黒崎彰、1980年
額(ポスターフレーム)入り。
マージン部の数ヶ所に小ジワが有ります。
●カタログレゾネNo.294『黒のアラベスク』1983年現代の巨匠・世界版画賞展 世界版画賞受賞
1980年制作 木版画1枚(版木:10版16色、用紙:越前鳥の子紙)
限定50部の内、第6番 マージン部に直筆サイン入
額(ポスターフレーム)サイズ:(約)103.4x73.2cm イメージサイズ:(約)79.2x54.8cm シートサイズ:(約)9.4x61.8cm
●作者:黒崎彰(くろさき あきら、1937 - 2019)満州国大連市出身の版画家、京都精華大学名誉教授。 現代木版画家の第一人者。
浮世絵の伝統木版画技法を用いた現代木版画から、紙という素材そのものを生かし造形するペーパーワークまで、幅広い作品を生み出しました。
版画史研究家、版画教育家としても世界的に活躍しました。
小学校5年生で兵庫県学生美術展で特選となり「絵描きになる」と宣言。伊藤継郎の新制作洋画研究所で油彩を習いました。
「絵描きでは飯が食えない」という父親の意見もあって京都工芸繊維大学の工芸学部意匠工芸学科に進学しました。
大学の授業内容が欧米のモダニズム一辺倒なのになじめず、京都の古本屋や浮世絵店通いに明け暮れ、北斎,芳年などの浮世絵、ゴヤ, ムンク, ゴーガンの版画に惹かれていきました。
1965年に油彩とパステル画による初個展を開催するも満足せず、油彩を離れることを決心し、独学で木版画を習得、同年レクイエムを主題にした木版画シリーズを制作しました。
学生時代に結核で生死を彷徨い、カトリックの洗礼を受けて救いを求めた自己の経験から真に迫る作品を創り上げました。
1967年に「哀華」「哀樹」シリーズを発表し、日本版画協会展会友に推挙され、国画会の新人賞を受賞しました。
2000年紫綬褒章受章、2008年瑞宝中綬章受章。
■送料:全国一律1800円
商品の価格、重量に応じゆうメール,ゆうパケット,レターパック,ゆうパックのいずれかで発送致します。
送料のご負担をお願い致します。
弊店は適格請求書発行事業者です。インボイス制度対応の書類を発行致します。
原則、先払いをお願いしておりますが、公費購入(後払い)も承っております。
海外発送にも対応しております。