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「司馬 遼太郎 (しば りょうたろう)」の検索結果
1,324件

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街道をゆく 七 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥990 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和51年、422p、19cm、1
司馬遼太郎の紀行文学の代表作『街道をゆく』、単行本第七巻。昭和51年(1976年)朝日新聞社刊の初版本です。「甲賀と伊賀のみち」「大和・壷坂みち」「明石海峡と淡路みち」「砂鉄のみち」の四篇を収録しています。

「甲賀と伊賀のみち」は、『梟の城』で直木賞を受賞した著者が改めて忍びの里を訪ね、山あいの地侍たちが育んだ独特の風土と気質を辿った一篇。「大和・壷坂みち」では環濠商業都市として栄えた今井や、山城の高取城跡を歩いています。「明石海峡と淡路みち」は明石の魚の棚から船で淡路島・岩屋へ渡る道行きで、海峡が古来育んできた人と物の往来を描いた、兵庫の読者には殊に興味深い内容です。「砂鉄のみち」は石見・出雲から伯耆・美作へとたたら製鉄の跡を訪ねる長篇で、鉄の伝来と渡来人の関わり、鉄が民族の運命をいかに左右したかを論じた本巻の白眉といえます。

題字は棟方志功、昭和期刊行分の装幀は芹沢銈介、挿絵は須田剋太。民藝運動を代表する作家たちが手がけた造本は、文庫版では味わえない本シリーズ単行本の大きな魅力です。

状態:カバーあり、帯なし。天地小口にヤケあり。線引き・書き込みはなく、本文は良好です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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¥990 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和51年 、422p 、19cm 、1
司馬遼太郎の紀行文学の代表作『街道をゆく』、単行本第七巻。昭和51年(1976年)朝日新聞社刊の初版本です。「甲賀と伊賀のみち」「大和・壷坂みち」「明石海峡と淡路みち」「砂鉄のみち」の四篇を収録しています。 「甲賀と伊賀のみち」は、『梟の城』で直木賞を受賞した著者が改めて忍びの里を訪ね、山あいの地侍たちが育んだ独特の風土と気質を辿った一篇。「大和・壷坂みち」では環濠商業都市として栄えた今井や、山城の高取城跡を歩いています。「明石海峡と淡路みち」は明石の魚の棚から船で淡路島・岩屋へ渡る道行きで、海峡が古来育んできた人と物の往来を描いた、兵庫の読者には殊に興味深い内容です。「砂鉄のみち」は石見・出雲から伯耆・美作へとたたら製鉄の跡を訪ねる長篇で、鉄の伝来と渡来人の関わり、鉄が民族の運命をいかに左右したかを論じた本巻の白眉といえます。 題字は棟方志功、昭和期刊行分の装幀は芹沢銈介、挿絵は須田剋太。民藝運動を代表する作家たちが手がけた造本は、文庫版では味わえない本シリーズ単行本の大きな魅力です。 状態:カバーあり、帯なし。天地小口にヤケあり。線引き・書き込みはなく、本文は良好です。
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街道をゆく 十四 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和56年、265p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』シリーズ第十四巻、昭和56年(1981年)朝日新聞社刊の初版本です。「週刊朝日」連載をまとめた四六判単行本版。

「伊予は愛比売で、文字どおりいい女という意味である」——この印象的な地名考から筆は起こされます。正岡子規・高浜虚子・河東碧梧桐を生んだ松山を発ち、藩士足立重信の名を留める重信川、砥部焼の里、大洲の旧城下を経て卯之町へ。シーボルトの娘イネを育てた蘭方医・二宮敬作の露地をたどり、法華津峠を越えて宇和島に入ります。伊達政宗の長子・秀宗が入部した宇和島藩草創期を支えながら非業の死を遂げた家老・山家清兵衛と、その霊を祀る和霊信仰。司馬の眼差しは南伊予の風土と歴史の深部へ分け入っていきます。さらに松丸街道を越えて土佐に入り、四万十川沿いの山峡を歩く一巻。旧知との再会が随所に織り込まれ、シリーズの中でも人と土地の温度が伝わる巻として知られます。

挿絵は須田剋太。文庫版・電子版が広く流通する現在、四六判単行本の判型でこそ須田の絵と本文の呼吸を味わうことができ、単行本版を架蔵する意義はここにあります。

【状態】カバーあり(帯なし)。天地小口は美本。線引き・書き込みは一切ございません。経年を考慮すれば良好な一冊です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和56年 、265p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』シリーズ第十四巻、昭和56年(1981年)朝日新聞社刊の初版本です。「週刊朝日」連載をまとめた四六判単行本版。 「伊予は愛比売で、文字どおりいい女という意味である」——この印象的な地名考から筆は起こされます。正岡子規・高浜虚子・河東碧梧桐を生んだ松山を発ち、藩士足立重信の名を留める重信川、砥部焼の里、大洲の旧城下を経て卯之町へ。シーボルトの娘イネを育てた蘭方医・二宮敬作の露地をたどり、法華津峠を越えて宇和島に入ります。伊達政宗の長子・秀宗が入部した宇和島藩草創期を支えながら非業の死を遂げた家老・山家清兵衛と、その霊を祀る和霊信仰。司馬の眼差しは南伊予の風土と歴史の深部へ分け入っていきます。さらに松丸街道を越えて土佐に入り、四万十川沿いの山峡を歩く一巻。旧知との再会が随所に織り込まれ、シリーズの中でも人と土地の温度が伝わる巻として知られます。 挿絵は須田剋太。文庫版・電子版が広く流通する現在、四六判単行本の判型でこそ須田の絵と本文の呼吸を味わうことができ、単行本版を架蔵する意義はここにあります。 【状態】カバーあり(帯なし)。天地小口は美本。線引き・書き込みは一切ございません。経年を考慮すれば良好な一冊です。
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街道をゆく 三十八 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1993年、514p、19cm、1
司馬遼太郎『街道をゆく』第38巻。朝日新聞社刊、1993年初版、四六判単行本。『週刊朝日』1992年4月から12月にかけて連載された、稚内・枝幸・常呂・網走・紋別・小清水・斜里をめぐる北辺の旅の記録です。

主題となるのは、五世紀から十世紀にかけてオホーツク海沿岸に栄えながら、忽然と歴史から姿を消した海洋漁労民「オホーツク人」。モヨロ貝塚をはじめとする遺跡を訪ね、考古学者たちとの対話を重ねながら、著者は日本人の成り立ちを北方から問い直していきます。間宮林蔵と松田伝十郎、樺太から渡ってきたウィルタの人々、アイヌ語研究の先人たち、そして人類学者・泉靖一。ひとつの民族の消息をたどる旅は、そのまま「日本人とは何か」という司馬文学の根本主題へと接続されていきます。少年期からの考古学好きを自認する著者の筆は、本巻でとりわけ生き生きとしています。

本巻の挿画は安野光雅。創刊以来シリーズの画を担ってきた須田剋太の没後、その後を引き継いだ画家です。装幀は原弘、デザインは熊谷博人。文庫版・ワイド版が流通する一方、刊行時の四六判単行本は市場での出品がきわめて少なく、当時の造本で読める機会は限られます。

【状態】カバーあり。帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みなし。良好な状態です。
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¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1993年 、514p 、19cm 、1
司馬遼太郎『街道をゆく』第38巻。朝日新聞社刊、1993年初版、四六判単行本。『週刊朝日』1992年4月から12月にかけて連載された、稚内・枝幸・常呂・網走・紋別・小清水・斜里をめぐる北辺の旅の記録です。 主題となるのは、五世紀から十世紀にかけてオホーツク海沿岸に栄えながら、忽然と歴史から姿を消した海洋漁労民「オホーツク人」。モヨロ貝塚をはじめとする遺跡を訪ね、考古学者たちとの対話を重ねながら、著者は日本人の成り立ちを北方から問い直していきます。間宮林蔵と松田伝十郎、樺太から渡ってきたウィルタの人々、アイヌ語研究の先人たち、そして人類学者・泉靖一。ひとつの民族の消息をたどる旅は、そのまま「日本人とは何か」という司馬文学の根本主題へと接続されていきます。少年期からの考古学好きを自認する著者の筆は、本巻でとりわけ生き生きとしています。 本巻の挿画は安野光雅。創刊以来シリーズの画を担ってきた須田剋太の没後、その後を引き継いだ画家です。装幀は原弘、デザインは熊谷博人。文庫版・ワイド版が流通する一方、刊行時の四六判単行本は市場での出品がきわめて少なく、当時の造本で読める機会は限られます。 【状態】カバーあり。帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みなし。良好な状態です。
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街道をゆく 三十六 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1992年、486p、19cm、1
司馬遼太郎『街道をゆく』シリーズ第三十六巻。「週刊朝日」連載をまとめ、1992年(平成4年)朝日新聞社より刊行された四六判単行本の初版です。

本巻は「本所深川散歩」「神田界隈」の二篇を収録しています。前者では隅田川東岸に開けた埋立ての地・深川を歩き、松尾芭蕉が庵を結んだ川辺の景、木場と水運に生きた江戸の職人たちの気質、赤穂浪士討ち入りの舞台となった吉良邸跡や無縁の死者を葬った回向院など、江戸下町に沈む記憶をたどります。後者「神田界隈」では、湯島聖堂・神田明神から神保町の古書店街へと筆を進め、学問と書物の集積地として近代日本の知を支えてきた街の成り立ちを描き出します。書物に親しむ読者にとって、とりわけ味わい深い一巻といえましょう。

装幀は原弘、絵は桑野博利、デザインは熊谷博人。長らくシリーズの挿画を担った須田剋太の没後に刊行された巻にあたり、『街道をゆく』の造本の変遷を知るうえでも一つの節目となります。文庫版が広く流通する一方、四六判単行本の初版・帯付本は近年市場での出現が少なくなっております。

状態:カバーあり、帯あり。天地小口は美本。線引き・書き込みはございません。カバー袖に汚れがわずかにございますが、本体は良好です。
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¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1992年 、486p 、19cm 、1
司馬遼太郎『街道をゆく』シリーズ第三十六巻。「週刊朝日」連載をまとめ、1992年(平成4年)朝日新聞社より刊行された四六判単行本の初版です。 本巻は「本所深川散歩」「神田界隈」の二篇を収録しています。前者では隅田川東岸に開けた埋立ての地・深川を歩き、松尾芭蕉が庵を結んだ川辺の景、木場と水運に生きた江戸の職人たちの気質、赤穂浪士討ち入りの舞台となった吉良邸跡や無縁の死者を葬った回向院など、江戸下町に沈む記憶をたどります。後者「神田界隈」では、湯島聖堂・神田明神から神保町の古書店街へと筆を進め、学問と書物の集積地として近代日本の知を支えてきた街の成り立ちを描き出します。書物に親しむ読者にとって、とりわけ味わい深い一巻といえましょう。 装幀は原弘、絵は桑野博利、デザインは熊谷博人。長らくシリーズの挿画を担った須田剋太の没後に刊行された巻にあたり、『街道をゆく』の造本の変遷を知るうえでも一つの節目となります。文庫版が広く流通する一方、四六判単行本の初版・帯付本は近年市場での出現が少なくなっております。 状態:カバーあり、帯あり。天地小口は美本。線引き・書き込みはございません。カバー袖に汚れがわずかにございますが、本体は良好です。
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日本の国宝100選 美の饗宴

古書 彦書房
 大阪府箕面市箕面
¥1,220
田中日佐夫 田辺聖子 中西 進 司馬遼太郎 大岡 信 今 東光 南條範夫 土門 拳 岡部伊都子 矢内・・・
( 文藝春秋デラックス 13) A4 第1刷 表紙絵→ 平山郁夫 188頁 保存良
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¥1,220
田中日佐夫 田辺聖子 中西 進 司馬遼太郎 大岡 信 今 東光 南條範夫 土門 拳 岡部伊都子 矢内原伊作 池田彌三郎 風間 完 上田正昭 朝比奈宗源 入江泰吉 河北倫明 高橋誠一郎  円地文子 E・ハンソン 平山郁夫 丹羽文雄 奈良本辰也 岡本太郎 尾崎秀樹 瀬戸内晴美  、文藝春秋 、1975/05/01 (S50) 、1
( 文藝春秋デラックス 13) A4 第1刷 表紙絵→ 平山郁夫 188頁 保存良

街道をゆく 二十 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥990 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和58年、364p、19cm、1
『街道をゆく』第二十巻「中国・蜀と雲南のみち」。昭和58年(1983年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。『週刊朝日』連載をまとめたもので、前巻「中国・江南のみち」に続く中国紀行の第二作にあたります。

前半「中国・蜀のみち」では、劉備と諸葛孔明の国・四川省へ。成都の武侯祠に孔明を訪ね、今なお広大な田畑を潤す古代の水利施設・都江堰にたたずみ、コンニャクや麻婆豆腐といった食文化の話題からも蜀という土地の骨格を読み解いていきます。後半「中国・雲南のみち」では、「古代西南夷」の末裔である少数民族の世界へ分け入り、稲作と照葉樹林文化を手がかりに、日本人の来歴そのものへと想像力を伸ばしています。生来の小民族好きであった著者の筆が、もっとも生き生きと躍る一巻といえます。

挿絵は全巻を通じて司馬遼太郎と旅をともにした洋画家・須田剋太。カバーは絵図「朝異一覧」を用い、デザインは熊谷博人。文庫版・電子版が流通する現在も、須田剋太の挿絵と単行本本来の造本で読みたいという読者は少なくありません。

状態:カバーあり(袖にシール痕あり)/帯なし/天地小口美本/線引き・書き込みなし。経年を考えれば良好な一冊です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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¥990 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和58年 、364p 、19cm 、1
『街道をゆく』第二十巻「中国・蜀と雲南のみち」。昭和58年(1983年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。『週刊朝日』連載をまとめたもので、前巻「中国・江南のみち」に続く中国紀行の第二作にあたります。 前半「中国・蜀のみち」では、劉備と諸葛孔明の国・四川省へ。成都の武侯祠に孔明を訪ね、今なお広大な田畑を潤す古代の水利施設・都江堰にたたずみ、コンニャクや麻婆豆腐といった食文化の話題からも蜀という土地の骨格を読み解いていきます。後半「中国・雲南のみち」では、「古代西南夷」の末裔である少数民族の世界へ分け入り、稲作と照葉樹林文化を手がかりに、日本人の来歴そのものへと想像力を伸ばしています。生来の小民族好きであった著者の筆が、もっとも生き生きと躍る一巻といえます。 挿絵は全巻を通じて司馬遼太郎と旅をともにした洋画家・須田剋太。カバーは絵図「朝異一覧」を用い、デザインは熊谷博人。文庫版・電子版が流通する現在も、須田剋太の挿絵と単行本本来の造本で読みたいという読者は少なくありません。 状態:カバーあり(袖にシール痕あり)/帯なし/天地小口美本/線引き・書き込みなし。経年を考えれば良好な一冊です。
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街道をゆく 十九 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥660 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和57年、478p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第十九巻。昭和57年(1982年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。長江下流の南岸に広がる江南——蘇州、杭州、紹興、寧波を訪ねた一巻で、シリーズ中でも屈指の「中国もの」として知られます。

漆喰、茶、急須、そして卯建(うだつ)。日本の暮らしのなかに当たり前のように根づいたものの原型を、著者は江南の街々に探ってゆきます。遣隋使・遣唐使の時代から日明貿易にいたるまで、この地は日本にとって文明の窓口でありつづけました。単なる旅行記ではなく、日本文化の水源をたどる歴史紀行としてお読みいただける一冊です。紹興では魯迅ゆかりの土地にも筆が及びます。

昭和46年に「週刊朝日」で連載が始まり、平成8年の著者逝去まで四半世紀にわたって書き継がれた本シリーズは、全43巻を数えます。挿絵は連載開始から約20年間同行した須田剋太。本巻のカバーデザインは熊谷博人によるもので、のちの朝日文庫版とは異なる、単行本ならではの落ち着いた佇まいを保っています。

状態:カバーあり、帯なし。天地小口は美本。線引き・書き込みともにありません。刊行から40年を経た本としては良好な状態です。
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¥660 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和57年 、478p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第十九巻。昭和57年(1982年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。長江下流の南岸に広がる江南——蘇州、杭州、紹興、寧波を訪ねた一巻で、シリーズ中でも屈指の「中国もの」として知られます。 漆喰、茶、急須、そして卯建(うだつ)。日本の暮らしのなかに当たり前のように根づいたものの原型を、著者は江南の街々に探ってゆきます。遣隋使・遣唐使の時代から日明貿易にいたるまで、この地は日本にとって文明の窓口でありつづけました。単なる旅行記ではなく、日本文化の水源をたどる歴史紀行としてお読みいただける一冊です。紹興では魯迅ゆかりの土地にも筆が及びます。 昭和46年に「週刊朝日」で連載が始まり、平成8年の著者逝去まで四半世紀にわたって書き継がれた本シリーズは、全43巻を数えます。挿絵は連載開始から約20年間同行した須田剋太。本巻のカバーデザインは熊谷博人によるもので、のちの朝日文庫版とは異なる、単行本ならではの落ち着いた佇まいを保っています。 状態:カバーあり、帯なし。天地小口は美本。線引き・書き込みともにありません。刊行から40年を経た本としては良好な状態です。
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街道をゆく 八 初版

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 兵庫県神戸市中央区生田町
¥880 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和52年、409p、19cm、1
司馬遼太郎の代表的紀行シリーズ『街道をゆく』第八巻。昭和52年(1977年)朝日新聞社刊の単行本初版です。「週刊朝日」昭和50年6月から翌年1月にかけて連載された四篇、すなわち「熊野・古座街道」「豊後・日田街道」「大和丹生川(西吉野)街道」「種子島みち」を収録しております。

本巻の旅は、いずれも大作『翔ぶが如く』の執筆と並行して行われたものです。熊野や大和丹生川に古くから残る「若衆組」の習俗をたどりながら、司馬は薩摩の私学校がこの南方的な若者組織と同質のものではなかったか、という仮説を検証してゆきます。旅先は紀伊半島や九州でありながら、著者の思索は終始薩摩へと向かっており、シリーズの中でも思想的な緊張度の高い一巻といえます。「種子島みち」では、鉄砲伝来が未開の孤島ではなく製鉄技術の高度に発達した島に起きた必然であったことを説き、歴史の妙味を語ります。ほかに天領・日田の豊かさや、当時まだ新しかった由布院のまちづくりに触れた「豊後・日田街道」も収められています。挿絵は須田剋太。

現在『街道をゆく』は朝日文庫版が広く流通しておりますが、四六判の単行本、とりわけ初版は流通量が限られております。

状態:カバーあり(帯はございません)。天地小口にヤケが少々ございますが、本文への線引き・書き込みは一切なく、読書用としても収集用としても支障のない状態です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和52年 、409p 、19cm 、1
司馬遼太郎の代表的紀行シリーズ『街道をゆく』第八巻。昭和52年(1977年)朝日新聞社刊の単行本初版です。「週刊朝日」昭和50年6月から翌年1月にかけて連載された四篇、すなわち「熊野・古座街道」「豊後・日田街道」「大和丹生川(西吉野)街道」「種子島みち」を収録しております。 本巻の旅は、いずれも大作『翔ぶが如く』の執筆と並行して行われたものです。熊野や大和丹生川に古くから残る「若衆組」の習俗をたどりながら、司馬は薩摩の私学校がこの南方的な若者組織と同質のものではなかったか、という仮説を検証してゆきます。旅先は紀伊半島や九州でありながら、著者の思索は終始薩摩へと向かっており、シリーズの中でも思想的な緊張度の高い一巻といえます。「種子島みち」では、鉄砲伝来が未開の孤島ではなく製鉄技術の高度に発達した島に起きた必然であったことを説き、歴史の妙味を語ります。ほかに天領・日田の豊かさや、当時まだ新しかった由布院のまちづくりに触れた「豊後・日田街道」も収められています。挿絵は須田剋太。 現在『街道をゆく』は朝日文庫版が広く流通しておりますが、四六判の単行本、とりわけ初版は流通量が限られております。 状態:カバーあり(帯はございません)。天地小口にヤケが少々ございますが、本文への線引き・書き込みは一切なく、読書用としても収集用としても支障のない状態です。
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街道をゆく 四十

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,320 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1994年、502p、19cm、1
『街道をゆく』全43巻中の第40巻。「週刊朝日」1993年7月2日号から1994年3月25日号にかけて連載され、1994年11月に朝日新聞社より四六判単行本として刊行されました。1993年1月と4月の二度にわたる台湾取材にもとづく一冊で、司馬遼太郎にとって最後の海外取材となった旅の記録です。

冒頭に置かれるのは、司馬と同じ1923年生まれの台湾人・葉盛吉の生涯。日本統治下に育ち旧制二高から東京帝国大学医学部へ進み、敗戦後に帰台して研究者となりながら、1950年、白色テロのなかで二十七歳の若さで銃殺された人物です。以下、オランダ人を駆逐した鄭成功、台湾総督府時代の児玉源太郎と後藤新平、烏山頭ダムを築いた八田與一といった歴史上の人物から、「老台北」と呼ばれた蔡焜燦をはじめ旅先で出会う人々の半生まで、支配者が入れ替わり続けた土地の重層的な歴史が語られます。二・二八事件と長い戒厳令を経て民主化へ向かう変革期の台湾を、「国家とはなにか」という主題のもとに歩いた紀行であり、巻末には当時の総統・李登輝氏との対談「場所の悲哀」を併録しています。

挿絵は安野光雅。『街道をゆく』の挿絵を長く担当した須田剋太の没後、後半の巻を受け持った画家です。装幀は原弘、デザインは熊谷博人。文庫版・ワイド版が広く流通する一方、刊行当時の四六判単行本を帯付・美本の状態で入手できる機会は多くありません。

状態:カバーあり。帯あり。天地小口ともに美本。線引き・書き込みはございません。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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¥1,320 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1994年 、502p 、19cm 、1
『街道をゆく』全43巻中の第40巻。「週刊朝日」1993年7月2日号から1994年3月25日号にかけて連載され、1994年11月に朝日新聞社より四六判単行本として刊行されました。1993年1月と4月の二度にわたる台湾取材にもとづく一冊で、司馬遼太郎にとって最後の海外取材となった旅の記録です。 冒頭に置かれるのは、司馬と同じ1923年生まれの台湾人・葉盛吉の生涯。日本統治下に育ち旧制二高から東京帝国大学医学部へ進み、敗戦後に帰台して研究者となりながら、1950年、白色テロのなかで二十七歳の若さで銃殺された人物です。以下、オランダ人を駆逐した鄭成功、台湾総督府時代の児玉源太郎と後藤新平、烏山頭ダムを築いた八田與一といった歴史上の人物から、「老台北」と呼ばれた蔡焜燦をはじめ旅先で出会う人々の半生まで、支配者が入れ替わり続けた土地の重層的な歴史が語られます。二・二八事件と長い戒厳令を経て民主化へ向かう変革期の台湾を、「国家とはなにか」という主題のもとに歩いた紀行であり、巻末には当時の総統・李登輝氏との対談「場所の悲哀」を併録しています。 挿絵は安野光雅。『街道をゆく』の挿絵を長く担当した須田剋太の没後、後半の巻を受け持った画家です。装幀は原弘、デザインは熊谷博人。文庫版・ワイド版が広く流通する一方、刊行当時の四六判単行本を帯付・美本の状態で入手できる機会は多くありません。 状態:カバーあり。帯あり。天地小口ともに美本。線引き・書き込みはございません。
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街道をゆく 二十一 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥770 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和58年、349p、19cm、1
司馬遼太郎「街道をゆく」シリーズ第二十一巻。昭和58年(1983年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。『週刊朝日』連載の「芸備の道」(昭和54年連載)、「神戸散歩」「横浜散歩」(昭和57年連載)の三篇を収録しています。

「芸備の道」では、安芸門徒の篤い信仰と三業惑乱の顛末に分け入り、毛利元就の本貫・吉田郡山を訪ね、三次盆地の岩脇古墳から鉄穴流しの跡へと、中国山地の水と鉄の歴史をたどります。「神戸散歩」「横浜散歩」は、幕末の開港によって生まれた二つの港町を相次いで歩いた対の紀行です。神戸では旧居留地から布引の水、生田川の付け替え、青丘文庫までを巡り、加納宗七による河川改修が今日の神戸市街の骨格を形づくったことを説き明かします。横浜では吉田橋の関門跡から語学所跡、海と煉瓦の街並みへと足を運びます。神戸の明るさと横浜の含む苦みを対比させた筆致は、両都市を語る文章として今なお繰り返し参照されるものです。

挿絵は須田剋太。カバーデザインは熊谷博人、カバー画には「横浜明細全図」が用いられています。のちの文庫版・ワイド版では味わえない、四六判単行本ならではの判型と造本でお読みいただけます。

状態:カバーあり(破れの補修跡あり)、帯なし、天地小口美本、線引き・書き込みなし。本文良好です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和58年 、349p 、19cm 、1
司馬遼太郎「街道をゆく」シリーズ第二十一巻。昭和58年(1983年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。『週刊朝日』連載の「芸備の道」(昭和54年連載)、「神戸散歩」「横浜散歩」(昭和57年連載)の三篇を収録しています。 「芸備の道」では、安芸門徒の篤い信仰と三業惑乱の顛末に分け入り、毛利元就の本貫・吉田郡山を訪ね、三次盆地の岩脇古墳から鉄穴流しの跡へと、中国山地の水と鉄の歴史をたどります。「神戸散歩」「横浜散歩」は、幕末の開港によって生まれた二つの港町を相次いで歩いた対の紀行です。神戸では旧居留地から布引の水、生田川の付け替え、青丘文庫までを巡り、加納宗七による河川改修が今日の神戸市街の骨格を形づくったことを説き明かします。横浜では吉田橋の関門跡から語学所跡、海と煉瓦の街並みへと足を運びます。神戸の明るさと横浜の含む苦みを対比させた筆致は、両都市を語る文章として今なお繰り返し参照されるものです。 挿絵は須田剋太。カバーデザインは熊谷博人、カバー画には「横浜明細全図」が用いられています。のちの文庫版・ワイド版では味わえない、四六判単行本ならではの判型と造本でお読みいただけます。 状態:カバーあり(破れの補修跡あり)、帯なし、天地小口美本、線引き・書き込みなし。本文良好です。
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街道をゆく 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,980 (送料:¥220~)
司馬遼太郎、朝日新聞社、昭和46年、353p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワークとなった紀行文集『街道をゆく』、その記念すべき第一巻です。昭和46年(1971年)朝日新聞社刊行の初版。週刊朝日誌上で同年一月より連載が始まり、以後二十五年、著者が逝去する平成8年まで書き継がれることになる長大なシリーズの、まさに出発点にあたる一冊です。収録は「湖西のみち」「竹内街道」「甲州街道」「葛城みち」「長州路」の五篇。琵琶湖西岸に渡来人の足跡をたどる巻頭の「湖西のみち」に始まり、著者が幼少期を過ごした奈良の古道、武蔵から甲斐へ抜ける甲州街道、そして幕末の記憶をとどめる長州路へと歩を進めます。単なる旅の記録にとどまらず、土地に堆積した歴史と人間への該博な考察が随所に展開され、後年「街道」シリーズと総称される独自の文体がすでにこの第一巻において確立されていることがうかがえます。初刊時は巻数表記のない単なる『街道をゆく』として世に出ており、「一」の巻次は後続の刊行にともなって付されたものです。文庫版が広く流通する一方、昭和46年の初版単行本が市場に出ることは多くありません。装幀は原弘、挿画は須田剋太。状態はカバーあり、帯は欠。天地小口にヤケがございますが、本文に線引き・書き込みは一切なく、通読に支障はございません。
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司馬遼太郎 、朝日新聞社 、昭和46年 、353p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワークとなった紀行文集『街道をゆく』、その記念すべき第一巻です。昭和46年(1971年)朝日新聞社刊行の初版。週刊朝日誌上で同年一月より連載が始まり、以後二十五年、著者が逝去する平成8年まで書き継がれることになる長大なシリーズの、まさに出発点にあたる一冊です。収録は「湖西のみち」「竹内街道」「甲州街道」「葛城みち」「長州路」の五篇。琵琶湖西岸に渡来人の足跡をたどる巻頭の「湖西のみち」に始まり、著者が幼少期を過ごした奈良の古道、武蔵から甲斐へ抜ける甲州街道、そして幕末の記憶をとどめる長州路へと歩を進めます。単なる旅の記録にとどまらず、土地に堆積した歴史と人間への該博な考察が随所に展開され、後年「街道」シリーズと総称される独自の文体がすでにこの第一巻において確立されていることがうかがえます。初刊時は巻数表記のない単なる『街道をゆく』として世に出ており、「一」の巻次は後続の刊行にともなって付されたものです。文庫版が広く流通する一方、昭和46年の初版単行本が市場に出ることは多くありません。装幀は原弘、挿画は須田剋太。状態はカバーあり、帯は欠。天地小口にヤケがございますが、本文に線引き・書き込みは一切なく、通読に支障はございません。
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街道をゆく 三十七 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1992年、374p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第三十七巻。「週刊朝日」1991年8月9日号から1992年2月28日号にかけて連載され、1992年に朝日新聞社より四六判単行本として刊行されました。

明治の日本において、東京は欧米の文化を受けとめ地方へと配ってゆく「配電盤」の役割を一手に引き受けていた——著者はそう見立て、その配電盤の中心に位置した本郷という町を歩きます。加賀藩前田家の上屋敷跡に建てられた帝国大学と、その名残である赤門。水戸藩邸、根津権現、湯島天神、無縁坂と岩崎邸、真砂町、追分、そして三四郎池。夏目漱石『三四郎』を導きの糸としながら、著者の筆は江戸から明治への転換そのものへと向かい、森鴎外・樋口一葉・坪内逍遙ら本郷ゆかりの文人たち、さらに朱舜水・近藤重蔵・最上徳内・高島秋帆・緒方洪庵といった近代を手繰り寄せた人物群像へと及んでゆきます。前巻『本所深川散歩、神田界隈』と併せ読むことで、幕末から明治への激動がいっそう鮮明に立ちあらわれる構成となっております。

なお本巻は、長らく同シリーズの挿画を担ってきた須田剋太の没後、安野光雅が挿絵を引き継いだ最初の一巻にあたります。司馬遼太郎の足跡を先回りし、あるいは追いかけながら描かれたその線は、以後『オホーツク街道』『北のまほろば』『三浦半島記』『濃尾参州記』へと続いてゆきました。シリーズの造本史における一つの節目として記憶されるべき巻です。装幀は原弘、デザインは熊谷博人。

状態:初版。カバーあり、帯あり。天地小口ともに美本。線引き・書き込みはございません。長く大切に保管されてきた良好な一冊です。帯付の初版単行本は流通量が限られており、シリーズの揃いを補完される方にもお薦めいたします。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1992年 、374p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第三十七巻。「週刊朝日」1991年8月9日号から1992年2月28日号にかけて連載され、1992年に朝日新聞社より四六判単行本として刊行されました。 明治の日本において、東京は欧米の文化を受けとめ地方へと配ってゆく「配電盤」の役割を一手に引き受けていた——著者はそう見立て、その配電盤の中心に位置した本郷という町を歩きます。加賀藩前田家の上屋敷跡に建てられた帝国大学と、その名残である赤門。水戸藩邸、根津権現、湯島天神、無縁坂と岩崎邸、真砂町、追分、そして三四郎池。夏目漱石『三四郎』を導きの糸としながら、著者の筆は江戸から明治への転換そのものへと向かい、森鴎外・樋口一葉・坪内逍遙ら本郷ゆかりの文人たち、さらに朱舜水・近藤重蔵・最上徳内・高島秋帆・緒方洪庵といった近代を手繰り寄せた人物群像へと及んでゆきます。前巻『本所深川散歩、神田界隈』と併せ読むことで、幕末から明治への激動がいっそう鮮明に立ちあらわれる構成となっております。 なお本巻は、長らく同シリーズの挿画を担ってきた須田剋太の没後、安野光雅が挿絵を引き継いだ最初の一巻にあたります。司馬遼太郎の足跡を先回りし、あるいは追いかけながら描かれたその線は、以後『オホーツク街道』『北のまほろば』『三浦半島記』『濃尾参州記』へと続いてゆきました。シリーズの造本史における一つの節目として記憶されるべき巻です。装幀は原弘、デザインは熊谷博人。 状態:初版。カバーあり、帯あり。天地小口ともに美本。線引き・書き込みはございません。長く大切に保管されてきた良好な一冊です。帯付の初版単行本は流通量が限られており、シリーズの揃いを補完される方にもお薦めいたします。
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街道をゆく 二十七 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和60年、384p、19cm、1
司馬遼太郎『街道をゆく』第二十七巻。朝日新聞社、昭和61年(1986年)刊、初版。『週刊朝日』連載をまとめた紀行エッセイの単行本版で、「因幡・伯耆のみち」「檮原街道(脱藩のみち)」の二篇を収録しております。

前篇「因幡・伯耆のみち」は、著者が近所の町医・安住先生の故郷を訪ねてみようと思い立ったことから始まる鳥取の旅。因幡の白兎神話で知られる海岸、大伴家持ゆかりの地、因幡采女のうたなど古代文化の層を辿りながら、この地がかつて農法・農具の先進地であった歴史に光をあて、現在の過疎という印象とは異なる一面を描き出しております。

後篇「檮原街道(脱藩のみち)」は、坂本龍馬をはじめ多くの土佐人が土佐から伊予へと越えた脱藩の道を歩いた記録。「遺産としての水田構造」「自由のための脱藩」「土佐人の心」「佐川夜話」「世間への黙劇」などの章を通じ、脱藩者が通るあいだ「目をつぶっていた」という番所役人の子孫までが登場いたします。革命の果実を得ることなく倒れた者たちへ向けられた著者のまなざしが、南国らしい明るさのなかに静かに沈められた一巻です。

装幀は原弘、デザインは熊谷博人、挿絵は須田剋太。のちに文庫版・ワイド版が刊行されておりますが、須田剋太の挿絵の版面の大きさ、本文組の余裕は単行本ならではのもので、四六判上製の造本そのものが本シリーズの読書体験を形づくっております。

【状態】カバーあり(袖にシール痕あり)。帯なし。天地小口美本。線引き・書き込みは一切ございません。本文良好。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和60年 、384p 、19cm 、1
司馬遼太郎『街道をゆく』第二十七巻。朝日新聞社、昭和61年(1986年)刊、初版。『週刊朝日』連載をまとめた紀行エッセイの単行本版で、「因幡・伯耆のみち」「檮原街道(脱藩のみち)」の二篇を収録しております。 前篇「因幡・伯耆のみち」は、著者が近所の町医・安住先生の故郷を訪ねてみようと思い立ったことから始まる鳥取の旅。因幡の白兎神話で知られる海岸、大伴家持ゆかりの地、因幡采女のうたなど古代文化の層を辿りながら、この地がかつて農法・農具の先進地であった歴史に光をあて、現在の過疎という印象とは異なる一面を描き出しております。 後篇「檮原街道(脱藩のみち)」は、坂本龍馬をはじめ多くの土佐人が土佐から伊予へと越えた脱藩の道を歩いた記録。「遺産としての水田構造」「自由のための脱藩」「土佐人の心」「佐川夜話」「世間への黙劇」などの章を通じ、脱藩者が通るあいだ「目をつぶっていた」という番所役人の子孫までが登場いたします。革命の果実を得ることなく倒れた者たちへ向けられた著者のまなざしが、南国らしい明るさのなかに静かに沈められた一巻です。 装幀は原弘、デザインは熊谷博人、挿絵は須田剋太。のちに文庫版・ワイド版が刊行されておりますが、須田剋太の挿絵の版面の大きさ、本文組の余裕は単行本ならではのもので、四六判上製の造本そのものが本シリーズの読書体験を形づくっております。 【状態】カバーあり(袖にシール痕あり)。帯なし。天地小口美本。線引き・書き込みは一切ございません。本文良好。
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街道をゆく 三十三 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1989年、384p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第三十三巻。『週刊朝日』一九八八年九月二日号から翌八九年三月三十一日号にかけて連載された「白河・会津のみち」と「赤坂散歩」の二篇を収めます。

前篇は、平安の歌人たちが憧れつづけた「みちのく」の入口・白河の関から筆を起こし、戊辰戦争の激戦地となった白河を経て、会津若松へと歩を進める紀行です。著者は会津藩と松平容保に対して強い同情を隠さず、その筆致はシリーズのなかでもとりわけ重く、深い。最澄と教義を論じ合った会津の高僧・徳一、日本最初のイコン画家として知られる山下りんなど、東北の精神史を掘り起こす挿話も見どころとなっています。後篇「赤坂散歩」は、以後長く続く『街道をゆく』東京編の第一作にあたります。氷川坂・清水谷のあたりを歩きながら、高橋是清、乃木希典、豊川稲荷にゆかりの大岡越前守らを呼び出し、いまは窪地となった溜池の記憶に江戸と近代を重ねてゆきます。

四六判上製。装幀・原弘、デザイン・熊谷博人、挿絵・須田剋太。須田剋太は本書刊行の翌一九九〇年に逝去しており、長年にわたる『街道をゆく』挿絵の最晩年の仕事にあたります。文庫版・ワイド版が広く流通する一方、初版単行本は判型と造本の格、そして挿絵の刷り味において別格で、シリーズを揃えて架蔵される方に向く一冊です。

状態:初版。カバーあり、帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みともにございません。経年を思わせない良好な状態です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費不可 海外発送不可 適格請求
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1989年 、384p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第三十三巻。『週刊朝日』一九八八年九月二日号から翌八九年三月三十一日号にかけて連載された「白河・会津のみち」と「赤坂散歩」の二篇を収めます。 前篇は、平安の歌人たちが憧れつづけた「みちのく」の入口・白河の関から筆を起こし、戊辰戦争の激戦地となった白河を経て、会津若松へと歩を進める紀行です。著者は会津藩と松平容保に対して強い同情を隠さず、その筆致はシリーズのなかでもとりわけ重く、深い。最澄と教義を論じ合った会津の高僧・徳一、日本最初のイコン画家として知られる山下りんなど、東北の精神史を掘り起こす挿話も見どころとなっています。後篇「赤坂散歩」は、以後長く続く『街道をゆく』東京編の第一作にあたります。氷川坂・清水谷のあたりを歩きながら、高橋是清、乃木希典、豊川稲荷にゆかりの大岡越前守らを呼び出し、いまは窪地となった溜池の記憶に江戸と近代を重ねてゆきます。 四六判上製。装幀・原弘、デザイン・熊谷博人、挿絵・須田剋太。須田剋太は本書刊行の翌一九九〇年に逝去しており、長年にわたる『街道をゆく』挿絵の最晩年の仕事にあたります。文庫版・ワイド版が広く流通する一方、初版単行本は判型と造本の格、そして挿絵の刷り味において別格で、シリーズを揃えて架蔵される方に向く一冊です。 状態:初版。カバーあり、帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みともにございません。経年を思わせない良好な状態です。
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街道をゆく 三十二 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1989年、305p、19cm、1
司馬遼太郎の畢生の紀行シリーズ『街道をゆく』第三十二巻。平成元年(1989年)朝日新聞社刊、四六判上製単行本の初版・帯付本です。「阿波紀行」「紀ノ川流域」の二篇を収録しています。

「阿波紀行」は、淡路島から開通まもない大鳴門橋を渡って阿波へ入る旅。渦潮を望み、堂浦の漁師が一本釣り漁法と天然テグスを世に広めた功績に思いを致し、吉野川——四国三郎——を深くさかのぼってゆきます。長曾我部元親、三好長慶、蜂須賀氏、稲田氏といった「兵ども」が阿波の地に刻んだ経営の跡をたどり、藍で栄えた脇町の町並み、阿波おどりの熱気、そして平家落人伝説を伝える祖谷のかづら橋へと筆は及びます。淡路島がなぜ兵庫県に属するのかという問いも、蜂須賀家と稲田家の因縁を通して解きほぐされてゆきます。

「紀ノ川流域」は、在阪の著者にとっては気軽な近郊の旅。高野山を追われた覚鑁が開いた根来寺の豁然たる境内に往時の殷賑をしのび、鉄砲を操った根来衆・雑賀衆の強悍さ、秀吉軍が残した弾痕に中世の終焉を読み取ります。日前宮の圧倒的な森の下を歩きながら「木の国」紀伊の芯に触れる一篇です。

装幀・原弘、デザイン・熊谷博人、挿絵・須田剋太。須田剋太の力強い挿画が本文と響き合う造本は、文庫版では味わうことのできない単行本ならではの魅力です。とりわけ本書は帯を伴っており、刊行当時の姿をそのままに留めております。

【状態】カバーあり。帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みなし。経年を考慮すれば良好な一冊です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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¥1,100 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1989年 、305p 、19cm 、1
司馬遼太郎の畢生の紀行シリーズ『街道をゆく』第三十二巻。平成元年(1989年)朝日新聞社刊、四六判上製単行本の初版・帯付本です。「阿波紀行」「紀ノ川流域」の二篇を収録しています。 「阿波紀行」は、淡路島から開通まもない大鳴門橋を渡って阿波へ入る旅。渦潮を望み、堂浦の漁師が一本釣り漁法と天然テグスを世に広めた功績に思いを致し、吉野川——四国三郎——を深くさかのぼってゆきます。長曾我部元親、三好長慶、蜂須賀氏、稲田氏といった「兵ども」が阿波の地に刻んだ経営の跡をたどり、藍で栄えた脇町の町並み、阿波おどりの熱気、そして平家落人伝説を伝える祖谷のかづら橋へと筆は及びます。淡路島がなぜ兵庫県に属するのかという問いも、蜂須賀家と稲田家の因縁を通して解きほぐされてゆきます。 「紀ノ川流域」は、在阪の著者にとっては気軽な近郊の旅。高野山を追われた覚鑁が開いた根来寺の豁然たる境内に往時の殷賑をしのび、鉄砲を操った根来衆・雑賀衆の強悍さ、秀吉軍が残した弾痕に中世の終焉を読み取ります。日前宮の圧倒的な森の下を歩きながら「木の国」紀伊の芯に触れる一篇です。 装幀・原弘、デザイン・熊谷博人、挿絵・須田剋太。須田剋太の力強い挿画が本文と響き合う造本は、文庫版では味わうことのできない単行本ならではの魅力です。とりわけ本書は帯を伴っており、刊行当時の姿をそのままに留めております。 【状態】カバーあり。帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みなし。経年を考慮すれば良好な一冊です。
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街道をゆく 二十九 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和62年、402p、19cm、1
司馬遼太郎の代表的紀行シリーズ『街道をゆく』第二十九巻「秋田県散歩、飛騨紀行」。『週刊朝日』連載をまとめた朝日新聞社版単行本、昭和62年(1987年)初版です。

「秋田県散歩」は、象潟の蚶満寺に戦友を訪ねるところから始まります。秋田空港で乗った個人タクシーの運転手が、かつて占守島に配された兵士であったという冒頭近くの一節は、自らも戦車兵として敗戦を迎えた著者の来歴と静かに響き合い、本シリーズでも忘れがたい場面のひとつです。以後、旅は菅江真澄の足跡、旧奈良家住宅、寒風山、八郎潟をめぐり、鹿角では『自然真営道』の安藤昌益とその発見者・狩野亨吉、さらに近代東洋史学の祖である内藤湖南へと及びます。清明無私な学者たちを追う、著者好みの一巻といえましょう。

「飛騨紀行」は、「飛騨のたくみ」の伝統、春慶塗、左甚五郎の伝説、戦国期の支配者・金森氏がもたらした洗練、鉱山を背景とした富裕の跡をたどります。下界と隔絶した高原の国ゆえに残る「品のよさ」を、著者は繰り返し確かめてゆきます。

題字は棟方志功、挿絵は須田剋太。奥付には装幀・原弘、デザイン・熊谷博人とあります。のちに朝日文庫・ワイド版として広く読まれる本作ですが、四六判単行本の落ち着いた造本は初刊本ならではのものです。

状態:カバーあり、帯なし。天地小口美本。線引き・書き込みはございません。昭和62年初版。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和62年 、402p 、19cm 、1
司馬遼太郎の代表的紀行シリーズ『街道をゆく』第二十九巻「秋田県散歩、飛騨紀行」。『週刊朝日』連載をまとめた朝日新聞社版単行本、昭和62年(1987年)初版です。 「秋田県散歩」は、象潟の蚶満寺に戦友を訪ねるところから始まります。秋田空港で乗った個人タクシーの運転手が、かつて占守島に配された兵士であったという冒頭近くの一節は、自らも戦車兵として敗戦を迎えた著者の来歴と静かに響き合い、本シリーズでも忘れがたい場面のひとつです。以後、旅は菅江真澄の足跡、旧奈良家住宅、寒風山、八郎潟をめぐり、鹿角では『自然真営道』の安藤昌益とその発見者・狩野亨吉、さらに近代東洋史学の祖である内藤湖南へと及びます。清明無私な学者たちを追う、著者好みの一巻といえましょう。 「飛騨紀行」は、「飛騨のたくみ」の伝統、春慶塗、左甚五郎の伝説、戦国期の支配者・金森氏がもたらした洗練、鉱山を背景とした富裕の跡をたどります。下界と隔絶した高原の国ゆえに残る「品のよさ」を、著者は繰り返し確かめてゆきます。 題字は棟方志功、挿絵は須田剋太。奥付には装幀・原弘、デザイン・熊谷博人とあります。のちに朝日文庫・ワイド版として広く読まれる本作ですが、四六判単行本の落ち着いた造本は初刊本ならではのものです。 状態:カバーあり、帯なし。天地小口美本。線引き・書き込みはございません。昭和62年初版。
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街道をゆく:南蛮のみちⅡ 二十三 初版

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 兵庫県神戸市中央区生田町
¥990
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和59年、317p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第二十三巻。昭和59年(1984年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。前巻『南蛮のみちⅠ』でピレネー山脈のバスク地方を歩いた著者が、本巻ではスペインのマドリード周辺をめぐり、さらに国境を越えてポルトガルへと向かいます。

主題は「南蛮とは何であったか」。戦国期の日本に鉄砲とキリスト教をもたらした二つの国を、著者は対照的な兄弟として描き出します。イスラム文化の影を色濃く残し、熱情に傾くスペイン。内向的で羞恥心が強く、哀愁をおびた民族歌謡ファドを生んだポルトガル。エンリケ航海王子に始まる大航海時代の栄光と、そこからの長い退潮。二国の来歴をたどる筆は、やがてザビエルとイエズス会を経て、日本が最初に出会った西洋の姿へと接続されていきます。海外編『街道をゆく』のなかでも世界史の見取図として読み応えのある一巻です。なお前篇にあたる『南蛮のみちⅠ』は、刊行年の昭和59年に日本文学大賞を受賞しております。

昭和46年に「週刊朝日」で連載が始まり、平成8年の著者逝去まで四半世紀にわたって書き継がれた本シリーズは全43巻を数えます。挿絵は連載開始から長く同行した須田剋太。四六判単行本は、のちの朝日文庫版・ワイド版とは異なる落ち着いた佇まいを保っております。

状態:カバーあり、帯はございません。天地小口は美本。線引き・書き込みともにありません。刊行から四十年を経た本としては良好な状態です。送料込み。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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¥990
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和59年 、317p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第二十三巻。昭和59年(1984年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。前巻『南蛮のみちⅠ』でピレネー山脈のバスク地方を歩いた著者が、本巻ではスペインのマドリード周辺をめぐり、さらに国境を越えてポルトガルへと向かいます。 主題は「南蛮とは何であったか」。戦国期の日本に鉄砲とキリスト教をもたらした二つの国を、著者は対照的な兄弟として描き出します。イスラム文化の影を色濃く残し、熱情に傾くスペイン。内向的で羞恥心が強く、哀愁をおびた民族歌謡ファドを生んだポルトガル。エンリケ航海王子に始まる大航海時代の栄光と、そこからの長い退潮。二国の来歴をたどる筆は、やがてザビエルとイエズス会を経て、日本が最初に出会った西洋の姿へと接続されていきます。海外編『街道をゆく』のなかでも世界史の見取図として読み応えのある一巻です。なお前篇にあたる『南蛮のみちⅠ』は、刊行年の昭和59年に日本文学大賞を受賞しております。 昭和46年に「週刊朝日」で連載が始まり、平成8年の著者逝去まで四半世紀にわたって書き継がれた本シリーズは全43巻を数えます。挿絵は連載開始から長く同行した須田剋太。四六判単行本は、のちの朝日文庫版・ワイド版とは異なる落ち着いた佇まいを保っております。 状態:カバーあり、帯はございません。天地小口は美本。線引き・書き込みともにありません。刊行から四十年を経た本としては良好な状態です。送料込み。

街道をゆく 五 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,430 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和49年、389p、19cm、1
司馬遼太郎の紀行エッセイ『街道をゆく』第五巻「モンゴル紀行」。昭和49年(1974年)朝日新聞社刊、初版。挿画は須田剋太。

昭和48年(1973年)、日本とモンゴルの国交正常化からまもない時期に実現した、著者念願のモンゴル取材の記録です。当時は直行便がなく、新潟からソ連のハバロフスク、イルクーツクを経由してウランバートルへ入るという旅程でした。著者は大阪外事専門学校(現・大阪外国語大学)蒙古科の出身であり、少年期から中国周辺の遊牧民族に憧れを抱いていた人物です。長く胸中にあった草原の国へようやく足を踏み入れた感慨が、全篇を貫いています。

シリーズ中でも特に詩情の濃い一巻として知られ、南ゴビ草原で須田剋太画伯とともに満天の星空に打たれる場面は、多くの読者が記憶する名場面です。同時に、著者が戦車兵として体験したノモンハン以来の、旧満州・シベリアの地への複雑な思いも随所ににじみ、単なる旅行記にとどまらない厚みを備えています。社会主義体制下のモンゴルとソ連の実相を、これほどの精度で記録した同時代の紀行は多くありません。

現在は朝日文庫版が容易に入手できますが、須田剋太の挿画を単行本の判型で味わえるのは初刊本ならではです。

状態:カバーあり、帯なし。天地小口にやけがございます。線引き・書き込みはございません。本文は良好です。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和49年 、389p 、19cm 、1
司馬遼太郎の紀行エッセイ『街道をゆく』第五巻「モンゴル紀行」。昭和49年(1974年)朝日新聞社刊、初版。挿画は須田剋太。 昭和48年(1973年)、日本とモンゴルの国交正常化からまもない時期に実現した、著者念願のモンゴル取材の記録です。当時は直行便がなく、新潟からソ連のハバロフスク、イルクーツクを経由してウランバートルへ入るという旅程でした。著者は大阪外事専門学校(現・大阪外国語大学)蒙古科の出身であり、少年期から中国周辺の遊牧民族に憧れを抱いていた人物です。長く胸中にあった草原の国へようやく足を踏み入れた感慨が、全篇を貫いています。 シリーズ中でも特に詩情の濃い一巻として知られ、南ゴビ草原で須田剋太画伯とともに満天の星空に打たれる場面は、多くの読者が記憶する名場面です。同時に、著者が戦車兵として体験したノモンハン以来の、旧満州・シベリアの地への複雑な思いも随所ににじみ、単なる旅行記にとどまらない厚みを備えています。社会主義体制下のモンゴルとソ連の実相を、これほどの精度で記録した同時代の紀行は多くありません。 現在は朝日文庫版が容易に入手できますが、須田剋太の挿画を単行本の判型で味わえるのは初刊本ならではです。 状態:カバーあり、帯なし。天地小口にやけがございます。線引き・書き込みはございません。本文は良好です。
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街道をゆく:濃尾参州記 四十三 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,760 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1996年、123p、19cm、1
司馬遼太郎の紀行文集『街道をゆく』全四十三巻の最終巻。1996年(平成8年)11月1日、朝日新聞社刊、初版。四六判ハードカバー。

1971年(昭和46年)に「週刊朝日」で連載を開始した『街道をゆく』は、国内外七十二の街道をめぐり、二十五年にわたって書き継がれました。本巻「濃尾参州記」は1996年1月19日号から3月15日号にかけて掲載されたもので、同年2月12日の著者急逝により未完のまま絶筆となった作品です。

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康という三英傑を生みながら、長く『街道をゆく』の空白地帯であった美濃・尾張・三河を扱います。「東方からの馬蹄」「田楽ケ窪」「襲撃」「後水尾・春庭・綾子」「高月院」「蜂須賀小六」「家康の本質」の七話を収録。桶狭間へ向かう信長の道筋から筆を起こし、徳川発祥の地・松平郷を訪ね、家康という人物の本質へと分け入っていく途上で筆は絶たれています。体調をおして書き継がれた最後の文章であり、司馬史観の到達点を示す一篇として読み継がれてきました。

挿画は安野光雅。1990年に没した須田剋太に代わり第三十七巻より本シリーズの絵を担当し、本巻が最後の仕事となりました。題字は棟方志功、装幀は原弘。民藝運動ゆかりの作家たちが手がけた造本は、文庫版では味わえない本シリーズ単行本ならではの魅力です。巻末には全四十三巻の踏破地を一望する「全足跡地図」を収録しており、シリーズ全体を締めくくる資料としても価値があります。

状態:カバーあり、帯あり。天地小口は美本。線引き・書き込みはございません。初版・帯付でこの状態のものは市場での出現頻度が高くありません。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1996年 、123p 、19cm 、1
司馬遼太郎の紀行文集『街道をゆく』全四十三巻の最終巻。1996年(平成8年)11月1日、朝日新聞社刊、初版。四六判ハードカバー。 1971年(昭和46年)に「週刊朝日」で連載を開始した『街道をゆく』は、国内外七十二の街道をめぐり、二十五年にわたって書き継がれました。本巻「濃尾参州記」は1996年1月19日号から3月15日号にかけて掲載されたもので、同年2月12日の著者急逝により未完のまま絶筆となった作品です。 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康という三英傑を生みながら、長く『街道をゆく』の空白地帯であった美濃・尾張・三河を扱います。「東方からの馬蹄」「田楽ケ窪」「襲撃」「後水尾・春庭・綾子」「高月院」「蜂須賀小六」「家康の本質」の七話を収録。桶狭間へ向かう信長の道筋から筆を起こし、徳川発祥の地・松平郷を訪ね、家康という人物の本質へと分け入っていく途上で筆は絶たれています。体調をおして書き継がれた最後の文章であり、司馬史観の到達点を示す一篇として読み継がれてきました。 挿画は安野光雅。1990年に没した須田剋太に代わり第三十七巻より本シリーズの絵を担当し、本巻が最後の仕事となりました。題字は棟方志功、装幀は原弘。民藝運動ゆかりの作家たちが手がけた造本は、文庫版では味わえない本シリーズ単行本ならではの魅力です。巻末には全四十三巻の踏破地を一望する「全足跡地図」を収録しており、シリーズ全体を締めくくる資料としても価値があります。 状態:カバーあり、帯あり。天地小口は美本。線引き・書き込みはございません。初版・帯付でこの状態のものは市場での出現頻度が高くありません。
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街道をゆく:南蛮のみちⅠ 二十二 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,430 (送料:¥0~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和59年、525p、19cm、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第二十二巻。昭和59年(1984年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。「週刊朝日」昭和58年連載分にあたり、フランシスコ・ザビエルとイグナチオ・デ・ロヨラを生んだ土地——ピレネー山脈をはさんでフランスとスペインにまたがるバスクの地——を訪ねた一巻です。

旅はパリの学生街カルチェ・ラタンから始まります。十六世紀、この街でザビエルとロヨラは出会いました。著者はそこから南へ下り、ピレネーの村々を抜けてザビエル城へ、さらにパンプローナ、サン・セバスチャン、ビトリアへと歩を進めます。系統不明の言語であるバスク語、独自の民族意識、大国のはざまで生き抜いてきた少数者の矜持。日本史の教科書に一行で登場するあのザビエルという人物が、その出自の風土とともに立体的に立ち上がってきます。「少数であることの意味」を問う視線はシリーズ中でも屈指の深度に達しており、海外編『街道をゆく』の代表作として読み継がれてきた巻です。

昭和46年に「週刊朝日」で連載が始まり、平成8年の著者逝去まで四半世紀にわたって書き継がれた本シリーズは全43巻を数えます。挿絵は連載開始から長く同行した須田剋太。四六判単行本は、のちの朝日文庫版・ワイド版とは異なる落ち着いた佇まいを保っております。

状態:カバーあり、帯はございません。天地小口は美本。線引き・書き込みともにありません。刊行から四十年を経た本としては良好な状態です。※送料込み(もう一冊同梱できますのでご検討ください。送料追加なし)
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和59年 、525p 、19cm 、1
司馬遼太郎のライフワーク『街道をゆく』第二十二巻。昭和59年(1984年)朝日新聞社刊、四六判単行本の初版です。「週刊朝日」昭和58年連載分にあたり、フランシスコ・ザビエルとイグナチオ・デ・ロヨラを生んだ土地——ピレネー山脈をはさんでフランスとスペインにまたがるバスクの地——を訪ねた一巻です。 旅はパリの学生街カルチェ・ラタンから始まります。十六世紀、この街でザビエルとロヨラは出会いました。著者はそこから南へ下り、ピレネーの村々を抜けてザビエル城へ、さらにパンプローナ、サン・セバスチャン、ビトリアへと歩を進めます。系統不明の言語であるバスク語、独自の民族意識、大国のはざまで生き抜いてきた少数者の矜持。日本史の教科書に一行で登場するあのザビエルという人物が、その出自の風土とともに立体的に立ち上がってきます。「少数であることの意味」を問う視線はシリーズ中でも屈指の深度に達しており、海外編『街道をゆく』の代表作として読み継がれてきた巻です。 昭和46年に「週刊朝日」で連載が始まり、平成8年の著者逝去まで四半世紀にわたって書き継がれた本シリーズは全43巻を数えます。挿絵は連載開始から長く同行した須田剋太。四六判単行本は、のちの朝日文庫版・ワイド版とは異なる落ち着いた佇まいを保っております。 状態:カバーあり、帯はございません。天地小口は美本。線引き・書き込みともにありません。刊行から四十年を経た本としては良好な状態です。※送料込み(もう一冊同梱できますのでご検討ください。送料追加なし)
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1_ 二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ) 司馬 遼太郎 (しば りょうたろう) 170451

盛高書店
 岩手県盛岡市南大通
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街道をゆく 九 初版

ブックソサエティ
 兵庫県神戸市中央区生田町
¥880 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、昭和52年、451p、19cm、1
昭和52年(1977年)朝日新聞社刊、初版。『週刊朝日』連載の紀行文学『街道をゆく』第九巻です。新潟の低湿地に稲作の苦闘の歴史をたどる「潟のみち」、兵庫県の揖保川流域から古湊・室津を歩く「播州揖保川・室津みち」、空海と高野聖に思いを馳せる「高野山みち」、真田氏ゆかりの地に中世信濃の武士団を追う「信州佐久平みち」の四篇を収録しています。

執筆は昭和50年から51年にかけて。「信州佐久平みち」では旅の途中で前首相逮捕の報に接するなど、土地と開発をめぐる同時代への視線が随所に差し込まれており、歴史紀行であると同時に一九七〇年代の日本の地方を記録した見聞録ともなっています。「播州揖保川・室津みち」では龍野を訪ね、三木露風「赤とんぼ」の風土にも筆が及びます。

本シリーズの昭和期刊行版は、題字を版画家・棟方志功、装丁を染色工芸家・芹沢銈介が手がけており、いずれも民藝運動を代表する作家による仕事です。文庫版・電子版が広く流通する現在、この装丁で読めるのは当時の単行本のみとなります。

状態:カバーあり(一部に破れの修復跡がございます)。帯はございません。天地小口にやけ少あり。線引き・書き込みは一切ございません。本文良好、通読に支障ございません。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、昭和52年 、451p 、19cm 、1
昭和52年(1977年)朝日新聞社刊、初版。『週刊朝日』連載の紀行文学『街道をゆく』第九巻です。新潟の低湿地に稲作の苦闘の歴史をたどる「潟のみち」、兵庫県の揖保川流域から古湊・室津を歩く「播州揖保川・室津みち」、空海と高野聖に思いを馳せる「高野山みち」、真田氏ゆかりの地に中世信濃の武士団を追う「信州佐久平みち」の四篇を収録しています。 執筆は昭和50年から51年にかけて。「信州佐久平みち」では旅の途中で前首相逮捕の報に接するなど、土地と開発をめぐる同時代への視線が随所に差し込まれており、歴史紀行であると同時に一九七〇年代の日本の地方を記録した見聞録ともなっています。「播州揖保川・室津みち」では龍野を訪ね、三木露風「赤とんぼ」の風土にも筆が及びます。 本シリーズの昭和期刊行版は、題字を版画家・棟方志功、装丁を染色工芸家・芹沢銈介が手がけており、いずれも民藝運動を代表する作家による仕事です。文庫版・電子版が広く流通する現在、この装丁で読めるのは当時の単行本のみとなります。 状態:カバーあり(一部に破れの修復跡がございます)。帯はございません。天地小口にやけ少あり。線引き・書き込みは一切ございません。本文良好、通読に支障ございません。
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街道をゆく:オランダ紀行 三十五 初版

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 兵庫県神戸市中央区生田町
¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1991年、497p、19cm、1
朝日新聞社刊『街道をゆく』第三十五巻、四六判単行本の初版・帯付です。『週刊朝日』1989年12月1日号から1990年8月31日号にかけて連載された、シリーズ屈指の海外編にあたります。

アムステルダムを起点に、レンブラント、ルーベンス、そしてゴッホへと絵画をめぐる思索を重ねながら、干拓と堤防によって築かれた低地の国の成り立ちを訪ね歩きます。エラスムス、スピノザ、グロティウスといった知性を生んだ自律と寛容の気風、東インド会社に象徴される商業合理主義、さらにはシーボルトやポンペを介した日蘭交渉史へと、著者の関心は縦横に広がってゆきます。「フランダースの犬」の舞台をたどる章も収められ、ベルギーにも足を延ばした一巻です。

また本巻は、連載開始から二十年にわたって同行取材を続けた画家・須田剋太が、病のため初めて旅に加われなかった巻としても知られています。代役を立てることをせず、著者自身のスケッチが誌面を支えました。須田剋太は連載のさなか1990年に世を去っており、長い伴走の終わりを画する巻でもあります。

題字・棟方志功、装幀・原弘、デザイン・熊谷博人。文庫版では味わうことのできない、単行本ならではの造本です。

状態:カバーあり、帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みなし。
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¥1,210 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1991年 、497p 、19cm 、1
朝日新聞社刊『街道をゆく』第三十五巻、四六判単行本の初版・帯付です。『週刊朝日』1989年12月1日号から1990年8月31日号にかけて連載された、シリーズ屈指の海外編にあたります。 アムステルダムを起点に、レンブラント、ルーベンス、そしてゴッホへと絵画をめぐる思索を重ねながら、干拓と堤防によって築かれた低地の国の成り立ちを訪ね歩きます。エラスムス、スピノザ、グロティウスといった知性を生んだ自律と寛容の気風、東インド会社に象徴される商業合理主義、さらにはシーボルトやポンペを介した日蘭交渉史へと、著者の関心は縦横に広がってゆきます。「フランダースの犬」の舞台をたどる章も収められ、ベルギーにも足を延ばした一巻です。 また本巻は、連載開始から二十年にわたって同行取材を続けた画家・須田剋太が、病のため初めて旅に加われなかった巻としても知られています。代役を立てることをせず、著者自身のスケッチが誌面を支えました。須田剋太は連載のさなか1990年に世を去っており、長い伴走の終わりを画する巻でもあります。 題字・棟方志功、装幀・原弘、デザイン・熊谷博人。文庫版では味わうことのできない、単行本ならではの造本です。 状態:カバーあり、帯あり。天地小口美本。線引き・書き込みなし。
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街道をゆく:三浦半島記 四十二 初版

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¥1,500 (送料:¥220~)
司馬遼太郎 著、朝日新聞社、1996年、371p、19cm、1
『街道をゆく』シリーズ第四十二巻。1996年(平成8年)朝日新聞社刊、四六判ハードカバー、371頁。「週刊朝日」連載をまとめた一冊です。

横浜のホテルに逗留し、勤め人のように通いながら取材するという異例の方法で、著者は目の前の小さな半島を歩きました。鎌倉では朝比奈切通しをたどり、源頼朝と三浦一族の興亡を追いながら、武士という階層の発生と日本の「中世」の成立を根本から問い直します。横須賀に移れば、記念艦として保存される戦艦「三笠」を再訪し、『坂の上の雲』取材当時の秘話を書き留め、さらに小栗上野介忠順や坂本龍馬の妻お龍の墓にまで筆が及びます。日本史を旋回させた舞台が、ごく狭い土地に凝縮していることを描き出した紀行です。

著者は本書刊行の直前、1996年2月12日に急逝しました。続く第四十三巻『濃尾参州記』が未完に終わったため、本巻はシリーズ中、著者自身が最後まで書き上げた最終の一巻となります。

挿画は安野光雅。長く本シリーズを支えた須田剋太の没後、第三十七巻より引き継いだものです。題字は棟方志功、装幀は原弘、デザインは熊谷博人。民藝運動につらなる作家たちが手がけた造本は、文庫版では味わえない本シリーズ単行本ならではの魅力です。

状態:初版。カバーあり、帯あり。天地小口ともに美本。線引き・書き込みは一切ございません。単行本、それも帯を伴った状態で市場に出る機会は限られております。
クリックポスト(厚さ3cmまで)にて発送いたします。220円 厚さ3cmを超える場合は、レターパックプラスにて発送します。600円 いずれも日本郵便の追跡可能です。
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司馬遼太郎 著 、朝日新聞社 、1996年 、371p 、19cm 、1
『街道をゆく』シリーズ第四十二巻。1996年(平成8年)朝日新聞社刊、四六判ハードカバー、371頁。「週刊朝日」連載をまとめた一冊です。 横浜のホテルに逗留し、勤め人のように通いながら取材するという異例の方法で、著者は目の前の小さな半島を歩きました。鎌倉では朝比奈切通しをたどり、源頼朝と三浦一族の興亡を追いながら、武士という階層の発生と日本の「中世」の成立を根本から問い直します。横須賀に移れば、記念艦として保存される戦艦「三笠」を再訪し、『坂の上の雲』取材当時の秘話を書き留め、さらに小栗上野介忠順や坂本龍馬の妻お龍の墓にまで筆が及びます。日本史を旋回させた舞台が、ごく狭い土地に凝縮していることを描き出した紀行です。 著者は本書刊行の直前、1996年2月12日に急逝しました。続く第四十三巻『濃尾参州記』が未完に終わったため、本巻はシリーズ中、著者自身が最後まで書き上げた最終の一巻となります。 挿画は安野光雅。長く本シリーズを支えた須田剋太の没後、第三十七巻より引き継いだものです。題字は棟方志功、装幀は原弘、デザインは熊谷博人。民藝運動につらなる作家たちが手がけた造本は、文庫版では味わえない本シリーズ単行本ならではの魅力です。 状態:初版。カバーあり、帯あり。天地小口ともに美本。線引き・書き込みは一切ございません。単行本、それも帯を伴った状態で市場に出る機会は限られております。
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