加藤泰史, 小倉紀蔵, 小島毅 編、法政大学出版局、2021年初版1刷、vi, 538, 6p (本・・・
2021年初版1刷。カバー・帯付属。定価:5,600円+税。
カバー上端に微スレ、帯に小傷みがありますが、それ以外は特に問題はありません。
●内容説明
尊厳の多元化へ。伝統、仏教、儒教、人権、公共、歴史認識、生命と死、そして人間へ。「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、相互理解への道を開く。関連文献の読書案内コラムも付す。
●目次
第1部 日本関係編
・バイオエシックスと生命倫理学の間 : 医学者の「尊厳」理解 / 加藤泰史著
・野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」 / ギブソン松井佳子著
・如空の衆生を度す : 仏教における人間の尊厳と個の尊重 / 前川健一著
・林羅山における自由と身分秩序 : 『性理字義諺解』に着目して / 武田祐樹著
・人間の尊厳と「極東の偉大な諸宗教」 : ヨーロッパの人間観に対するルソーの異議申立て / 松田純著
第2部 中国関係編
・現代新儒家牟宗三のカント理解 / 小島毅著
・中国憲法史における尊厳概念 : その背後にある政治思想 / 中村元哉著
・求むれば則ち之を得、舎つれば則ち之を失ふ : 人間の尊厳に対する儒教の立場からの考究姿勢について / 倪培民著 ; 中澤武訳
・中国の伝統における人権 / スティーブン・C・アングル著 ; 齋藤元紀訳
・儒教的な人間の尊厳に向けて / 王小偉著 ; 陳健成訳
・人間の尊厳の儒教的概念 / 李亜明著 ; 高畑祐人訳
・台湾の終末期医療の法制化における尊厳概念の変遷 : 家族代理決定から自己決定権への道 / 鍾宜錚著
第3部 朝鮮 (韓国) 関係編
・暴力としての歴史認識 / 小倉紀蔵著
・韓国で人間尊厳性概念の開新を目指して公共哲学する : 独話的概念創出から対話的概念開新への試み / 金泰昌著
・社会的生命力の源泉としての尊厳 : 安重根『東洋平和論』を手がかりに / 片岡龍著
・三魂論について : 西洋哲学と朝鮮儒教の出会い / 金光来著
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