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「日本の印象」の検索結果
54件

印象派の超克 近代日本における西洋美術受容の言説史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,700
松本和也 著、思文閣出版、2025年10月、336p、A5判
モネやルノワールなど、日本人がこよなく愛する印象派は、どのようにして日本の美術界に受け容れられてきたのか?
明治後期に流れこんだ印象派は、日本の洋画界に新たな波をもたらした。なかでも「日本のモネ」と称された洋画家・山脇信徳は、その絵画表現によって注目を集め、印象派の是非をめぐる論争の渦中に立った。第三回文展で褒賞となった《停車場の朝》や、その数年後に描かれた《夕日》などの山脇作品は、画壇・文壇を横断した二度の大論争を巻き起こす。それは、印象派以降の西洋美術が日本に受容される際に生じる反発や葛藤の、いわば象徴的事例であった。
本書では、山脇信徳とその絵画表現を結節点として、齋藤輿里、高村光太郎、岸田劉生、そして白樺派など、時代のキーパーソンの言論を丹念に読み解きながら、西洋美術の新潮流が日本にもたらした文化的衝突、そしてそれがしだいに「日本化」され超克されていくさまを明らかにしていく。

目次

はじめに 日本の印象派


第一章 山脇信徳へのアプローチ――洋画史・〝日本のモネ〟・言説史
第二章 西洋美術の新傾向をめぐる言説史――印象派、ポスト印象派を中心に
第三章 帰朝する新進洋画家――パイオニアとしての有島生馬・齋藤與里・高村光太郎


第四章 「生の芸術」論争・再考――「DAS LEBEN」/「地方色」からみた山脇信徳《停車場の朝》
第五章 山脇信徳作品展覧会をめぐる「絵画の約束」論争・再考――「自己」か「公衆」か
第六章 山脇信徳「断片」の歴史的意義──フォーヴィスム/エキスプレッショニズムへ


第七章 「自然」と「生活」をめぐる岸田劉生の芸術論――白樺派言説を補助線として
第八章 ヒュウザン会(フュウザン会)展覧会の同時代評価──印象派以降の展開
第九章 「心的印象」を象徴的に描くこと──萬鐵五郎の「新しい原始時代」

結論 印象派の超克

初出一覧
あとがき

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7,700
松本和也 著 、思文閣出版 、2025年10月 、336p 、A5判
モネやルノワールなど、日本人がこよなく愛する印象派は、どのようにして日本の美術界に受け容れられてきたのか? 明治後期に流れこんだ印象派は、日本の洋画界に新たな波をもたらした。なかでも「日本のモネ」と称された洋画家・山脇信徳は、その絵画表現によって注目を集め、印象派の是非をめぐる論争の渦中に立った。第三回文展で褒賞となった《停車場の朝》や、その数年後に描かれた《夕日》などの山脇作品は、画壇・文壇を横断した二度の大論争を巻き起こす。それは、印象派以降の西洋美術が日本に受容される際に生じる反発や葛藤の、いわば象徴的事例であった。 本書では、山脇信徳とその絵画表現を結節点として、齋藤輿里、高村光太郎、岸田劉生、そして白樺派など、時代のキーパーソンの言論を丹念に読み解きながら、西洋美術の新潮流が日本にもたらした文化的衝突、そしてそれがしだいに「日本化」され超克されていくさまを明らかにしていく。 目次 はじめに 日本の印象派 Ⅰ 第一章 山脇信徳へのアプローチ――洋画史・〝日本のモネ〟・言説史 第二章 西洋美術の新傾向をめぐる言説史――印象派、ポスト印象派を中心に 第三章 帰朝する新進洋画家――パイオニアとしての有島生馬・齋藤與里・高村光太郎 Ⅱ 第四章 「生の芸術」論争・再考――「DAS LEBEN」/「地方色」からみた山脇信徳《停車場の朝》 第五章 山脇信徳作品展覧会をめぐる「絵画の約束」論争・再考――「自己」か「公衆」か 第六章 山脇信徳「断片」の歴史的意義──フォーヴィスム/エキスプレッショニズムへ Ⅲ 第七章 「自然」と「生活」をめぐる岸田劉生の芸術論――白樺派言説を補助線として 第八章 ヒュウザン会(フュウザン会)展覧会の同時代評価──印象派以降の展開 第九章 「心的印象」を象徴的に描くこと──萬鐵五郎の「新しい原始時代」 結論 印象派の超克 初出一覧 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。

列島の日本美術史 知られざる美の交錯

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,950
古田 亮 編著、ミネルヴァ書房、2025、416p、A5判
この列島で展開された日本美術とは本当はどのようなものだったのか。これまで語られてきた日本美術史では見えなかったもうひとつの日本美術史がある。列島の各地域にはそれぞれ気概を持った画家がいた。そしてそれを研究する各地域の美術館の学芸員がいる。その画家は京都・江戸などの画家と相互に交流し、引き合い高め合った。各地域の美が交錯することで現在の重層的な日本美術の土台を形成することができたのではないか。本書は今まで見えなかった新しい日本美術の形を提示する。
目次
はしがき
序 章 列島の日本美術史――ミュゼオロジーの視点から
第Ⅰ部 近世篇
第1章 雲谷等顔(一五四七~一六一八)――雪舟を継いだ画家の実像
第2章 月 僊(一七四一~一八〇九)――名古屋生まれの奇僧 絵筆で人々を救う
第3章 亜欧堂田善(一七四八~一八二二)――銅版技法の大成者
第4章 蠣崎波響(一七六四~一八二六)――北辺の武人画家
第5章 島田(谷)元旦(一七七八~一八四〇)――文晁の弟、高位の士分にして画を能くす
第Ⅱ部 幕末明治篇
第6章 平福穂庵(一八四四~一八九〇)――旅の中に拓いた画業
第7章 野口小蘋(一八四七~一九一七)――近代を代表する女性画家
第8章 五姓田義松(一八五五~一九一五)――旅する画家
第9章 彭城貞徳(一八五八~一九三九)――長崎における近代洋画の先駆者
第Ⅲ部 近代篇
第10章 小杉放菴(一八八一~一九六四)――多彩なる画家
第11章 児島虎次郎(一八八一~一九二九)――異文化交流の土壌を整えし者
第12章 南薫造(一八八三~一九五〇)――“日本の印象派”
第13章 萬鐵五郎(一八八五~一九二七)――未踏の絵画表現に挑んだ画家
第14章 小早川秋聲(一八八五~一九七四)――「抒情ロマンチシズム」の画家として
第15章 廣島晃甫(一八八九~一九五一)――翻弄された大正期個性表現の精神
第16章 不染鉄(一八九一~一九七六)――漂泊の画家
第17章 山口蓬春(一八九三~一九七一)――新日本画の創造、伝統美と新しい生命の追求
第18章 南風原朝光(一九〇四~一九六一)――彷徨の画家
第19章 松本竣介(一九一二~一九四八)――戦争を生きた自己省察の画家
あとがき
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古田 亮 編著 、ミネルヴァ書房 、2025 、416p 、A5判
この列島で展開された日本美術とは本当はどのようなものだったのか。これまで語られてきた日本美術史では見えなかったもうひとつの日本美術史がある。列島の各地域にはそれぞれ気概を持った画家がいた。そしてそれを研究する各地域の美術館の学芸員がいる。その画家は京都・江戸などの画家と相互に交流し、引き合い高め合った。各地域の美が交錯することで現在の重層的な日本美術の土台を形成することができたのではないか。本書は今まで見えなかった新しい日本美術の形を提示する。 目次 はしがき 序 章 列島の日本美術史――ミュゼオロジーの視点から 第Ⅰ部 近世篇 第1章 雲谷等顔(一五四七~一六一八)――雪舟を継いだ画家の実像 第2章 月 僊(一七四一~一八〇九)――名古屋生まれの奇僧 絵筆で人々を救う 第3章 亜欧堂田善(一七四八~一八二二)――銅版技法の大成者 第4章 蠣崎波響(一七六四~一八二六)――北辺の武人画家 第5章 島田(谷)元旦(一七七八~一八四〇)――文晁の弟、高位の士分にして画を能くす 第Ⅱ部 幕末明治篇 第6章 平福穂庵(一八四四~一八九〇)――旅の中に拓いた画業 第7章 野口小蘋(一八四七~一九一七)――近代を代表する女性画家 第8章 五姓田義松(一八五五~一九一五)――旅する画家 第9章 彭城貞徳(一八五八~一九三九)――長崎における近代洋画の先駆者 第Ⅲ部 近代篇 第10章 小杉放菴(一八八一~一九六四)――多彩なる画家 第11章 児島虎次郎(一八八一~一九二九)――異文化交流の土壌を整えし者 第12章 南薫造(一八八三~一九五〇)――“日本の印象派” 第13章 萬鐵五郎(一八八五~一九二七)――未踏の絵画表現に挑んだ画家 第14章 小早川秋聲(一八八五~一九七四)――「抒情ロマンチシズム」の画家として 第15章 廣島晃甫(一八八九~一九五一)――翻弄された大正期個性表現の精神 第16章 不染鉄(一八九一~一九七六)――漂泊の画家 第17章 山口蓬春(一八九三~一九七一)――新日本画の創造、伝統美と新しい生命の追求 第18章 南風原朝光(一九〇四~一九六一)――彷徨の画家 第19章 松本竣介(一九一二~一九四八)――戦争を生きた自己省察の画家 あとがき 人名・事項索引 発送までに3週間ほどかかります。

『自由論』ポーランド語初版 1864年 ルヴフ刊 / Mill, John Stuart, O Wolnosci. Przelozsyl z angielskiego Juliusz Starkel. Lviv: By E. Winiarza for Karol Wild, 1864.

極東書店
 東京都千代田区神田三崎町
369,600
ミル
First edition in Polish. 8vo, [iv], 242, [1]pp, contemporary half calf, small prize stamp partly removed from title-page and repaired, bookseller's stamp to the title and first leaf of text
ポーランド一月蜂起時に翻訳されたミルの代表作。本書は英国の政治哲学者J.S.ミルの代表作であった「自由論」をポーランド語に初めて翻訳した書籍である。翻訳を行ったのはポーランドのダルヌフ出身で、文芸雑誌の他にも政治記事も多く執筆していた文筆家ユリウシュ・スタルケルであった。1863年1月ロシア領ポーランドにおいて一月蜂起が勃発した際に彼はドイツから帰国して蜂起に参加を試みるが、ロシア当局に拘束され、その後ルヴフに逃亡。本書「自由論」の翻訳はその際に取り組むことになった。スタルケルが翻訳に取り組んだ理由は、本書に序言等が無いので具体的には不明であるが、専制や国家権力に対する個人の自由の保障を謳うミルの「自由論」だけに、専制・国家権力=ロシアに対抗する自由の保障=ポーランドの独立を前提の下で翻訳を行ったものと思われる。因みにスタルケルは日本が日露戦争で勝利した1904年に「日本の印象」という書籍を発行している。ロシア帝国を打ち破り短期間で強国となった日本の気風を学ぶべきとの考えから、一貫して対ロシアへの意識は高かったことがわかる。
またこの一月蜂起は、後にポーランドナショナリズムの潮流において「有機的労働」の路線が主流を占めるようになるきっかけとなる事件であった。この路線は、1831年の十一月蜂起、1848年のポーゼン蜂起、そして1863年の一月蜂起の失敗から武装蜂起路線を否定して、合法的な社会・経済・文化活動を通してポーランドの社会発展を図るものであった。スタルケルの「自由論」翻訳も、武装蜂起よりも合法的な知的活動によりポーランドの文化的な復興を果たそうという、この「有機的労働」の潮流を表明していたものと言える。
なお本書はポーランド統一労働者党に対する反体制運動の中心地の一つであったシュチェチンの貸本屋の旧蔵書である。
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369,600
ミル
First edition in Polish. 8vo, [iv], 242, [1]pp, contemporary half calf, small prize stamp partly removed from title-page and repaired, bookseller's stamp to the title and first leaf of text ポーランド一月蜂起時に翻訳されたミルの代表作。本書は英国の政治哲学者J.S.ミルの代表作であった「自由論」をポーランド語に初めて翻訳した書籍である。翻訳を行ったのはポーランドのダルヌフ出身で、文芸雑誌の他にも政治記事も多く執筆していた文筆家ユリウシュ・スタルケルであった。1863年1月ロシア領ポーランドにおいて一月蜂起が勃発した際に彼はドイツから帰国して蜂起に参加を試みるが、ロシア当局に拘束され、その後ルヴフに逃亡。本書「自由論」の翻訳はその際に取り組むことになった。スタルケルが翻訳に取り組んだ理由は、本書に序言等が無いので具体的には不明であるが、専制や国家権力に対する個人の自由の保障を謳うミルの「自由論」だけに、専制・国家権力=ロシアに対抗する自由の保障=ポーランドの独立を前提の下で翻訳を行ったものと思われる。因みにスタルケルは日本が日露戦争で勝利した1904年に「日本の印象」という書籍を発行している。ロシア帝国を打ち破り短期間で強国となった日本の気風を学ぶべきとの考えから、一貫して対ロシアへの意識は高かったことがわかる。 またこの一月蜂起は、後にポーランドナショナリズムの潮流において「有機的労働」の路線が主流を占めるようになるきっかけとなる事件であった。この路線は、1831年の十一月蜂起、1848年のポーゼン蜂起、そして1863年の一月蜂起の失敗から武装蜂起路線を否定して、合法的な社会・経済・文化活動を通してポーランドの社会発展を図るものであった。スタルケルの「自由論」翻訳も、武装蜂起よりも合法的な知的活動によりポーランドの文化的な復興を果たそうという、この「有機的労働」の潮流を表明していたものと言える。 なお本書はポーランド統一労働者党に対する反体制運動の中心地の一つであったシュチェチンの貸本屋の旧蔵書である。

天声人語 : 英和対照 第4集

阿武隈書房
 福島県いわき市平
650
朝日新聞論説委員室 編 ; 朝日イブニングニュース社 訳、原書房、昭和41年、219p、19cm
裸本 表紙少スレ、少ヤケ・シミ
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天声人語 : 英和対照 第4集

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朝日新聞論説委員室 編 ; 朝日イブニングニュース社 訳 、原書房 、昭和41年 、219p 、19cm
裸本 表紙少スレ、少ヤケ・シミ

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