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「石器の生産・消費からみた弥生社会」の検索結果
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石器の生産・消費からみた弥生社会 九州大学人文学叢書13

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
森貴教 著、九州大学出版会、2018年初版
カバー 帯あり
日本列島の歴史において、人類による自然環境の破壊が開始されたのが弥生時代といわれている。「自然資源の獲得」を生業活動の基盤としていた縄文時代から、水田稲作農耕による本格的な「食糧生産」を生業活動の基盤とする弥生時代への変化は、単なる生業の転換のみならず、集団関係や社会構造にも大きな変革をもたらしたと考えられる。

生業を支える道具としての石器は、農耕社会に必要不可欠の文化要素であり、鉄器が普及する以前の段階では基幹をなす物資でもあった。そのため弥生社会はこうした石器やその素材となる石材の入手が重要な役割を担っていたといえる。本書では、朝鮮半島南部から日本列島へ最初期に水田稲作農耕が伝播した北部九州地域を対象として、弥生時代における伐採用の両刃石斧、木工用の片刃石斧、収穫具である石庖丁の生産と消費について通時的に検討し、分業化の過程を明らかにする。
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5,940
森貴教 著 、九州大学出版会 、2018年初版
カバー 帯あり 日本列島の歴史において、人類による自然環境の破壊が開始されたのが弥生時代といわれている。「自然資源の獲得」を生業活動の基盤としていた縄文時代から、水田稲作農耕による本格的な「食糧生産」を生業活動の基盤とする弥生時代への変化は、単なる生業の転換のみならず、集団関係や社会構造にも大きな変革をもたらしたと考えられる。 生業を支える道具としての石器は、農耕社会に必要不可欠の文化要素であり、鉄器が普及する以前の段階では基幹をなす物資でもあった。そのため弥生社会はこうした石器やその素材となる石材の入手が重要な役割を担っていたといえる。本書では、朝鮮半島南部から日本列島へ最初期に水田稲作農耕が伝播した北部九州地域を対象として、弥生時代における伐採用の両刃石斧、木工用の片刃石斧、収穫具である石庖丁の生産と消費について通時的に検討し、分業化の過程を明らかにする。

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