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列島の日本美術史 知られざる美の交錯

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,950
古田 亮 編著、ミネルヴァ書房、2025、416p、A5判
この列島で展開された日本美術とは本当はどのようなものだったのか。これまで語られてきた日本美術史では見えなかったもうひとつの日本美術史がある。列島の各地域にはそれぞれ気概を持った画家がいた。そしてそれを研究する各地域の美術館の学芸員がいる。その画家は京都・江戸などの画家と相互に交流し、引き合い高め合った。各地域の美が交錯することで現在の重層的な日本美術の土台を形成することができたのではないか。本書は今まで見えなかった新しい日本美術の形を提示する。
目次
はしがき
序 章 列島の日本美術史――ミュゼオロジーの視点から
第Ⅰ部 近世篇
第1章 雲谷等顔(一五四七~一六一八)――雪舟を継いだ画家の実像
第2章 月 僊(一七四一~一八〇九)――名古屋生まれの奇僧 絵筆で人々を救う
第3章 亜欧堂田善(一七四八~一八二二)――銅版技法の大成者
第4章 蠣崎波響(一七六四~一八二六)――北辺の武人画家
第5章 島田(谷)元旦(一七七八~一八四〇)――文晁の弟、高位の士分にして画を能くす
第Ⅱ部 幕末明治篇
第6章 平福穂庵(一八四四~一八九〇)――旅の中に拓いた画業
第7章 野口小蘋(一八四七~一九一七)――近代を代表する女性画家
第8章 五姓田義松(一八五五~一九一五)――旅する画家
第9章 彭城貞徳(一八五八~一九三九)――長崎における近代洋画の先駆者
第Ⅲ部 近代篇
第10章 小杉放菴(一八八一~一九六四)――多彩なる画家
第11章 児島虎次郎(一八八一~一九二九)――異文化交流の土壌を整えし者
第12章 南薫造(一八八三~一九五〇)――“日本の印象派”
第13章 萬鐵五郎(一八八五~一九二七)――未踏の絵画表現に挑んだ画家
第14章 小早川秋聲(一八八五~一九七四)――「抒情ロマンチシズム」の画家として
第15章 廣島晃甫(一八八九~一九五一)――翻弄された大正期個性表現の精神
第16章 不染鉄(一八九一~一九七六)――漂泊の画家
第17章 山口蓬春(一八九三~一九七一)――新日本画の創造、伝統美と新しい生命の追求
第18章 南風原朝光(一九〇四~一九六一)――彷徨の画家
第19章 松本竣介(一九一二~一九四八)――戦争を生きた自己省察の画家
あとがき
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古田 亮 編著 、ミネルヴァ書房 、2025 、416p 、A5判
この列島で展開された日本美術とは本当はどのようなものだったのか。これまで語られてきた日本美術史では見えなかったもうひとつの日本美術史がある。列島の各地域にはそれぞれ気概を持った画家がいた。そしてそれを研究する各地域の美術館の学芸員がいる。その画家は京都・江戸などの画家と相互に交流し、引き合い高め合った。各地域の美が交錯することで現在の重層的な日本美術の土台を形成することができたのではないか。本書は今まで見えなかった新しい日本美術の形を提示する。 目次 はしがき 序 章 列島の日本美術史――ミュゼオロジーの視点から 第Ⅰ部 近世篇 第1章 雲谷等顔(一五四七~一六一八)――雪舟を継いだ画家の実像 第2章 月 僊(一七四一~一八〇九)――名古屋生まれの奇僧 絵筆で人々を救う 第3章 亜欧堂田善(一七四八~一八二二)――銅版技法の大成者 第4章 蠣崎波響(一七六四~一八二六)――北辺の武人画家 第5章 島田(谷)元旦(一七七八~一八四〇)――文晁の弟、高位の士分にして画を能くす 第Ⅱ部 幕末明治篇 第6章 平福穂庵(一八四四~一八九〇)――旅の中に拓いた画業 第7章 野口小蘋(一八四七~一九一七)――近代を代表する女性画家 第8章 五姓田義松(一八五五~一九一五)――旅する画家 第9章 彭城貞徳(一八五八~一九三九)――長崎における近代洋画の先駆者 第Ⅲ部 近代篇 第10章 小杉放菴(一八八一~一九六四)――多彩なる画家 第11章 児島虎次郎(一八八一~一九二九)――異文化交流の土壌を整えし者 第12章 南薫造(一八八三~一九五〇)――“日本の印象派” 第13章 萬鐵五郎(一八八五~一九二七)――未踏の絵画表現に挑んだ画家 第14章 小早川秋聲(一八八五~一九七四)――「抒情ロマンチシズム」の画家として 第15章 廣島晃甫(一八八九~一九五一)――翻弄された大正期個性表現の精神 第16章 不染鉄(一八九一~一九七六)――漂泊の画家 第17章 山口蓬春(一八九三~一九七一)――新日本画の創造、伝統美と新しい生命の追求 第18章 南風原朝光(一九〇四~一九六一)――彷徨の画家 第19章 松本竣介(一九一二~一九四八)――戦争を生きた自己省察の画家 あとがき 人名・事項索引 発送までに3週間ほどかかります。

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