von Hermann Cohen (哲学者 ヘルマン・コーエン)、A. Töpelmann、191・・・
【pbk】全体的に経年ヤケがあります。表紙全体的に斑点状の小シミ・記名・スレ・端に部分的に小裂け・背の綴じが半分程外れ等、経年による傷みがあります。また三方にシミやスレ、巻末ページの上部余白に紙を剥がした跡、本文一部に鉛筆による線引き (一部書き込み)・古書特有のシミ・上部にシワがあります。それ以外は特に問題はありません。
尚、小口に不揃いは装幀によります。
●シリーズ名:Philosophische Arbeiten (哲学研究) / herausgegeben von Hermann Cohen und Paul Natorp, 10. Bd., 1. Heft
●日本語訳『哲学体系における宗教の概念』の刊行あり
●主な目次訳
・宗教概念の問題:宗教史および形而上学との関係において
・宗教と論理の関係
・宗教と倫理の関係
・宗教と美学の関係
・宗教と心理学の関係
●著者:ヘルマン・コーエン (Hermann Cohen、1842-1918)
ドイツのユダヤ人哲学者。
新カント派マールブルク学派の創設者の1人として知られ、ときに「19世紀で最も重要なユダヤ人哲学者」と称せられます。
熱心なユダヤ教徒の家庭に生まれ、ラビになるべくユダヤ神学校に入学しますが、興味は神学から哲学へ移り、ブレスラウ大学、ベルリン大学で学び、ハレ大学にてアリストテレスに取り組み、学位を取得。数学と自然科学の研究に専念するなかで、カント研究に取り組み、1871年に『純粋理性批判』の注釈書である『カントの経験の理論』 (Kants Theorie der Erfahrung)) を執筆。これがフリードリヒ・アルベルト・ランゲに評価され、1873年にマールブルク大学の講師になり、後にランゲの講座を引継ぎ、哲学正教授になりました。
その後も、『実践理性批判』の注釈書である『カントの倫理学の基礎付け』、『判断力批判』の注釈書である『カントの美学の基礎付け』を出版し、パウル・ナトルプとともに、新カント派マールブルク学派の形成に貢献。
他の主著に『純粋認識の論理学』『純粋意志の倫理学』『純粋感情の美学』『ユダヤ教の源泉からの理性の宗教』など。
弟子に、エルンスト・カッシーラー、フランツ・ローゼンツヴァイクなど。
■送料:全国一律350円
●商品の価格や重量に応じ、日本郵便のゆうメール, ゆうパケット, レターパック, ゆうパックのいずれかで発送いたします。
●送料のご負担をお願いいたします。
●弊店は適格請求書発行事業者です。インボイス制度対応の書類を発行いたします。
●原則、先払いをお願いしておりますが、公費購入(後払い)も承っております。
●海外発送にも対応しております。