岡本浩一, 今野裕之 編著、新曜社、2003年6月、320, 23p、20cm
初版 カバー 帯付 カバーヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
バブル崩壊の後、JCO事故、東電の原子炉検査報告隠し、雪印や日本ハムの食品事故など、日本を代表する組織・企業に、つぎつぎと不祥事が発覚しました。その背景のひとつとして、従来の工学的・手続き的な事故管理、危機管理の手法が通用しなくなっている、ということが指摘できます。組織の人間ファクターが重要な鍵を握っているのに、そのことが十分自覚されていないのです。このような問題意識から、本書はうまれました。具体的な事故、事件の経過を追いながら、社会心理学的な問題点を整理、指摘しており、将来の過失を防ぐために、企業の経営者、危機管理責任者、現場責任者のための本。