「リオデジャネイロ・サンパウロ」の検索結果

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1928～1930年

地理学者・西田与四郎は奈良県丹波市町出身。本品は、氏が奈良女子高等師範学校在職中に地理学及び地理教授法の研究の為、文部省在外研究員として留学した際のもの。
四冊何れも菊判程の罫線入ノートを使用しており、各表紙には年度や名前と共に「Ｎｏｔｅ１」「Ｌａ　ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ」等のタイトルが自筆で綴られている。氏の滞在先は上海、香港、シンガポール、ペナン、コロンボ、カイロ、ポートサイド、ナポリ、ローマ、フィレンツェ、マルセイユ、バルセロナ、マドリード、ロンドン、エディンバラ、ダブリン、アムステルダム、ライプツィヒ、ベルリン、パリ、ウィーン、ブダペスト、コペンハーゲン、ベルゲン、ストックホルム、モスクワ、レニングラード、ニューヨーク、ロサンゼルス、リオデジャネイロ、サンパウロ、ブエノスアイレス、バルパライソ等々、広範囲にわたる。
ノートには、各地のホテルのラベルやリーフレット、レストラン・船内・食堂車等のメニュー、ショップカード、マッチラベル、タバコラベル、切手、交通機関切符、勘定書類、地理学者らの名刺、菓子や日用品等のラベル、入場券、クーポン券、演奏会プログラム、来信、メモ用紙、メンバーズカード、新聞記事切抜、身分証等々、旅先で得た大小様々なあらゆる種類の紙片が５５０点余り貼込まれている（一部は未貼込）。
四冊全て積み上げると厚さ９ｃｍ程の分量。奈良女子高等師範学校在勤中の氏宛の外信葉書１３通を附す。

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