂所所蔵の写本などを用いた。

【目次】
〔所収〕至徳4年(1378)正月~応永29年(1422)12月

#八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料
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20,900
榎原雅治・小瀬玄士校訂 、八木書店 、平30 、1冊
室町中期の公卿広橋兼宣(1366-1429)の日記。室町中期の根本史料のひとつ 【内容説明】 『史料纂集』は、史学・文学をはじめ、日本文化研究上必須のものでありながら、今日まで未刊に終っていた史料を中核とし、さらに既刊のものでも、現段階において全面的に改訂を要することの明らかなそれを加えて、学界最高の水準で公刊するもの、『大日本古記録』と相並び相補う形で、各時代未刊重要史料の集成の実現をはかるものであります。  本書は、かつて続群書類従完成会より、村田正志氏の校訂で昭和48年に刊行され、長らく品切れとなり入手困難であった。近年、自筆原本の整理が進むとともに旧版には収録されていない部分や、旧版では写本を底本としていた部分の原本の存在することが明らかとなる事例が発見された。  こうした状況をふまえて、学会・研究機関の要望に応え、最新の研究成果を盛り込んで新たに校訂・組版を行い、新訂増補版として刊行することとする。  利用者の便宜を計るため、追加部分を旧版の末尾に補遺を載せることをせず、編年に収録するためにすべてを新たに組版し直した。結果、旧版の本文328頁が426頁と大幅に増えている。今回、国立歴史民俗博物館所蔵の自筆日次記・別記、広橋家、下郷共済会、佐佐木信綱氏所蔵の自筆記を底本とし、自筆記を欠く部分については、国立歴史民俗博物館、宮内庁書陵部、東京大学史料編纂所所蔵の写本などを用いた。 【目次】 〔所収〕至徳4年(1378)正月~応永29年(1422)12月 #八木書店出版物/史料纂集 古記録編/翻刻資料

新天理図書館善本叢書9 類聚名義抄 観智院本1 仏

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
49,500
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平30、1冊
【国宝】鎌倉末期(十四世紀)写 十一冊

【高精細カラー版】
古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行!
大型判で可読性が格段に向上!

【内容説明】
平安時代の訓読を知る最大の資料

平安時代末期に編集された、漢字・漢語を編目により類聚した音訓漢和辞典で、編者は未詳。標出漢字は約三万二千語、和訓は約三万四千語、朱筆で付された声点(アクセント記号)も約一万語におよぶ大辞典で、その膨大な量の和訓は平安時代における訓読語彙の実態を知る最大の資料である。現存諸本には原撰本・改編本の二種があり、原撰本は院政期頃、法相宗関係の僧侶が撰したとされる。 所収本は改編本に属し、鎌倉時代末期の書写と考えられ、撰者は真言宗の学僧といわれる。現存する改編本の唯一の完本である。東寺観智院旧蔵、江戸時代末期に伴信友の紹介により初めて世に知られた。本書の篇目に「朱音者正音也。墨声者和音也。片仮名有朱點者皆有證據亦有師説。無點者雑々書中随見得注付之」とあり、朱墨訓点各々の使い分けを明示している。朱・墨の別が辞書機能の一部をになう本書において、カラー版はもっとも望まれた複製である。

〔解題〕大槻信(京都大学大学院教授)

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
49,500
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平30 、1冊
【国宝】鎌倉末期(十四世紀)写 十一冊 【高精細カラー版】 古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行! 大型判で可読性が格段に向上! 【内容説明】 平安時代の訓読を知る最大の資料 平安時代末期に編集された、漢字・漢語を編目により類聚した音訓漢和辞典で、編者は未詳。標出漢字は約三万二千語、和訓は約三万四千語、朱筆で付された声点(アクセント記号)も約一万語におよぶ大辞典で、その膨大な量の和訓は平安時代における訓読語彙の実態を知る最大の資料である。現存諸本には原撰本・改編本の二種があり、原撰本は院政期頃、法相宗関係の僧侶が撰したとされる。 所収本は改編本に属し、鎌倉時代末期の書写と考えられ、撰者は真言宗の学僧といわれる。現存する改編本の唯一の完本である。東寺観智院旧蔵、江戸時代末期に伴信友の紹介により初めて世に知られた。本書の篇目に「朱音者正音也。墨声者和音也。片仮名有朱點者皆有證據亦有師説。無點者雑々書中随見得注付之」とあり、朱墨訓点各々の使い分けを明示している。朱・墨の別が辞書機能の一部をになう本書において、カラー版はもっとも望まれた複製である。 〔解題〕大槻信(京都大学大学院教授) #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

尊経閣善本影印集成61 小右記6〔第八輯 平安古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
36,300
前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、平30、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料
【高精細カラー版】

【内容説明】

【所収】寛仁元年(1017)・寛仁二年(1018)
【解題】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)
 平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
36,300
前田育徳会尊経閣文庫編 、八木書店 、平30 、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料 【高精細カラー版】 【内容説明】 【所収】寛仁元年(1017)・寛仁二年(1018) 【解題】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)  平安時代中期の公卿、藤原実資(九五七?~一〇四六)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

〔高精細カラー版〕熱田本 日本書紀 第1冊

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
44,000
熱田神宮編/荊木美行・遠藤慶太〔書誌解説〕/木田章義・大槻信〔訓点解説〕/渡辺滋〔料紙解説〕/野村辰・・・
重要文化財 初公刊
神代から仁賢天皇まで冒頭十五巻(巻第十一欠)、うち神武天皇から神功皇后までの七巻が現存最古
三種の神器の一つ草薙神剣を祀る熱田神宮、そこに伝わる日本最古の正史を初公刊
迫力の大型本で体感する

【内容説明】
墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。原本の実像に迫る。

【目次】
巻第一上 神代上
巻第一下 神代上
巻第二 神代下
巻第三 神武天皇/和歌懐紙
巻第四 綏靖天皇・安寧天皇・懿徳天皇・孝昭天皇・孝安天皇・孝霊天皇・孝元天皇・開化天皇/和歌懐紙

菊倍判(304㎜×218㎜)・上製・函入・288頁

#八木書店出版物/-/-
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
44,000
熱田神宮編/荊木美行・遠藤慶太〔書誌解説〕/木田章義・大槻信〔訓点解説〕/渡辺滋〔料紙解説〕/野村辰美・福井款彦〔熱田社史〕 、八木書店 、平29 、1冊
重要文化財 初公刊 神代から仁賢天皇まで冒頭十五巻(巻第十一欠)、うち神武天皇から神功皇后までの七巻が現存最古 三種の神器の一つ草薙神剣を祀る熱田神宮、そこに伝わる日本最古の正史を初公刊 迫力の大型本で体感する 【内容説明】 墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。原本の実像に迫る。 【目次】 巻第一上 神代上 巻第一下 神代上 巻第二 神代下 巻第三 神武天皇/和歌懐紙 巻第四 綏靖天皇・安寧天皇・懿徳天皇・孝昭天皇・孝安天皇・孝霊天皇・孝元天皇・開化天皇/和歌懐紙 菊倍判(304㎜×218㎜)・上製・函入・288頁 #八木書店出版物/-/-

〔高精細カラー版〕熱田本 日本書紀(全3冊)

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
132,000
熱田神宮編/荊木美行・遠藤慶太〔書誌解説〕/木田章義・大槻信〔訓点解説〕/渡辺滋〔料紙解説〕/野村辰・・・
重要文化財 初公刊
神代から仁賢天皇まで冒頭十五巻(巻第十一欠)、うち神武天皇から神功皇后までの七巻が現存最古
三種の神器の一つ草薙神剣を祀る熱田神宮、そこに伝わる日本最古の正史を初公刊
迫力の大型本で体感する

【内容説明】
墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。原本の実像に迫る。

【目次】
第1冊
巻第一上 神代上
巻第一下 神代上
巻第二 神代下
巻第三 神武天皇/和歌懐紙
巻第四 綏靖天皇・安寧天皇・懿徳天皇・孝昭天皇・孝安天皇・孝霊天皇・孝元天皇・開化天皇/和歌懐紙

第2冊
巻第五 崇神天皇/和歌懐紙
巻第六 垂仁天皇/和歌懐紙
巻第七 景行天皇・成務天皇
巻第八 仲哀天皇
巻第九 神功皇后/和歌懐紙
巻第十 応神天皇/和歌懐紙

第3冊
巻第十二 履中天皇・反正天皇/和歌懐紙
巻第十三 允恭天皇・安康天皇/和歌懐紙
巻第十四 雄略天皇/和歌懐紙
巻第十五 清寧天皇・顕宗天皇・仁賢天皇/和歌懐紙
日本書紀寄進状/参考図版
解説(書誌・熱田社・訓点・料紙)

菊倍判(304㎜×218㎜)・上製・函入・揃922頁、各冊平均307頁

#八木書店出版物/-/-
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132,000
熱田神宮編/荊木美行・遠藤慶太〔書誌解説〕/木田章義・大槻信〔訓点解説〕/渡辺滋〔料紙解説〕/野村辰美・福井款彦〔熱田社史〕 、八木書店 、平29 、3冊
重要文化財 初公刊 神代から仁賢天皇まで冒頭十五巻(巻第十一欠)、うち神武天皇から神功皇后までの七巻が現存最古 三種の神器の一つ草薙神剣を祀る熱田神宮、そこに伝わる日本最古の正史を初公刊 迫力の大型本で体感する 【内容説明】 墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。原本の実像に迫る。 【目次】 第1冊 巻第一上 神代上 巻第一下 神代上 巻第二 神代下 巻第三 神武天皇/和歌懐紙 巻第四 綏靖天皇・安寧天皇・懿徳天皇・孝昭天皇・孝安天皇・孝霊天皇・孝元天皇・開化天皇/和歌懐紙 第2冊 巻第五 崇神天皇/和歌懐紙 巻第六 垂仁天皇/和歌懐紙 巻第七 景行天皇・成務天皇 巻第八 仲哀天皇 巻第九 神功皇后/和歌懐紙 巻第十 応神天皇/和歌懐紙 第3冊 巻第十二 履中天皇・反正天皇/和歌懐紙 巻第十三 允恭天皇・安康天皇/和歌懐紙 巻第十四 雄略天皇/和歌懐紙 巻第十五 清寧天皇・顕宗天皇・仁賢天皇/和歌懐紙 日本書紀寄進状/参考図版 解説(書誌・熱田社・訓点・料紙) 菊倍判(304㎜×218㎜)・上製・函入・揃922頁、各冊平均307頁 #八木書店出版物/-/-

演劇研究の核心 人形浄瑠璃・歌舞伎から現代演劇

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
10,780
法月敏彦著、八木書店、平29、1冊
舞い踊り謡い語ることは、人間のもつ本性であり、地域・時代によって様々なバリエーションをもつ。それらに通底する共通項は、《観客の感動》に他ならない。本書はその本質探求を志向した著者の長年の研究成果!

【内容説明】
明治期以降の演劇研究は、能・狂言、人形浄瑠璃、歌舞伎など日本国内の事象に関する研究と諸外国の演劇事象に関する研究を中心として、演劇学の確立を目指し進展を続けてきました。近年では、諸演劇ジャンルにおける時代区分別の研究が盛んになって、細分化された研究領域の中で、高度に進展した成果が蓄積されている状態といえるでしょう。 このような研究成果の充実の一方で、演劇研究の核心を突くような研究が少なくなっています。時代や地域を超えた演劇の魅力を追究する著者は、室町時代から江戸時代、明治期以降現代までを貫く演劇事象や、東洋と日本、芸術全般と演劇との関係性など広範囲にわたる主題を追究してきました。本書はその長年の成果を四つに分類して集大成したものです。(1)観客の演劇受容の実態と東洋演劇全般の共通性。(2)ドラマとして受け止められる「語り」の実像。(3)「語り」から「芝居」への移行。(4)演劇の近代化に伴う実像と、近代において成立する演劇教育という特殊性の解明。加えて、女曲舞の伝統を継承する「お狂言師」の実態、明治初期に声高に提唱された演劇改良運動の一つである「大阪演劇改良会」が残した成果の考察など、貴重であるが忘れられていた事象を演劇史上、正確に位置づける論考を収録。

#八木書店出版物/歌舞伎・浄瑠璃/単行本◆演劇
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10,780
法月敏彦著 、八木書店 、平29 、1冊
舞い踊り謡い語ることは、人間のもつ本性であり、地域・時代によって様々なバリエーションをもつ。それらに通底する共通項は、《観客の感動》に他ならない。本書はその本質探求を志向した著者の長年の研究成果! 【内容説明】 明治期以降の演劇研究は、能・狂言、人形浄瑠璃、歌舞伎など日本国内の事象に関する研究と諸外国の演劇事象に関する研究を中心として、演劇学の確立を目指し進展を続けてきました。近年では、諸演劇ジャンルにおける時代区分別の研究が盛んになって、細分化された研究領域の中で、高度に進展した成果が蓄積されている状態といえるでしょう。 このような研究成果の充実の一方で、演劇研究の核心を突くような研究が少なくなっています。時代や地域を超えた演劇の魅力を追究する著者は、室町時代から江戸時代、明治期以降現代までを貫く演劇事象や、東洋と日本、芸術全般と演劇との関係性など広範囲にわたる主題を追究してきました。本書はその長年の成果を四つに分類して集大成したものです。(1)観客の演劇受容の実態と東洋演劇全般の共通性。(2)ドラマとして受け止められる「語り」の実像。(3)「語り」から「芝居」への移行。(4)演劇の近代化に伴う実像と、近代において成立する演劇教育という特殊性の解明。加えて、女曲舞の伝統を継承する「お狂言師」の実態、明治初期に声高に提唱された演劇改良運動の一つである「大阪演劇改良会」が残した成果の考察など、貴重であるが忘れられていた事象を演劇史上、正確に位置づける論考を収録。 #八木書店出版物/歌舞伎・浄瑠璃/単行本◆演劇

新訂増補 キリシタン時代対外関係の研究

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
17,600
高瀬弘一郎著、八木書店、平29、1冊
日欧交渉史第一人者の名著を増補し、新稿3本を加えて待望の復刊!

【内容説明】
●海外に所在するカトリック教会の同時代史料を博捜し、教会が一翼を担った海上貿易、商人、通貨、送金、為替、利子、教会と権力者に焦点をあて、キリスト教教会の本音と建て前を徹底解明。
●キリシタン時代日欧交渉史の名著『キリシタン時代対外関係の研究』(1994年、吉川弘文館)の全編に渡り加筆訂正し、新稿3本を加え、索引を付す。

【目次】
第一章 イエズス会『会憲』等に見られる経済基盤の理念とキリシタン教会
―とくにレンタと喜捨を中心に―
第二章 キリシタン布教におけるウスラ徴取の問題
第三章 キリシタン教会の貿易活動―マカオ=長崎間以外の貿易について―
第四章 キリシタン教会の貿易活動―とくに生糸以外の商品について―
第五章 キリシタン教会の貿易活動―托鉢修道会の場合について―
第六章 キリシタン教会の経済活動における送金
第七章 ポルトガル領インディアにおけるレアル貨為替相場とイエズス会宣教師
第八章 キリシタン教会のマカオ駐在財務担当パードレ
第九章 キリシタン時代における“教商”
第十章 キリシタン時代における府内司教区の経済基盤
第十一章 江戸幕府の禁教令とイエズス会日本管区長カルヴァリョ
第十二章 転び伴天連荒木トマス
第十三章 長崎代官村山当安をめぐる一つの出来事
第十四章 キリシタン宣教師が用いた暗号
第十五章 「越冬」invernarの語義

 増 補
第一章 揺籃期日英交渉の一齣
第二章 キリシタン時代の文化と外交
第三章 「予はローマに行ける伴天連ジュリアン也」

あとがき
索引


#八木書店出版物/近世/単行本◆歴史
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17,600
高瀬弘一郎著 、八木書店 、平29 、1冊
日欧交渉史第一人者の名著を増補し、新稿3本を加えて待望の復刊! 【内容説明】 ●海外に所在するカトリック教会の同時代史料を博捜し、教会が一翼を担った海上貿易、商人、通貨、送金、為替、利子、教会と権力者に焦点をあて、キリスト教教会の本音と建て前を徹底解明。 ●キリシタン時代日欧交渉史の名著『キリシタン時代対外関係の研究』(1994年、吉川弘文館)の全編に渡り加筆訂正し、新稿3本を加え、索引を付す。 【目次】 第一章 イエズス会『会憲』等に見られる経済基盤の理念とキリシタン教会 ―とくにレンタと喜捨を中心に― 第二章 キリシタン布教におけるウスラ徴取の問題 第三章 キリシタン教会の貿易活動―マカオ=長崎間以外の貿易について― 第四章 キリシタン教会の貿易活動―とくに生糸以外の商品について― 第五章 キリシタン教会の貿易活動―托鉢修道会の場合について― 第六章 キリシタン教会の経済活動における送金 第七章 ポルトガル領インディアにおけるレアル貨為替相場とイエズス会宣教師 第八章 キリシタン教会のマカオ駐在財務担当パードレ 第九章 キリシタン時代における“教商” 第十章 キリシタン時代における府内司教区の経済基盤 第十一章 江戸幕府の禁教令とイエズス会日本管区長カルヴァリョ 第十二章 転び伴天連荒木トマス 第十三章 長崎代官村山当安をめぐる一つの出来事 第十四章 キリシタン宣教師が用いた暗号 第十五章 「越冬」invernarの語義  増 補 第一章 揺籃期日英交渉の一齣 第二章 キリシタン時代の文化と外交 第三章 「予はローマに行ける伴天連ジュリアン也」 あとがき 索引 #八木書店出版物/近世/単行本◆歴史

尊経閣善本影印集成65 水左記〔第八輯 平安古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
35,200
前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、平29、1冊
二番目に古い自筆日記
【高精細カラー版】

【内容説明】
【解題】石田実洋(宮内庁書陵部編修課主任研究官)

 平安時代後期の公卿、源俊房(1035~1121)の日記。他に記録の少ない、摂関期から院政期への移行期を記述の対象としており、また、藤原氏の日記ではあまりみられない記事(薬師寺最勝会関係など)を有するなど、公卿にまで上りつめた源氏の日記としても貴重である。
 現存諸本で最も注目されるのが俊房自筆本八巻で、具注暦に記された暦記七巻と、別記一巻からなる。そのうち暦記二巻が尊経閣文庫の所蔵(他の六巻は宮内庁書陵部所蔵)で、現存する公卿の自筆暦記としては、藤原道長の『御堂関白記』についで古い。暦記は、記載スペースが限られることから、一日に書くべきことが多く存するとき、記述を紙背に続ける(裏書)、あるいは切断して別紙を挟み込む(継入紙)といった工夫がなされるが、『水左記』自筆暦記では継入紙はほとんどみられず、夥しい数の裏書が存する点が特徴といえよう。他に古写本は少なく、抄出本とはいえ、本冊所収の三条西家旧蔵本(室町期写)も重要な位置を占め、自筆暦記とこの抄出本とで、現存記事の大半を占める。

【本書の特長】
●具注暦に書かれた自筆本二巻の表裏を高精細カラー版で提供。
●墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。
●表裏の対応が分かるように頭注を付した。
●石田実洋氏による原本調査を経た書誌解説を収録。
●他書に見える水左記の逸文を翻刻し収録。
●『水左記』の現存記事一覧表を付す。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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35,200
前田育徳会尊経閣文庫編 、八木書店 、平29 、1冊
二番目に古い自筆日記 【高精細カラー版】 【内容説明】 【解題】石田実洋(宮内庁書陵部編修課主任研究官)  平安時代後期の公卿、源俊房(1035~1121)の日記。他に記録の少ない、摂関期から院政期への移行期を記述の対象としており、また、藤原氏の日記ではあまりみられない記事(薬師寺最勝会関係など)を有するなど、公卿にまで上りつめた源氏の日記としても貴重である。  現存諸本で最も注目されるのが俊房自筆本八巻で、具注暦に記された暦記七巻と、別記一巻からなる。そのうち暦記二巻が尊経閣文庫の所蔵(他の六巻は宮内庁書陵部所蔵)で、現存する公卿の自筆暦記としては、藤原道長の『御堂関白記』についで古い。暦記は、記載スペースが限られることから、一日に書くべきことが多く存するとき、記述を紙背に続ける(裏書)、あるいは切断して別紙を挟み込む(継入紙)といった工夫がなされるが、『水左記』自筆暦記では継入紙はほとんどみられず、夥しい数の裏書が存する点が特徴といえよう。他に古写本は少なく、抄出本とはいえ、本冊所収の三条西家旧蔵本(室町期写)も重要な位置を占め、自筆暦記とこの抄出本とで、現存記事の大半を占める。 【本書の特長】 ●具注暦に書かれた自筆本二巻の表裏を高精細カラー版で提供。 ●墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。 ●表裏の対応が分かるように頭注を付した。 ●石田実洋氏による原本調査を経た書誌解説を収録。 ●他書に見える水左記の逸文を翻刻し収録。 ●『水左記』の現存記事一覧表を付す。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

西山宗因全集 6 解題・索引篇

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
19,800
【監修】尾形仂・島津忠夫、八木書店、平29、1冊
第6巻解題・索引篇刊行!
新資料博捜精査による成果を満載した「補訂」、本全集収録資料全底本248点の「資料解題」、約49,600句を網羅した「初句索引」を収録

【内容説明】
補訂・資料解題・初句索引の3部により構成。
【補訂】既刊巻未収録の宗因作品と参考資料を、連歌、和歌、文章、小発句集、評点、書簡、加藤正方関係資料、追善、同時代俳書抜抄・雑抄、俳諧、現存真蹟一覧に分けて収録。早稲田大学図書館雲英文庫『明石浦人丸社千句』・榊原家史料『浄晃院様御詠草』・天理図書館綿屋文庫『向栄庵記』・宗因真蹟書簡5点・八代市立博物館広島加藤家資料、野間光辰氏旧蔵資料(書簡1点、歳旦懐紙2点、評点奥書1点、加藤正方関係資料2点、短冊8点)等、近時新たに発見された重要資料を豊富に収める。現存真蹟一覧には、長年に及ぶ博捜を経て宗因真蹟と認定した連歌俳諧の短冊・色紙・懐紙等を一覧した。
【資料解題】本全集に翻刻収録した作品・資料の全底本248点の解題について、書名の五十音順に配列して収録。
【初句索引】本全集に収録した、すべての連歌・俳諧・聯句・和歌・狂歌・漢詩の初句による、本編活用に必備の索引。約49,600句の初句を網羅し、検索の便に資した。

【編集委員】石川真弘・井上敏幸・牛見正和・奥野純一・尾崎千佳・加藤定彦・塩崎俊彦・島津忠夫・宮脇真彦・米谷巌


#八木書店出版物/西山宗因全集/翻刻資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
19,800
【監修】尾形仂・島津忠夫 、八木書店 、平29 、1冊
第6巻解題・索引篇刊行! 新資料博捜精査による成果を満載した「補訂」、本全集収録資料全底本248点の「資料解題」、約49,600句を網羅した「初句索引」を収録 【内容説明】 補訂・資料解題・初句索引の3部により構成。 【補訂】既刊巻未収録の宗因作品と参考資料を、連歌、和歌、文章、小発句集、評点、書簡、加藤正方関係資料、追善、同時代俳書抜抄・雑抄、俳諧、現存真蹟一覧に分けて収録。早稲田大学図書館雲英文庫『明石浦人丸社千句』・榊原家史料『浄晃院様御詠草』・天理図書館綿屋文庫『向栄庵記』・宗因真蹟書簡5点・八代市立博物館広島加藤家資料、野間光辰氏旧蔵資料(書簡1点、歳旦懐紙2点、評点奥書1点、加藤正方関係資料2点、短冊8点)等、近時新たに発見された重要資料を豊富に収める。現存真蹟一覧には、長年に及ぶ博捜を経て宗因真蹟と認定した連歌俳諧の短冊・色紙・懐紙等を一覧した。 【資料解題】本全集に翻刻収録した作品・資料の全底本248点の解題について、書名の五十音順に配列して収録。 【初句索引】本全集に収録した、すべての連歌・俳諧・聯句・和歌・狂歌・漢詩の初句による、本編活用に必備の索引。約49,600句の初句を網羅し、検索の便に資した。 【編集委員】石川真弘・井上敏幸・牛見正和・奥野純一・尾崎千佳・加藤定彦・塩崎俊彦・島津忠夫・宮脇真彦・米谷巌 #八木書店出版物/西山宗因全集/翻刻資料

尊経閣善本影印集成59 小右記4〔第八輯 平安古記録〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
35,200
前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、平29、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料
【高精細カラー版】

【内容説明】

【所収】長和三年(1014)・長和四年(1015)
【解題】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)
 平安時代中期の公卿、藤原実資(957~1046)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
35,200
前田育徳会尊経閣文庫編 、八木書店 、平29 、1冊
藤原氏全盛期の平安中期の基本史料 【高精細カラー版】 【内容説明】 【所収】長和三年(1014)・長和四年(1015) 【解題】加藤友康(明治大学大学院文学研究科特任教授)  平安時代中期の公卿、藤原実資(957~1046)の日記。著者の出自と政治的位置とに伴う情報の豊かさと正確さ、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さを兼備し、貴族の日記として代表的であるだけでなく、平安中期の基本的な史料として貴重。政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。尊経閣文庫では、古写本として全三十七巻を所蔵。本史料の自筆本は現存しないが多くの伝本があり、なかでも平安・鎌倉時代の書写になる尊経閣文庫所蔵本は伏見宮家旧蔵本、九条家旧蔵本(ともに宮内庁書陵部所蔵)などと並んでもっとも古く、質・量ともに極めて優れた古写本といえる。 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

新天理図書館善本叢書7 和名類聚抄 高山寺本

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
35,200
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平29、1冊
【高精細カラー版】
古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行!
大型判で可読性が格段に向上!

【内容説明】
日本最古の分類体漢和辞書

醍醐天皇皇女勤子内親王の命により、源順(911~983)が撰述、承平年間(931~38)に成立。「和名抄」とも称され、平安期から江戸期までの長きに渡って後の多くの国内文献に引用・利用される。成立当時の国内文献である漢語抄類(『弁色立成』『楊氏漢語抄』など)をベースとしつつ、中国側の文献本文に広く徴証を求めたもので、類書形式の意義分類を施し、多くの和訓を掲載した、漢語理解のための日用百科事典的な性格をもつ。二十巻本系と十巻本系とで分類や項目に違いがあり、特に前者には国内地名など記した独自の部門が多くある。二系統の先後関係には古くより議論がある。

所収本は二十巻本系で、巻六郷里部より巻十居処部までの零本であるが、平安時代末期の書写になる伝本中最古のもので、朱声点(アクセント記号)附き和訓も存し、カラー影印が望まれていた。高山寺旧蔵。

〔解題〕山田健三(信州大学教授)

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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35,200
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平29 、1冊
【高精細カラー版】 古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行! 大型判で可読性が格段に向上! 【内容説明】 日本最古の分類体漢和辞書 醍醐天皇皇女勤子内親王の命により、源順(911~983)が撰述、承平年間(931~38)に成立。「和名抄」とも称され、平安期から江戸期までの長きに渡って後の多くの国内文献に引用・利用される。成立当時の国内文献である漢語抄類(『弁色立成』『楊氏漢語抄』など)をベースとしつつ、中国側の文献本文に広く徴証を求めたもので、類書形式の意義分類を施し、多くの和訓を掲載した、漢語理解のための日用百科事典的な性格をもつ。二十巻本系と十巻本系とで分類や項目に違いがあり、特に前者には国内地名など記した独自の部門が多くある。二系統の先後関係には古くより議論がある。 所収本は二十巻本系で、巻六郷里部より巻十居処部までの零本であるが、平安時代末期の書写になる伝本中最古のもので、朱声点(アクセント記号)附き和訓も存し、カラー影印が望まれていた。高山寺旧蔵。 〔解題〕山田健三(信州大学教授) #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書15 源氏物語 池田本 3

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
37,400
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平28、1冊
【高精細カラー版】
古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行!
大型判で可読性が格段に向上!

定家本(青表紙本)系統の諸本中、52巻中48巻が鎌倉末写の基幹巻である最重要古写本の全貌を初公開!

【目次】
源氏物語三
須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
37,400
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平28 、1冊
【高精細カラー版】 古典籍の宝庫から厳選した貴重書を、新編成・新解題により影印刊行! 大型判で可読性が格段に向上! 定家本(青表紙本)系統の諸本中、52巻中48巻が鎌倉末写の基幹巻である最重要古写本の全貌を初公開! 【目次】 源氏物語三 須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

新天理図書館善本叢書13 源氏物語 池田本 1

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
37,400
天理大学附属天理図書館編、八木書店、平28、1冊
【高精細カラー版】定家本(青表紙本)系統の諸本中、最重要古写本の全貌を初公開。池田亀鑑「桃園文庫」の所蔵であったことから「池田本」と呼称される本書は、『源氏物語』五十四巻中、花散里・柏木巻を欠いて全五十二巻四十九冊。この内、後からの取り合わせである四巻(賢木・東屋・蜻蛉・手習巻)を除く四十八巻が成立当初の基幹の巻々であり、その筆致・紙質・装本の趣等から鎌倉末期の成立と認められる。旧来の「青表紙本」の概念そのものが揺らいでいる状況において、向後、重要な役割を果たす伝本。

【目次】桐壺・帚木・空蝉・夕顔・若紫
【解題】岡嶌偉久子

#八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料
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37,400
天理大学附属天理図書館編 、八木書店 、平28 、1冊
【高精細カラー版】定家本(青表紙本)系統の諸本中、最重要古写本の全貌を初公開。池田亀鑑「桃園文庫」の所蔵であったことから「池田本」と呼称される本書は、『源氏物語』五十四巻中、花散里・柏木巻を欠いて全五十二巻四十九冊。この内、後からの取り合わせである四巻(賢木・東屋・蜻蛉・手習巻)を除く四十八巻が成立当初の基幹の巻々であり、その筆致・紙質・装本の趣等から鎌倉末期の成立と認められる。旧来の「青表紙本」の概念そのものが揺らいでいる状況において、向後、重要な役割を果たす伝本。 【目次】桐壺・帚木・空蝉・夕顔・若紫 【解題】岡嶌偉久子 #八木書店出版物/新天理図書館善本叢書/影印資料

尊経閣善本影印集成54 羽林要秘抄・上卿簡要抄〔第七輯 平安鎌倉儀式書〕

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
19,800
前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、平25、1冊
「羽林要秘抄」は鎌倉初期に成立、著者は藤原定能。書名の「羽林」とは近衛の中将・少将を指す。つまり近衛武官の諸儀における作法故実を示した書である。別名『羽林抄出』とも。「上卿簡要抄」は、朝儀諸行事における上卿の作法を記した書。「上卿」とは朝廷の諸行事・会議の執行責任者となった中納言以上の公卿のことである。尊経閣文庫本は大永元年に松木宗藤が書写したもの。

【所収書目】「羽林要秘抄」2冊/室町中期写 「上卿簡要抄」1冊/大永元年(1521)写
【解説】高田義人/石田実洋

#八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料
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前田育徳会尊経閣文庫編 、八木書店 、平25 、1冊
「羽林要秘抄」は鎌倉初期に成立、著者は藤原定能。書名の「羽林」とは近衛の中将・少将を指す。つまり近衛武官の諸儀における作法故実を示した書である。別名『羽林抄出』とも。「上卿簡要抄」は、朝儀諸行事における上卿の作法を記した書。「上卿」とは朝廷の諸行事・会議の執行責任者となった中納言以上の公卿のことである。尊経閣文庫本は大永元年に松木宗藤が書写したもの。 【所収書目】「羽林要秘抄」2冊/室町中期写 「上卿簡要抄」1冊/大永元年(1521)写 【解説】高田義人/石田実洋 #八木書店出版物/尊経閣善本影印集成/影印資料

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