¥1,200
、筑摩書房
、1958
、436p 図版
、23cm
現代文藝評論集(三)
目次
辰野隆
舊友潤一郞/7
僞善者タルチュフ/14
片山敏彥
創造的な理解/21
限りなく人間的なるもの/26
二十世紀文學の人間性/28
渡邊一夫
ある占星師の話/37
架空アメリカ留學記/44
市原豐太
ユトーピア/50
河盛好藏
翻譯論/60
アランの敎訓/69
ヴェルレーヌの生計/74
中島健藏
井伏鱒二/78
岸田國士の生涯/81
善意のゆくえ/86
いまわしい序曲/89
ボードレールと革命/95
神西淸
チェーホフ試論/99
桑原武夫
第二藝術/111
フランス的ということ/118
生島遼一
西洋の小說と日本の小說/131
マルセル・プルースト/140
寺田透
小說と時間/150
バルザック斷章/161
中村眞一郞
『源氏物語』/169
フィクション/178
『嵐』/182
加藤周一
夏目漱石に於ける現實/186
レアリスムと小說/193
本多顯彰
作家の責任/204
トルストイと私/211
プルタークとシェイクスピア/223
深瀨基寬
日本の沙漠のなかに/230
T・E・ヒュームとパスカル/235
エリオットの新しさについて/242
中野好夫
孤高の精神/251
二つの文學/255
フォールスタフ的方法その他/260
ルネサンス人シェイクスピア/264
西村孝次
文學の芽/271
グレアム・グリーン/277
吉田健一
日本で文學が占めている位置/288
日本文學とヨオロッパ/292
小說という觀念/297
竹山道雄
燒跡の審問官/302
手塚富雄
私小說と敎養小說/314
三つの答え/321
阿部六郞
中原中也のこと/325
人間の恢復/326
大審問官とイヷンの惡夢/330
高橋義孝
鷗外の文體/337
マルクス主義文學理論批判/344
林達夫
共產主義的人間/353
歷史の暮方/366
山室靜
現在に於ける文學の立場/369
生命感の歪み/372
冬のおとずれ/380
竹內好
政治と文學/384
解說/405
年譜/429
函 (函ヤケ) 月報 本文良好です。