湯原かの子=解説、日本放送出版会(NHK)、平成3年初版、37.5x36cm
定価9,709円(税別)
外箱に小傷み、図版1枚の余白に微小なシミが1点有る以外は良好の部類です。
●田中一村(たなか いっそん, 1908–1977)
近代日本画壇から距離を保ち、独自の表現を追求し続けた孤高の日本画家。
栃木県に生まれ、幼少期から南画の才能を示し「神童」と称されたが、東京美術学校を中退後は中央画壇の評価とたびたび衝突し、長く不遇の時代を過ごした。
戦後は千葉を拠点に制作を続けるも、日展や院展など主要展覧会で落選を重ね、1958年、50歳で奄美大島へ単身移住。以後、亜熱帯の自然に深く魅せられ、アダン、ソテツ、鳥や昆虫などを主題に、写実性と装飾性を兼ね備えた力強くも繊細な花鳥画を数多く制作。
生前はほとんど顧みられず、没後にNHK「日曜美術館」での特集や回顧展をきっかけに再評価が進み、「日本のゴーギャン」とも呼ばれる存在となった。
現在は奄美大島の田中一村記念美術館をはじめ、全国の美術館で作品が収蔵・展示されています。
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