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中国南北朝隋唐陶俑の研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
14,300
小林仁、思文閣出版、2015、438p、B5判
始皇帝の「兵馬俑」で知られる俑は、死者とともに埋葬される副葬明器で、中国の南北朝から隋唐時代は質量ともにその黄金期の一つである。近年各地の墓葬から続々と出土例が報告され、とくに考古学的手法による研究の蓄積が著しい。これに対し本書は、豊富な実物調査に基づいて、膨大な数の資料を造形的特質、様式の変遷、地域性などによって整理し、豊富な図版とともに美術史・陶磁史的視点からさまざまな論点を提示。分裂から統一へとダイナミックに転換する時代のなかで生じた変化と連続性を跡づけ、新たな陶俑研究の確立を目指す。
目次
序 章
はじめに
第Ⅰ部 南北朝時代の陶俑の様式変遷と地域性
第1章 洛陽北魏陶俑の成立とその展開
第2章 北朝鎮墓獣の誕生と展開―胡漢融合文化の一側面
第3章 南北朝時代における南北境界地域の陶俑について―「漢水流域様式」試論
第4章 南朝陶俑の諸相―湖北地区を中心として
第5章 北斉時代の俑に見る二大様式の成立とその意義―ぎょうと晋陽
第6章 北斉鄴地区の明器生産とその系譜―陶俑と低火度鉛釉器を中心に
第Ⅱ部 隋唐時代の陶俑への新たな視座
第7章 隋俑考―北斉俑の遺風と新たな展開
第8章 白瓷の誕生―北朝の瓷器生産の諸問題と安陽隋張盛墓出土白瓷俑
第9章 初唐黄釉加彩俑の特質と意義
第10章 唐代けい窯における俑の生産とその流通に関する諸問題
第11章 西安・唐代醴泉坊窯址の発掘成果とその意義―俑を中心とした考察
第12章 唐時代の俑の制作技法について―陶笵成形を中心に
結 語
あとがき/初出一覧/索引
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14,300
小林仁 、思文閣出版 、2015 、438p 、B5判
始皇帝の「兵馬俑」で知られる俑は、死者とともに埋葬される副葬明器で、中国の南北朝から隋唐時代は質量ともにその黄金期の一つである。近年各地の墓葬から続々と出土例が報告され、とくに考古学的手法による研究の蓄積が著しい。これに対し本書は、豊富な実物調査に基づいて、膨大な数の資料を造形的特質、様式の変遷、地域性などによって整理し、豊富な図版とともに美術史・陶磁史的視点からさまざまな論点を提示。分裂から統一へとダイナミックに転換する時代のなかで生じた変化と連続性を跡づけ、新たな陶俑研究の確立を目指す。 目次 序 章 はじめに 第Ⅰ部 南北朝時代の陶俑の様式変遷と地域性 第1章 洛陽北魏陶俑の成立とその展開 第2章 北朝鎮墓獣の誕生と展開―胡漢融合文化の一側面 第3章 南北朝時代における南北境界地域の陶俑について―「漢水流域様式」試論 第4章 南朝陶俑の諸相―湖北地区を中心として 第5章 北斉時代の俑に見る二大様式の成立とその意義―ぎょうと晋陽 第6章 北斉鄴地区の明器生産とその系譜―陶俑と低火度鉛釉器を中心に 第Ⅱ部 隋唐時代の陶俑への新たな視座 第7章 隋俑考―北斉俑の遺風と新たな展開 第8章 白瓷の誕生―北朝の瓷器生産の諸問題と安陽隋張盛墓出土白瓷俑 第9章 初唐黄釉加彩俑の特質と意義 第10章 唐代けい窯における俑の生産とその流通に関する諸問題 第11章 西安・唐代醴泉坊窯址の発掘成果とその意義―俑を中心とした考察 第12章 唐時代の俑の制作技法について―陶笵成形を中心に 結 語 あとがき/初出一覧/索引

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