米盛裕二 著、勁草書房、1981年2刷、238, 4p、20cm
人間の認識と思考を「記号過程」と捉え、言語・記号一般の論理分析を知識の理論の中心に据えたパース。記号学の創始者パースの全構想をわかりやすく紹介!
【目次】
まえがき
第一章 記号主義
一 記号学と認識論
二 直感的認識の否定
三 思考――推論的表意作用
四 記号、人間、存在
五 スコラ的実在論
六 パース哲学について
第二章 現象学とカテゴリー
一 科学的哲学
二 現象、記号、現象学
三 三つのカテゴリー――その多面性と不還元性
四 第一次性
五 第二次性
六 第三次性
第三章 記号の概念と分類
一 規範科学としての記号学
二 記号学の体系
三 記号の概念
四 記号分析の原理と方法
第四章 諸記号の概説
一 記号それ自体の在り方――性質記号、個別記号、法則記号
二 記号の表意様式――類似記号、指標記号、象徴記号
三 記号の言明様式――名辞、命題、論証
四 論証の三分法――演繹、帰納、アブダクション
五 アブダクション
第五章 プラグマティシズム――論理的解釈内容、習慣、実際的結果
一 解釈内容の概念
二 論理的解釈内容
三 習慣と実際的結果
四 パースとジェイムズ
五 プラグマティシズムの意味論
複数個所に鉛筆、192ページには青ボールペンによる線引きあり。いずれも文字の識別には問題ありません。
表紙周りのスレ、ヨゴレ、ビニカバに細かなキレ。
三方にも薄いヨゴレ。
本文の通読には問題ありません。
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