土屋鷗涯、昭和癸酉(8)年鷗涯筆
■商品詳細
【書名】 土屋鷗涯自筆画帖 大田南畝先生戯吟 歌泉
【巻冊】 特大一帖(28×40㎝)
【著者】 土屋鷗涯
【成立】 昭和癸酉(8)年鷗涯筆
★ 72枚
★ 土屋鷗涯 慶応3(1867)年鶴岡新屋敷で土屋伊敬の長男として誕生。幼名・正太郎、のち親秀。鴎涯は画号である。
鶴岡苗秀学校(朝暘第二小学校の前身)を卒業して広野小学校の授業生となる。長じて鶴岡、酒田、新庄の裁判所に勤務。のち酒田の本立銀行、飽海郡耕地整理組合に就職する。
酒田の生徳寺を宿としたとあるので、酒田に残っている絵や地口灯ろうの鳥羽絵もこのころ描いた作品であろう。また、大正14年に摂政宮が庄内においでの際、絵画19点を台覧に供したという。
★ 幼少のころから絵が巧みで暇さえあれば折手本などで絵画に親しみ、特に師をもたなかったという。長じて鶴岡・酒田・新庄などに職を得、勤務のかたわら文人や著名人らと交わり、画人としての才能を伸ばした。他人から請われれば快く引き受け、軽妙な鳥羽絵風の鴎涯独特の戯画で、天才といわれたようである。
気さくな人柄と交友関係で多く作品が残っていると聞く。昭和41年鶴岡市の致道博物館で「酒井忠宝・土屋鴎涯展」を開催。殿様と鴎涯の絵が並んで人気を呼んだという。
★ 昭和13(1938)年、享年72歳で死去した。
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