岡村吉右衛門 著、衣生活研究会、昭和58年初版、本文191p+実物裂30点貼込み、37x26.8x3・・・
定価85,000円
函欠。
背表紙にラベル剥がし跡、巻頭ページと本体底に大学図書館蔵書印・除籍印、巻末に貸出票ポケット剥がし跡が有ります。
●概要
昭和55年に刊行された『世界の染物』の続編として企画された三部作の第一巻となる染織専門書。
写真や図解だけでなく、著者が蒐集した世界各地で染められた布片(実物裂)がページに直接貼り付けられ、
写真では伝わりきらない実際の生地の質感、糸の太さ、染料の鮮やかさや深みを、
直接手で触れて確かめることができる第一級の資料。
●岡村吉右衛門(おかむら きちえもん、1916年-2002年
日本の染織家、民藝運動家、工芸研究家。
1916年(大正5年): 鳥取県鳥取市に生まれる。
学生時代: 旧制中学時代に民藝運動の創始者である柳宗悦の講演に感銘を受け、民藝運動に参加する。
1933年(昭和8年): 吉田璋也や柳宗悦の紹介により、型絵染の人間国宝である芹沢銈介の工房に入門し、染色を学ぶ。
1938年(昭和13年): 銀座の「たくみ工芸店」にて初個展を開催し、布染めの作家として本格的な活動を始める。
戦後〜晩年: 中国大陸、沖縄、北海道(アイヌ文化)、東南アジア、中南米など、世界各地を歩き、染織を中心とした民俗・工芸の現地調査を実施。
1970年代以降: その膨大な研究・調査の成果をまとめ、編著書を多数刊行。
同時に、布染めの技法を和紙に応用した「型染め版画」の制作にも注力し、
絵文字をモチーフにした作品や、アイヌをテーマにした「蝦夷絵シリーズ」など、独自の版画作品を多数残す。
2002年(平成14年): 逝去(享年86)
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