丹治信春 著、講談社、1997年、297p(含む索引)、20cm
カバ=有り。 帯=(やや退色)有り。 月報=無し。 小口=経年並(僅かに酸化シミ)。 頁=「書込み無し」と査定。 旧定価2524+税。 / ホーリズムの哲学(Philosophy of holism) 私たちの発言は、一つ一つの命題がそれぞれ独立に、個々の経験によって確かめられたり、否定されたりするのではない。言説の全体がネットワークを形作り、そのネットワークの周縁にある命題だけが、感覚的経験による判定に接しているのである。そのネットワークに対して否定的な経験があるとき、一つの命題が否定されるのではなく、ネットワーク内部で再調整・修正が起こり言説の全体が変容していくと考える、これがホーリズム(全体論)の哲学である。―裏表紙より。
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