ホイートン、1836
First Edition. 2 vols. 8vo, xiv, [ii], 327; vii, [i], 296pp, modern boards
ホイートンはニューヨーク海事裁判所判事、駐プロシア公使を歴任した法律家・外交官の経験からこの『原理』を刊行、同時代の国際的教科書となりました。アメリカ人宣教師ウィリアム・マーチン(中国名:丁?良)が漢訳、その訳語『萬国公法』が日本でも定着しました。日本語訳は明治15年、恵頓(ホウィートン)著、大築拙蔵訳、司法省刊行が最初で、フィッセリングの講義を西周が翻訳したものとともに我が国国際公法書の先駆となったものです。