天理大学附属天理図書館編/〔解題〕石田実洋(宮内庁書陵部編修課主任研究官)、八木書店、平27、1冊
【高精細カラー版】 藤原定家が自ら書写、あるいは雇筆にて書写させた『兵範記』(平信範の日記)の一巻、それに定家自筆になる朝儀の次第書や歌書、文書などを収める。定家も専業の歌人であったわけではなく、まず何といっても朝廷に仕える官人であり、それ相応の家格を獲得する必要があった。本書によって、官人として、あるいは歌人としてだけではない、人間定家の理解が大きく進むことが期待される。<目次>兵範記/射遺事/外記政/釈奠次第/御産七夜次第/定家小本/古今名所/石清水八幡宮権別当田中宗清願文案 【解題】石田実洋
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